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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

武蔵御嶽神社【参拝レポート】

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、東京都青梅市にあります「武蔵御嶽神社むさしみたけじんじゃ」についての記事をM.Sさんに投稿していただきました。

  • 武蔵御嶽神社むさしみたけじんじゃのご利益、御由緒
  • M.Sさんの参拝レポート
などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

ご利益

  • 盗難除け
  • 魔除け
  • 五穀豊穣

御祭神

  • 櫛眞智命くしまちのみこと
  • 大己貴命おほなむちのみこと
  • 少彦名命すくなびこなのみこと
  • 廣國押武金日命ひろくにおしたけかなひのみこと

御由緒

 崇神天皇7年(紀元前91年)の創建とされ、天平8年(736年)に行基が蔵王権現を勧請したといわれる。

文暦元年(1234年)に大中臣国兼が荒廃していた社殿を再興し、以降は修験場として知られ、関東の幕府や武士から多くの武具が奉納される。慶長10年(1605年)には大久保長安を普請奉行として本社が、元禄13年(1700年)には幣殿と拝殿が建立された。

明治に入ると神仏分離によって、それまでの御嶽大権現から大麻止乃豆天神社に改称した。これは当社が延喜式に載せられている「大麻止乃豆天神社」に比定されたためであるが、同様に大麻止乃豆天神社であると比定される神社が他にもあったため(稲城市大丸の大麻止乃豆乃天神社)、御嶽神社と改称した。昭和27年(1952年)に現在の武蔵御嶽神社に改称した。

武蔵御嶽神wikipedia引用

アクセス

東京都青梅市御岳山176

M.Sさん参拝レポート

古来より、武蔵国を守ってきた天空の神社『武蔵御嶽神社』

私事ですが、5月の末に二夜連続、神社の夢を見ました。
一日目は、木々に囲まれた緑深い場所に、イザナギとイザナミと狼が祀られている神社があり、そこに空からひかりが降り注ぐ夢。
二日目は、ショックなことがあり地元の子安様に助けを求めて泣きつく夢。
虫の知らせのようで、狼が祀られている神社を調べてみると、どうやら関東の山岳部に狼信仰があるようでした。その中でも御嶽神社は、父方、母方の実家共に1番近くに分社があるので馴染み深く、6月のゆにわ塾でも、地元の神社をお参りしましょうと仰っていました。

そこで、まずは本社である武蔵御嶽神社に初めてお参りしてみることにしました。

古来より、武蔵国を守ってきた天空の神社『武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)』
標高929mの御岳山山頂に鎮座し、武蔵野の西側の護りとして祀られている神社です。
御岳山に武蔵御嶽神社があり、その御岳山から遥拝出来る整った円錐形の男具那山に日本武尊を祀る奥宮があります。
一説には、日本武尊が国家鎮護のために、着用した武具を蔵したといわれることに由来し、「武蔵」という国名が生まれたと言われています。
東京にあるとは思えない程、山間深く自然に囲まれ、都心から2時間くらいで来れるのでアウトドアにもお勧めです。
バスを降りて御岳山に足を踏み入れた時、この御岳山そのものが霊山であり、既に神域に入っているのだと感じました。後で気づいたのですが、前日まであった肩の痛みが取れていました。

けれど、山登りがハードだったので、3日間くらい足が筋肉痛になりました。
ケーブルカーの御岳山駅から10分くらい歩くと、武蔵御嶽神社への約330段の階段があります。

途中、妙なものを見つけて、ドキッとしました。

隣を歩いていたおばあちゃんがお孫さんに「この階段に鬼が3匹いるから見つけてごらん。」と仰っていました。

踏むのが可哀想なくらいユーモアたっぷりの鬼がいるので、見つけてみてくださいね。笑
登っている最中、薄々気づいていたのですが、犬連れの方をよく見かけ、境内にはワンちゃんがワンサカいました。それもそのはず、武蔵御嶽神社の御眷属が「お犬様」だからです。
【「おいぬ様」信仰】
おいぬ様は絶滅したニホンオオカミのことです。御岳山では一昔前まで、狼たちと人は共存して生活してました。
狼は怖い存在でありながら、畑を荒らす害獣を食べてくれる有難い存在でもあります。
狼が守り神となった由来は、「日本武尊(やまとたける)が東征の際、この御岳山から西北に進もうとされたとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞ぎました。尊は占いをして鹿が山鬼であることを知り、尊は山蒜(やまびる=野蒜)で大鹿を退治したが、そのとき山谷鳴動して雲霧が発生し、道に迷われてしまう。そこへ、忽然と白狼が現れ、西北へ尊の軍をみちびきました。尊は白狼に、『大口真神(おおぐちまがみ)としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよ』と仰せられました。
そして江戸時代の天保の頃から、大口真神は盗難避け・魔除けの神として広く親しまれました。また、神符を「おいぬ様」とあがめ、戸口に貼ったり、家の敷地内にお社を建立したりして家の守り神とする信仰が広まりました。登山道中・旅行の難を救う神。「おいぬ」は「老いぬ」にも通じて、健康・長寿の神。戌は安産・多産なことから安産・子授けの神として信仰を集めています。また近年は「おいぬ様」にちなみ、愛犬の健康を願う人で賑わうようになりました。珍しいペットの祈祷も行われています。
余談ですがこの狼の護符は、農家だった母方の実家にも貼ってありました。

