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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

神社のはしごは良くない?それとも大丈夫?確認したい参拝作法

2023年12月28日 2024年01月03日

こんにちは、北極神社(ゆにわ流)の新米巫女、橋本ユリです。

突然ですが、あなたは複数の神社にお参りしたいけれど、
神様に対して失礼にならないか悩んでいませんか?

もしくは、初詣で神社をはしごするのは良くないと聞いて、後悔してはいませんか?

結論から言えば、神社参拝で叶えたい願い事があるなら、一か所に集中した方がいいです。
とはいえ、過去にいろんな神社へ参拝したことを心配する必要もありません。

詳しい理由をお伝えしますね。

神社をはしごしても神様は喧嘩しない


よく、異なる神様に同じ願い事をしたら失礼に当たるとか喧嘩するとか言われることがありますが、そんな些細なことで神様は喧嘩しません。むしろ、自分より別の神様のはたらきの方が適していると思ったら譲ることもあります。

だから、すでに複数の神社へお参りしてしまった・・・と気にする必要はありません。

 

人付き合いで、初詣に神社をはしごすることもあるでしょう。

あるいは、どうしても叶えたい思いがあって、縁結び神社を巡る方もいると思います。

「いくつも巡るのは、その神様の力を信じていないことになってしまうのでは?」と
心配される方がいますが、ごちゃごちゃ考えるのはやめましょう!

1つの神社だけでもいいところを、何社も巡るのは、それだけ熱い思いがある証だから。



また、ある程度の広さがある神社の境内には、摂社・末社があることも。

摂社や末社に祀られている神様は、
ご祭神にかかわりのある神様なので、一緒に参拝しても全く問題ありません。


なお、軽いご挨拶としての参拝もOKです。

もちろん、千日参り七福神めぐり六地蔵巡り四国八十八ヶ所巡りも問題ありません。
同じように、お守りを複数持つのも大丈夫ですよ。

 

一日で複数の神社を参拝しない方がいい理由は、準備が不足しがちだから


願いが叶う神社参拝のポイントは、

  • 参拝に行くと決め、その神社の神様のことをよく調べておくこと

  • 「ついで」ではなく「わざわざ」行くこと

  • 熱い思いを持って行くこと


です。

(詳しくは、『神社参拝の仕方~神様に喜ばれる参拝作法~』や『「神社で願い事をしてはいけない」は嘘!叶う・叶わない願い事の違いとは』をご覧ください。)

 

もし、複数の神社へ参拝するとして、

あなたは、それぞれの神社へ同じように熱い思いを持てるでしょうか?

それぞれの神社の神様について十分に学ぶことはできるでしょうか?

 

神社参拝の効果を決めるのは、思いの密度です。

「有名だから行っておきたい」というのは、少しもったいないかも。

 

もし自分が「有名人だから会っておきたい」と言われたとして、
そんな人は大多数の中の一人。心動かないですよね。


でも「○○さんのこうで、ああで、こうだから、ぜひお会いしたいんです」と言われれば、
「よし、じゃあできるだけのことをしてあげよう」と思うはずです。

 

叶えたい願いがあるなら、熱量の高まる参拝方法を!


いかがでしたか?

複数の神社にお参りすることは、必要以上に気を遣う必要はない一方で、神様が喜び、感動・感激してくださるような参拝にするのは容易ではないとご理解いただけたと思います。

ぜひ、時と場合に応じて、適した参拝の仕方を選んでみてくださいね。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

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