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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

伊勢神宮の外宮・駐車場アクセス、外宮と内宮の神様の違いと真実

2017年12月5日 2019年05月15日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

伊勢神宮には外宮と内宮があり鎌倉時代から最近まで闘争があったことをご存知でしょうか。

実際流血事件、放火事件もあったそうですが、現在では落ち着いているそうです。
その原因となったのは、祀られている神様が一体誰なのか?という所に尽きます。外宮の神様は内宮の神様と実は同じくらい凄い神様なの・・・?そうなると祈り方も変わってきますよね。

今回は伊勢神宮の外宮にフォーカスして、駐車場アクセス、外宮から内宮への行き方などの観光情報、そして外宮のご利益の受け取り方をお伝えします。

これを実践した人は、「毎日の生き方が変わり、不安がなくなりました!」という人が続出しているので、ぜひ読んでみてくださいね。最初に駐車場情報から。

それでは参りましょう!

伊勢神宮のご利益を日常で受け取る方法


トヨウケ大神は食物をつかさどる神様ですが、それと合わせてアマテラスの食べ物に関するご利益についてお伝えします。
先ほどお伝えした通り、トヨウケはウカノミタマ(お稲荷さん)と同じ神と言われる場合もある、そうお伝えしました。

稲荷(稲生る)で、稲を神格化した姿であると言われます。

11月23日は何の日かご存知でしょうか。「勤労感謝の日」とされていますが、これが制定されたのは戦後にアメリカGHQが定めた日です。
でも実際のところは「新嘗祭(にいなめさい)」豊葦原(トヨアシハラ)の瑞穂(ミズホ)の国」であり、592〜694年の飛鳥時代から続いている大切な日です。

新嘗祭の目的は、その年に収穫された新米に魂を吹き込む儀式です。
単なる新米に関する儀式になぜ、GHQは関与し隠したのか・・・。

古事記においてもこの新嘗を保管する神殿をとても大切にしているという描写があり、そして新嘗祭は天皇が最も重要視している行事です。天皇は神道のトップですから、神社の中で最も大切なご神事と言えます。

古事記では日本のことを「豊葦原(トヨアシハラ)の瑞穂(ミズホ)の国」と呼んでいます。この意味は、美しくみずみずしい稲穂の国だ、ということです。
歴史の教科書では、国の強さを◯◯石と稲の収穫量で示していたり、「ご飯を一粒残さず食べなさい」と言われるのは、私たち日本人2000年以上もお米を大切にしてきた証です。

お米に関する神話は、アマテラスの「斎庭の稲穂のご神勅(ゆにわのいなほのごしんちょく)」で見ることができます。

ある時、アマテラスはこのように思いました。

アマテラス
天上界はこんなにも幸福に満ちているのに、地上界はなぜ荒れ果てているのだろうか。


アマテラス
人々は争い、略奪、飢饉・・・。これまであらゆる手を尽くしましたが、どうしてもうまく行きません。


どんなに説得しても、争いを辞めさせても、再び起こってしまう・・・。そんな時にあるアイディアを閃きました。

アマテラス
天上界で育てた光の溢れるお米を人々に食べて貰いましょう。


米 = 光
非常に似ているこの二つの文字は、当て付けではなく同じ由来を持った漢字です。本当に美味しいものを食べたら人は笑顔になります。

アマテラス
天上界で最も優秀なニニギを遣わしましょう。


アマテラスはニニギに日本にとってとても重要役割を命じました。

地上界の人々に争いが絶えないのは、きっと活力、モチベーション、エネルギーが足りないからです。エネルギーが足りないから人に優しくできないのです。
だからニニギ、あなたは地上界に降り立ち稲作を広めなさい。地上界は大変な場所です。そのため以下の三種の神器を授けます。

・天野叢雲剣(アメノムラクモ)
・八咫の鏡(ヤタノカガミ)
・八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)
です。

この三種の神器を使って、地上界を平和にしてください。地上界を平和にするのは大変でしょう。
心がくじける事もあるでしょう。そんな時は鏡を見なさい。そこに映るのはあなたの顔でしょう。でもその顔はアマテラスそのものです。
私はいつでもあなたのそばにいます。