幼い頃のわたしは、この絵は「猛犬注意」の意味だと思っていて、この紙が貼ってある家には、かなり獰猛な犬がいるのだと警戒したものです。この護符には何かが宿っているようで、怖すぎて直視出来ませんでした。
ペット用のお手水もあり、愛犬の厄除けも出来ます。
【御由緒】
御祭神の櫛眞智命(くしまちのみこと)は占い・知恵の神様です。

ですので、農作物の実りを占う「太占(ふとまに)」が伝承されています。国内で、貫前神社と武蔵御嶽神社の二社のみが伝承している希少な神事です。

1月3日に「太占祭」が行われます。太占の「ふと」は太祝詞、太敷きの「ふと」、「まに」は神のまにまにの「まに」からきています。

鹿の肩甲骨(力の象徴であり、生き物の未来を見通す力があるとされる)を斎火で焙り、できた割れ目の位置でその年の農作物の出来不出来を占います。
【灼鹿太占守(あらたかふとまにまもり)】
太占で使用された鹿の骨を分配して配っているそうです。「霊験灼か(あらたか)」という言葉は、鹿の骨を灼く「灼」からきているものだそうです。人々の祈りに応えて神様の顕示があらわれたお守りですね。神様から知恵を授かり、直感が冴えるお守りだそうです。ちなみに、太占神事を行う場所は、足を踏み入れることは出来ません。占いとは神様の声を聞く神聖なる儀式なんですね。
【櫛眞智命のおみくじ】
近くに解説されたファイルがあります。占いの神様だからドキドキ…。
【主な摂社 】
奥の院 男具那社(おぐなしゃ):日本武尊(やまとたけるのみこと)
大口眞神社 :大口眞神
産安社(うぶやすしゃ)
木花咲耶比売命(このはなさくやひめのみこと) 繁盛・良縁
磐長比売命(いわながひめのみこと) 長寿・健康
息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)安産・子授け
【産安社の御神木】
・子授檜(子授け・男女和合)
勾玉形のコブは子宝のしるし。男女の末永い和合を祈念しながらコブをさすりましょう。
【夫婦杉(良縁・円満)】
男性は女杉を、女性は男杉を触りながら木の間を通ると良縁に恵まれ、二人手を繋ぎながら通るといっそう円満に。
【安産杉(安産・長寿・繁栄)】
大地に力強く根を張り長寿を、開かれた幹は安産を、別れて伸びる枝々はしそんはを表し、触れるとご利益が。
【二柱社 】

伊邪那藝大神(いざなぎのおほかみ)・伊邪那美大神(いざなみのおほかみ)

夢に出てきた二柱も祀られていました。

【周辺のパワースポット】
・綾広(あやひろ)の滝
滝の右奥には祓戸乃大神(はらえどのおおかみ)が祀られています。滝行を行うことができ、古くから御嶽神社の禊行が行われることから「修行みそぎの滝」とも言われています。
・神代ケヤキ
武蔵御嶽神社参道の斜面にそびえる、樹高約23mのご神木です。樹齢は1000年とも言われる、国の天然記念物に指定されています。
・七代(ななよ)の滝
大小複数の滝が落差約50mの最上段から流れ落ちます。
・天狗の腰掛け杉
天狗が腰をかけて見下ろしていると古くから言われている。【アクセス】

【アクセス】

・公共交通
JR中央線またはJR南武線でJR立川駅→(約30分)→JR青梅駅→(約20分)→JR御嶽駅
西東京バスor多摩バスでJR御嶽駅→(約10分)→ケーブル下
御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅→(6分)→御岳山駅→徒歩約25分
※ケーブルカーには犬も一緒に乗ることができます。
・お車
高速中央道八王子IC第2出口〜国道411号線を青梅方面→(約50分)
または圏央道青梅ICより国道411号線を奥多摩方面→(約40分)
御岳登山鉄道ケーブルカー滝本駅付近に駐車場の設備あり
・登山で
日の出山、大岳山などを経由する登山コースがいくつかあります。ガイド本などでお調べ下さい。

最後にひとこと↓
武蔵御嶽神社も今テーマである大己貴命と少彦名命が祀られていらっしゃることに驚きました。
一人で登ったのですが、ウグイスの鳴く声や遠くでカッコウのさえずりもこだまし、時々キツツキが木を突く音も響くので、一人静かにと言うよりは、大地の歌に抱かれているような感覚で心強く歩けました。
そして、この武蔵の地がわたしの血にも流れていること、そしてここで生まれ、またこの大地に溶けて帰って行ける安心感のような懐かしくも誇らしい気持ちで胸が熱くなりました。
帰りに商店街にある紅葉屋さんで手打ちのくるみ蕎麦を頂きました。もちろんワンちゃんも入れます。

向かいに座っていたお父さんと小学生くらいの息子さんがカッコ良く蕎麦をすすっていて、父と息子の二人だけで登山&神社参拝なんて、粋だなぁ…と微笑ましかったです。

まとめ

橋本ユリ
山頂にある神社なので、歩くのは大変ですが、一度は行ってみたい神社ですね。

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