伊弉冊(いざなみ)神社はこんなところ!【明石市】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、兵庫県明石市にあります「伊弉冊(いざなみ)神社」についての記事をN.Fさんより投稿していただきました。
- 伊弉冊(いざなみ)神社のご利益
- 地元民がオススメするパワースポット、周辺施設
などを写真満載でお伝えします!
それでは参りましょう!
目次一覧
ご利益
御祭神
伊弉冊(いざなみ)神社に祀られているのは、イザナミ大神様です。
相殿にはスサノオ様が祀られています。
国生み、神生みをしたイザナギ、イザナミのうち、女神であるイザナミ大神様を祀っています。
イザナミ大神を単独でお祭りし、社名にいただいている神社はあまりなく、珍しい神社だと思います。
母神様に会いたくて、黄泉まで追いかけて行きたいと、オンオン泣いたスサノオ様が
念願通り、イザナミ様と一緒にお祀りされているのも、ほほえましいです。
橋本ユリ
こうした小さい神社は、氏子も大きな会社の社長がいるわけでなく、ご自分たちの生活のために別のお仕事もしながら、お守りして下さっています。
こうして神社が続いていくのは、本当に並大抵なことでなく、ありがたいです。
こうして神社が続いていくのは、本当に並大抵なことでなく、ありがたいです。
イザナミ大神のご利益
イザナミの神格として、万物を生み出す生成力、死をつかさどる神、大地の母神という性格があります。
そのため、御利益としては、
- 安産祈願
- 子宝
- 延命長寿
- 縁結び
- 女子力アップ
- 事業成功
などが挙げられます。
イザナミとスサノオの関係
イザナミとスサノオは、母と子の関係です。
スサノオは生まれた際に、事情があって、イザナミの愛情を受け取ることができませんでした。
そこで、スサノオは泣きわめいた、という神話があります。
その後たくさんのイタズラをしたり、悪行を働いたりしますが、スサノオはヤマタノオロチ退治のヒーローになっていきます。
橋本ユリ
こうした母子のストーリーを感じながら、参拝したら、より神様を具体的に意識して祈ることができるので、受け取れるご利益の深さが変わってきますね!
お手水の龍神さま。
私はいつもお水をかけて洗い、蜘蛛の巣を取ったり、大事に思っています。
拝殿に進みます。
ご神紋は橘です。
この提灯の事を亡き宮司さんがお話してくれました。
なんでも、痛んでいるから新しいのを注文したら、サイズが違っていて使えなかったんだとか。
この文字や絵を書ける提灯職人が近くにいたのですが、その方もご高齢で亡くなってしまい、新調できないとおっしゃっていました。
神社を支えるのは宮司さんだけでなく、たくさんの職人さんたちもいます。
その文化を私たちは少しずつ失ってきている気がします。
拝殿です。近所の方が折々に参拝されています。
社歴、由来
御由緒については、おぼろげなことしかわかりません。
羽柴氏が三木城を攻めた時の兵火で、社殿も旧記もことごとく焼失したそうです。
その後も太平洋戦争の戦災でも社殿すべて焼失、昭和37年に再建したのちは、阪神淡路大震災で被害を受けました。
社殿を失うたび、そんなに裕福でない漁村の民が、再建費用を工面しては、立て直してきたのですね。
言い伝えによると、淡路海人部の斎奉った祭神を主神として、瀬戸内海に点在する加茂系の神人が、神社の創建に関わったと言われています。
延喜式神名帳では、明石郡九産の一つ、伊和都比売神社で崇神天皇のときに勧請された式内社です。
*伊和都比売神社は、赤穂にある神社です。
三木城主や、明石城主の松平氏も寄進するなど、崇敬を受けました。
戦前、秋の祭典では神輿を明石川に浸し練り歩く、漁村の若者たちの勇壮な神輿神事がありました。
(堤防ができたため、今は行われていませんが、主人が子どもの頃はまだ川を神輿が渡っていたそうです。)
この神輿は「ふとん太鼓」というもので、子どもたちが神輿にのって太鼓をたたきます。
市内には、40の神輿があります。
パワースポット
三本松
1000年を経た松の巨木は枯れてしまいましたが、2歳目のご神木「三本松」です。
根のところが3つに分かれています。
さなぎの森の名残の松林
明石の浜は、今は埋め立ててコンクリートで固められていますが、昔は美しい砂浜でした。
強い潮風の防風林として、老松がはう松林が続いていました。
そこは「さなぎの森」と呼ばれていました。
もともとは東西にはるかに広い境内を持っていたのです。
これは、少し離れたところに残っている名残の松林です。
末社
末社の、福徳三宝荒神様と大地主神社、猿田彦神社です。
ここの楠も不思議な幹でしょう?
お守り
お守り情報ナシ。
社務所はこのような佇まい。
御朱印
伊弉冊神社(いざなぎじんじゃ)
チャイム鳴らしたら出てきてきてくださった!
二つの神社共に、気持ちのいい対応でした! pic.twitter.com/nqVq01Skmf
— シンカラ (@cow32948888) May 11, 2019
大きな神社ではありませんが、いつもきれいに手入れされています。
アクセス
所在地: 〒673-0895 兵庫県明石市岬町19−8
電話: 078-911-3931
JR山陽明石駅から
山陽新幹線・西明石駅から
駐車場
あり(10台)
周辺施設
神社は明石の海にほど近い場所にあります。漁師さんから信奉を受けてきました。
おそらく、元々は海から直接参拝に上がってこれる神社だったと思われます。
明石大橋の見える、明石漁港の浜です。
海の向こうに見えるのは淡路島。
ご主人のイザナギ大神様をお祀りする伊弉諾(イザナギ)神宮があります。
振り返ると神社が見えます。
おそらくご神域ですが、マンションと駐車場になっています。
明石川は、昔は川底から清水がわき出す美しい水で、洗濯に使われていた事から、「衣川(きぬがわ)」という別名があります。
高度経済成長の時代、一度はヘドロまみれになって、メタンガスがボコボコしていた時もあったそうです。
でも、今はかなりよくなっています。
私たちの想いひとつで、環境を良くすることはできるのです。
参拝された方(N.Fさん女性)のお話
私がこのイザナミ神社を紹介したいと思ったのは、
神仕組みがうまく回るために、イザナミ大神様のお力が充分働くことが必要だと、以前セミナーで羽賀さんから聞いたからです。
「イザナミ大神様に、何か私達ができることはないのですか?」
と聞いたら、
羽賀ヒカル
「気持ちを向けて祈るといいですよ」
と答えてくれました。
なので私は今、できるだけ毎日参拝して、イザナミ大神様のイヤサカを祈念しています。
この記事を見て下さった方が、ご一緒にお気持ちを向けて祈って下さったら嬉しく思います。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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