そしてあなたに、この神聖な天上界の稲穂を授けます。これを地上界で広め、人々に食べさせてください。この稲穂は太陽の光をたくさん浴びて、そして大いなる大地の恵みの水を吸収して育った稲穂です。

いわば、このお米の一粒一粒はアマテラスそのものなのです。この稲穂を大切にし、人々と育て地上界に広めてください。
これが「斎庭の稲穂の御神勅」です。

ニニギは十数名の天上界の神々を引き連れて、稲作を日本に広めました。ニニギはアマテラスの孫でした。
ニニギは天上界から地上界に天降ります。もう天上界に戻ることはありません。
アマテラスは祈りました。自分は天上界から明るく地上を照らす事しかできないけれど、いつでも空から見守っている、と。

ニニギの子、その孫、さらにその孫・・・子孫の子孫の、その子孫の代においても祈り続けることを誓いました。
空を見上げるといつでも太陽があります。その光を受けて大きく育った稲穂から取れるお米。私たちはそれを美味しく食べることができます。

そのお米はアマテラスそのものです。

人が争いを起こすのは、ミス・コミュニケーションによるものです。全く悪意のない些細な一言だったとしても、相手がその時たまたま機嫌が悪かったりして間違って伝わり、それが段々と争いに発展していくのです。

そもそもご機嫌な状態だったら相手を許すことができます。

日本人のソウルフードってなんでしょうか。
味噌汁?梅干し?寿司?
それもあるでしょう。でも当たり前すぎて見落としがちかも知れませんが、ご飯ですよね。

日本人がお米だけを特別視するのは、日本神話に紐づいているからです。残念ながらそれを教えてくれる先生はそういないのですが・・・。

今日はそんなご飯を美味しく炊く方法をお伝えしようかと思います。土鍋でやるのが一番イメージしやすいですが、電子ジャーでもOKです。

始める前にアマテルとセオリツヒメを知っている前提でお話ししますが、知らない場合は、こちらの記事をお読みください。
↓↓伊勢神宮で封印されたアマテルとセオリツヒメの記事↓↓
伊勢神宮のアクセス駐車場・参拝ルート、【実は間違ってる参拝方法】

お米を研ぐ際には、水とお米が出会う瞬間に意識を集中し、夫婦のまぐわいがなされるように、水のセオリツヒメと、お米のアマテルが交わることをイメージします。
イザナギが海で禊をしたように、優しくなでるようにお米を研ぎます。

ホツマツタエにて、住吉大社の住吉大神がワカヒメにご飯の炊き方を伝授するシーンがあります。
お米を炊くのは太陽の向きに沿っています。太陽は東から昇ります。東とは、火の頭=火頭(ヒガシラ)です。火が立ち昇るように一気に鍋を沸騰させます。

南とは太陽が最も高く登るように、お米も煮えたぎってミナミナ(南)と立ち上がります。そして太陽が西に沈むようにご飯も煮沈む(ニシズム)のです。これが蒸らしです。

そうやって太陽の1日をイメージしながらご飯を炊きます。このようにご飯を炊くことは東西南北の名の元となっています。

ご飯を食べる際は、斎庭の稲穂の御神勅のシーンを思い出し、ニニギが一生懸命に日本に稲作を伝えたこと、何千年にも渡り、お百姓さんが守り、伝えてきたお米が現代につながり、農家さんの手によって育てられ、加工され運ばれてきたこと。

田んぼは小さな地球、自然そのものです。太陽の光を浴びて水田には藻が生えます。その藻をプランクトンが食べ、そのプランクトンをおたまじゃくしが食べます。おたまじゃくしはザリガニに食べられ、ザリガニを蛇や鳥が食べてフンをし、また土に還ります。

肥えた土は養分となって、太陽の光を浴びながら稲穂はすくすくと育ちます。水田に映る太陽の光は本当にきれいですね。
そうやって美しく実った黄金色の稲穂が今、こうしてここにあることをイメージします。
リアルに想像できればできるほど、今までのご飯がまた違った味に感じられると思いますよ^^

伊勢神宮に呼ばれないと参拝できない!?


