神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

土佐一宮土佐神社【参拝レポート】

2019年8月16日 2019年08月16日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、高知県高知市にあります「土佐一宮土佐神社」についての記事をRさんより投稿していただきました。


  • 土佐一宮土佐神社のご利益、御祭神、御由緒

  • 実際に参拝した方のお話


などについてお伝えします。

それでは参りましょう!

ご利益(どんな功徳があるか?)



  • 開運招福

  • 病気平癒

  • 事業成就

  • 夫婦円満

  • 交通安全

  • 農耕守護


などの功徳があるとされています。

御祭神(祀られている神様)



  • 味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)

  • 一言主神(ひとことぬしのかみ)


土佐一宮土佐神社・公式HPより引用:http://www.tosajinja.i-tosa.com/gosaizinn.html
『日本書紀』の天武天皇四(675)年三月二日の条に「土左大神、神刀一口を以て、天皇に進る」とあり、また朱鳥元(686)年の八月十三日の条に「秦忌寸石勝を遣わして、幣を土左大神に奉る」とあり、祭神は土左大神とされていますが、『土佐国風土記』逸文には「‥土左の高賀茂の大社あり、其の神のみ名を一言主尊と為す。其のみ祖は詳かならず。一説に日へらく、大穴六道尊のみ子、味鋤高彦根尊なりといへり。」とあり、祭神の変化がみられ、祭神を一言主尊と味鋤高彦根尊としています。
この二柱の祭神は、古来より賀茂氏により大和葛城の里にて厚く仰ぎ祀られる神であり、大和の賀茂氏または、その同族が土佐の国造に任ぜられたことなどより、当地に祀られたものと伝えられています。


御由緒


土佐一宮土佐神社・公式HPより引用:http://www.tosajinja.i-tosa.com/gosaizinn.html
土佐神社の創祀については、明らかでありませんが、境内東北方の礫石と呼ばれる自然石を磐座として祭祀したものと考えられ、古代に遡ると言われています。
延喜の制が布告された平安時代、醍醐天皇の御代には式内大社に列せられ都佐坐神社と称され、特に皇室の崇敬あつく勅使の参向もしばしばあり、朱雀天皇の御代天慶三(940)年には、神階を正一位に進ませられています。
鎌倉時代初頭には神仏習合時代に入り、土佐国総鎮守一宮とされました。
当社・神宮寺・善楽寺にて一宮を形成、土佐高賀茂大明神と称えられました。
室町時代には、武門の崇敬あつく、正親天皇の御代元亀元(1570)年には、長宗我部元親が、本殿、幣殿、拝殿を再興、安土桃山時代後陽成天皇の御代慶長六(1601)年には、山内一豊封をこの地に享けると共に以前の社領を免許し、二代忠義に至って摂社、末社を始め、鳥居、楼門、鼓楼を増築して、土佐の国最上の祈願所としました。
明治元年、神仏分離令により、永年続いた神仏習合時代が終わり、明治四年には土佐神社と改称、社格を国幣中社に列しました。
戦後、昭和二十一(1946)年官国幣社の制度が廃止され、現在では神社本庁の別表神社とされています。


橋本ユリ
古くから土佐の町や南海を守ってきて下さってきた神社なんですね!

アクセス


〒781-8131 高知県高知市一宮しなね2丁目16-1

JR土讃線 土佐一宮駅より徒歩約15分

参拝レポート


Rさんより土佐一宮土佐神社を参拝した時のレポートを写真付きで頂きましたのでご紹介いたします。

☆御神徳
*開運招福(家内安全、農産繁栄、建設、政治などの神様とされ、更に、御功績により航海安全、交通安全、病院平癒の神様と称えられているそうです。



☆摂社
*大国主神社
*事代主神
*西御前神社



☆神明宮


☆神明宮

☆末社
*厳島神社
私は、ここの厳島神社の空気がお気に入りです


☆御朱印

まとめ


橋本ユリ
古くから土佐の町を見守ってきた自然溢れる神社となっています。
お近くに来られた際は是非立ち寄ってみて下さい!


この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

これらの記事も合わせて読むと、開運の秘訣がわかります。

「参拝レポート」カテゴリの記事

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。