江戸時代には、「一生に一度は伊勢参り」と言われたように庶民にとっては伊勢神宮の参拝は非常に大変だったそうです。
全て徒歩で行きますから、東北からだと100日間も掛けて、たくさんのお金と時間を費やして参拝したまさに「夢」だったそうです。
まさに神様とのご縁がないと行けなかったのです。

現在はというと交通網の発達によって敷居が非常に下がりました。交通網の発達というと人類の文明の発達の成果だと思う人も多いですが、見方を変えると神様の導きと考えることもできます。

例えば電気は元をたどれば太陽のご利益と言うことができます。太陽の光が海に照らせれると水が蒸発します。
蒸発した水が雨粒になり山に降り注ぎます。それが川となりダムの水を貯めます。ダムから流れた水がタービンを回し磁石を回転させます。これにより磁力が発生し、電流が流れます。こうして電気は作られます。

風力発電も同じく、太陽の光が海を照らし水が蒸発し気圧が高くなります。地球の裏側は太陽がないので水が蒸発せず、気圧はそのままです。この気圧差によって風が起こり、風車を回します。

科学的な話になりましたが、仮に太陽をアマテラスだと解釈するならば、太陽エネルギーをより有効に活用できるようになったからこそアマテラスに呼ばれ、誰もが伊勢神宮に行けるようになったとも言えますよね。

新幹線のような人工物を利用しても、アマテラスの導きと考えることができます。

パワースポット


外宮の別宮、風宮のハートの石





風雨を司る級長津彦命が祀られている外宮の別宮、風宮。

雨風は農作物に大きな影響を与えるため、古来より特に深い信仰が続いてきました。
そんな風宮の石垣に、自然にできたハート型の石があります。

それでは今回の記事の本題に入ろうと思います。

お守り


厄除御守





厄除等の御神徳を授かることができるよう祈念されたお守りです。画像は内宮の厄除御守で、外宮にも同様のお守りがあります。
内宮は角ばった形、外宮は丸みを帯びた形と若干異なります。

色は外宮内宮どちらも、青、赤、ピンク、水色の4色です。

学業御守(左)、開運鈴守(右)





学業成就、試験合格を祈願したお守りと、開運を祈願したお守りです。
学業御守はやはり受験生に人気のお守りとなっています。

開運鈴守は鈴の音色によって邪気を祓う力があるといわれています。

御朱印、御朱印帳


伊勢神宮の外宮の御朱印、御朱印帳の情報は以下の通りです。

 




「内宮之印」「外宮之印」、参拝年月日。
非常にシンプルな御朱印です。

初穂料  300円
受付時間 6時~参拝停止※時期によって異なる
受付場所 内宮神楽殿、外宮神楽殿

参拝停止時間は時期によって異なります。

詳細は営業時間の章にまとめていますので、事前にご確認いただければと思います。

伊勢神宮の御朱印帳





表紙が西陣織でできた「お伊勢参り朱印帳」です。
2013年の「第62回式年遷宮」を記念して制作されたもので、上品な水色の御朱印帳です。

初穂料  1800円(御朱印代含)
受付時間 6時~参拝停止※時期によって異なる
受付場所 内宮神楽殿、外宮神楽殿

駐車場の料金




外宮第1駐車場
無料(2時間まで)
最大料金設定なし
50台
5時~18時
三重県伊勢市豊川町前野126-1
外宮第2駐車場
無料(2時間まで)
最大料金設定なし
210台
5時~18時
三重県伊勢市豊川町
外宮第3駐車場
無料(2時間まで)
最大料金設定なし
60台
5時~18時
三重県伊勢市豊川町



駐車場の無料情報と注意点


外宮駐車場は無料ですが、駐車時間は2時間までとなっています。

公式サイトには、外宮駐車場に駐車したまま内宮への参拝は控えてほしい旨が記載されています。

駐車場の混雑をライブカメラで


外宮の駐車場は比較的混みづらいと言われていますがそれでも満車になる場合もあって、特に午前中がピークとなるようです。

混雑状況をインターネットのライブカメラで見る事ができます。

伊勢市ライブカメラ
駐車場満空情報

外宮駐車場の混雑状況を予想


ネットでくまなく口コミを調べて、混雑状況をデータ集計し、まとめてみました。その結果が以下の通りです。

平日は
5時から18時まで空車あり。

土日祝日
昼前から徐々に第1から第3へと満車になる。

※伊勢神宮・外宮「北御門広場・臨時駐車場」
120台
5時から18時くらい(2時間制限あり)
期間限定:(年末年始・連休時のみ開場)
となります。

正月期間の混雑とオススメな方法


年末からお正月にかけて「パーク&バスライド」で交通対策されています。

「パーク&バスライド」とは、県営サンアリーナ周辺の臨時駐車場へ車両を駐車し、シャトルバスに乗り換えて伊勢神宮へ向かう方法です。
実施期間は伊勢西インターならびに伊勢インターの出口規制が行われます。

シャトルバスの乗車賃は無料ですが、駐車整理料として乗用車1台につき1000円発生します。
専用駐車場料金より割高になりますが、優先レーンを走るシャトルバスのほうが渋滞にはまらずスムーズです。

ちなみに2017年年末~2018年の実施期間は、
・2017年12月31日22時~1月1日16時
・2018年1月1日、3日、4日、10日、11日の9時~16時
となっています。

駐車場を格安で予約するサービス


外宮付近で1日324円の予約制駐車場がありました。宇治山田駅の目の前なので非常にアクセスも良くオススメです。



予約制なので確実に停められますし、1日料金値段も超格安・・・。これは非常にオススメと言えます。続いて外宮と内宮の違いについてお伝えします。外宮の神様は、実は内宮のアマテラス大神よりも立派な神様だ、という人もいるくらいです。

それは鎌倉時代にまで遡ります。

外宮と内宮の違い


伊勢神宮には内宮と外宮があります。内宮と外宮では別の神様が祀られていること、内宮のみでは片参りと言われる場合もあるので、気にする方は両方お参りしてみてはいかがでしょうか。

古くから言われるお参りの順は、外宮→内宮の順で、車で15分ほどの距離になります。

外宮と内宮の違いは神様の違いです。その内容をお伝えしますね。

外宮の神様


内宮の神様がアマテラス大神と言われていますが、外宮の神様はトヨウケ大神とされています。
トヨウケ大神はアマテラスが食べる食事を用意する神とされ、衣食住と産業にご利益があります。

参拝順については、一般的には位の高い神様に先にお参りする事が通例ですが、伊勢神宮の場合は逆となっています。

伊勢神宮の外宮先祭が外宮→内宮の順に神様に食事を捧げることから、同じように外宮→内宮となった説や、アマテラスが外宮を先に参拝するようにせよ、と伝えたなど諸説あります。

他にも実はトヨウケ大神の方が立場が上、という意見が実はあったりもします。

トヨウケ大神は食物を司る神であり、ウカノミタマと同じ神様と言われる事があります。
ウカノミタマ(倉稲魂)はお稲荷さんとして有名で、稲生る神、つまり稲の神様ですよね。

稲荷神社の総本社は京都で有名な伏見稲荷大社で全国に3万2000社もある、日本でも最も数の多い神社です。全国の神社は8万8000社と言われますから、ものすごい数ですよね。

鎌倉時代の末期に外宮の神職(度会家行)が伊勢神道を興しました。そこではトヨウケ大神はアメノミナカヌシ神、クニトコタチ神と同一神だと伝えました。

アメノミナカヌシは古事記で最初に登場した神様、クニトコタチは日本書紀で最初に登場した神様です。
宇宙創造、万物創造の神とされ、すべての始まり(ビッグバン)の神様とされ、外宮が内宮よりも立場が上だと主張しました。

こうしたこともあり、外宮と内宮は対立関係にあり、流血事件や放火事件などの闘争があったそうです。
現在ではその闘争はなくなっており、そうした名残りや神様同士の気の計らいで外宮→内宮の順になっているのかも知れませんね。

伊勢神宮外宮のご利益については後ほどお伝えしますが、先に外宮へのアクセス方法から。

アクセス


最寄駅から外宮へのアクセスの他に、外宮内宮間のアクセスについても記載します。

アクセス方法としては、徒歩、バス、車、タクシー、レンタサイクルの5つです。最寄駅は「伊勢市駅」になります。
最寄駅までのアクセスについては以下の記事にかなり詳しく書きました。

伊勢神宮のアクセス駐車場・参拝ルート、【実は間違ってる参拝方法】

お得な割引チケット情報も載せておきました。同じサービスを受けるにしても、知るだけで旅費を5000円くらい節約できることも多いので検討することをお勧めします。

バスアクセス


伊勢神宮へのバスは平均1時間に2本程度の運行数ですが、参拝者が多くなる11時~14時は1時間に4本程度に運行数が増えるためバスでのアクセスも便利かと思います。

最寄り駅から外宮へバス


◾伊勢市駅
↓ 徒歩1分
◾伊勢市駅前(バス停)
↓ 10番のりば51番「微古館」もしくは55番「庁舎前」経由
↓ 「内宮前」行きに約5分乗車、180円。1時間に2〜4本
◾外宮前(バス停)
↓ 徒歩3分
◾伊勢神宮 外宮

「伊勢市駅前」から、10番のりば51番「微古館」もしくは55番「庁舎前」経由「内宮前」行きに約5分乗車、180円。1時間に2~4本程度の運行数です。
時刻表

アクセス(車)


「伊勢西IC」から、外宮へは約4分。

上記は外宮第一駐車場のストリートビューになります。
土日祝日は、伊勢自動車道の出口から渋滞発生し、道路状況により内宮の駐車場へ着くのに1時間ほどかかることもあります。

駐車場詳細については前の章でご紹介しますので、合わせてご確認いただければと思います。

アクセス(徒歩)


最寄り駅から外宮

近鉄・JR「伊勢市駅」から、約5分。
◾伊勢市駅
↓徒歩5分
◾伊勢神宮 外宮

アクセス(タクシー)


「伊勢市駅」から、外宮へは約1分、およそ410円。

伊勢市駅のタクシーのりば(常時待機)もしくは下記のタクシー会社をご活用いただければと思います。


株式会社三交タクシー伊勢営業所
五十鈴川駅前タクシー乗り場
0596-36-5333
伊勢市竹ケ鼻町237-7
三重近畿タクシー株式会社伊勢営業所
伊勢市駅前タクシー乗り場
0596-28-3171
伊勢市本町19番22号
三重名鉄タクシー株式会社伊勢営業所
伊勢市駅前タクシー乗り場
0596-28-8221
伊勢市大世古2丁目8番31号


外宮内宮間はレンタサイクルも便利


伊勢神宮の外宮内宮間へは3.7キロなので、レンタサイクルでのアクセスも一つの手です。バスを待つ時間を短縮でき、かつ自由に周辺の観光スポットを楽しむことができます。

外宮近くのレンタサイクル情報を下記にまとめました。


【外宮】
伊勢観光協会外宮前観光案内所
0596-23-3323
4時間まで 500円
4時間以上 800円
宿泊先までレンタル自転車で移動して翌日10時までに返却する場合には900円
三重県伊勢市本町14-6
伊勢観光協会HP


外宮から内宮のアクセス


外宮から内宮への徒歩アクセスは時間が少しかかりますが、不可能ではありません。

江戸時代の庶民にとって、お伊勢参りは大変でしたが一生に一度の夢でした。全国からお伊勢参りに来る参拝者のために少しづつ整備された道が、現在の参道街道です。

昔ながらの住宅やお土産店が並ぶ参道街道を、伊勢の神様を思いながらゆっくり歩くのも良いですね。

外宮から内宮へバスと時刻表


伊勢神宮の外宮から内宮へのバスは以下の通りです。

◾伊勢神宮 外宮
↓ 徒歩3分
◾外宮前(バス停)
↓51番「微古館」もしくは55番「庁舎前」経由
↓「内宮前」行きに約10分乗車、430円。1時間に2~4本
◾内宮前(バス停)
↓ 徒歩11分
◾伊勢神宮 内宮

「外宮前」から、51番「微古館」もしくは55番「庁舎前」経由「内宮前」行きに約10分乗車、430円。1時間に2~4本程度の運行数です。
時刻表

参拝時間


・10月、11月、12月は午前5時~午後5時
・1月、2月、3月、4月、9月は午前5時~午後6時
・5月、6月、7月、8月は午前5時~午後7時

お守りや御朱印をいただく神楽殿授与所は、午前6時から上記の参拝停止時間までです。
祈祷受付は、午前8時~午後4時となっています。

ホテル


伊勢神宮外宮付近のホテルをご紹介しますね。

伊勢シティホテル


伊勢市吹上1-11-31
0596-28-2111
駐車場あり 無料
JR・近鉄「伊勢市駅(北口)」より徒歩3分、「宇治山田駅」より徒歩5分。

決して新しくはないホテルですが掃除が行き届いていて、清潔感があります。
部屋には加湿空気清浄機が完備されているので体に優しいです。

伊勢シティホテル

ホテルルートイン伊勢


伊勢市小俣町宮前296-3
0596-20-0511
駐車場あり 無料
JR参宮線伊勢市駅より車・タクシーで9分

伊勢神宮のお参りを意識して、2階建ての客室のあるおしゃれなルートインホテル。
無料駐車場もありますし、ラジウム人工温泉に入ることもできます。難点はエレベーターがないのでキャリーバッグだと難儀する場合も。
2016年建築なので、設備も新しいです。

ホテルルートイン伊勢

伊勢シティホテルアネックス


三重県伊勢市吹上2-5-11
0596-22-5100
駐車場あり(問い合わせ要)

宇治山田から歩いて5分程度の場所にあり、外宮にも徒歩で行けます。
設備も比較的綺麗で、ロビーには無料コーヒーマシーンがあります。

コンビニが近くにあるのと、地元スーパー「ぎゆーとら」があります。

伊勢シティホテルアネックス

外宮付近に格安で泊まる方法


伊勢神宮外宮付近にお得に泊まる方法をお伝えします。

上記のホテルは大体5000〜7000円くらいで宿泊できます。これだけでも結構安いのですが、JRや航空券とのツアーパックをお勧めしたいです。
例えば、東京から名古屋経由の新幹線だと運賃は11810〜13130円になり、往復だと2万5000円くらいになります。

ツアーパックだと2万4000円〜からあり、宿泊費はほとんどタダになります。
航空券の場合のツアーパックも以下で探すことができます。





 

最後に伊勢神宮の情報のまとめになります。

まとめ


以下に伊勢神宮の情報をまとめます。


・伊勢神宮へのアクセス
→徒歩、バス、車、タクシー。外宮内宮間はレンタサイクルでの移動も可能。
・伊勢神宮の駐車場
→外宮は無料だが2時間までの駐車。
→正月やGWは、離れた場所に駐車しシャトルバスで向かう「パーク&バスライド」の交通対策が行われている。
・伊勢神宮の周辺宿泊施設
→伊勢シティホテルアネックス、伊勢シティホテル、ホテルルートイン伊勢(5000〜7000円くらい)
航空券、新幹線とのツアーパックが非常にお勧め
・伊勢神宮の御朱印
→300円、6時~参拝停止、両宮神楽殿。西陣織のオリジナル御朱印帳1800円。
・伊勢神宮のパワースポット
→外宮の別宮風宮のハートの石
・お守り
→厄除御守、学業御守、開運鈴守
・伊勢神宮の営業時間
→5時~参拝停止時間は時期によって異なる。神楽殿授与所は6時~参拝停止、祈祷受付は8時~16時。
・伊勢神宮外宮のご利益
→トヨウケは食物の神。アマテラスの稲穂と合わせてご飯を食べたい


 

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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