伊勢神宮別宮 倭姫宮(&倭姫御陵比定地)【参拝レポート】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、三重県にあります「伊勢神宮別宮 倭姫宮」についての記事をNFさんに投稿していただきました。
- 倭媛宮のご利益、御由緒
- 倭媛の神話
などについてお伝えします!
それでは参りましょう!
ご利益
- インスピレーション
- まっすぐ素直に意志を貫く力
- 神や人に尽くす無私のサポート力
- 困難な仕事、大きな志を成就させる
御祭神
倭姫命(やまとひめのみこと)
*第11代垂仁天皇の第4皇女。日本武尊の叔母。
社歴、由来
明治以前、倭姫の宮が無かったので、神宮司庁と市が創立を働きかけ大正12年に創立した新しいお宮。
神宮の14の別宮のうちのひとつ。
倉田山に創建した理由は、近くに尾上御陵(おべごりょう)と呼ばれる小さな古墳が倭姫命の墓と伝承されているからです。
三種の神器のひとつである、天照大御神の御魂の鏡は、最初宮中でお祀りされていました。
第十代崇神天皇が、同じところに居住するのを恐れ多いと思われ、良い場所にお祀りすることにしました。
皇女の豊鍬入姫命(とよすきいりひめ)が様々な土地をお探ししました。それは50年あまりの年月になります。
最初は現在奈良県桜井市にある檜原神社の地に祀り、その後もあちこちの地に移転を繰り返します。
御高齢になったために倭姫命が後をついで、良き地を探して行脚しました。
倭姫は、21か所の土地を5年居続ける事なく、歩き続けます。
最後に、天照大神様は今の神宮の地にお鎮まりになりました。
その時のご神託です。
『寔(こ)の神風(かむかぜ)の伊勢国は常世(とこよ)の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。
傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。寔(こ)の国に居(を)らむと欲(おも)ふ)』
意味は、神風が吹いている伊勢の国は、常世からの波が幾重にも打ち寄せている。
天皇のいる大和の国のそばにある美しい国です。この国にいたいと思います。
このご神託を得て、倭姫はどれほど安堵されたことでしょう。
古事記には、日本武尊(やまとたけるのみこと)の叔母として登場します。
遠征に次ぐ、遠征に、父に疎まれているのではと嘆くミコト。
倭姫命は、神剣「草薙の剣」と女ものの衣装、火打石を与えました。
日本武尊は、これらを使って、何度も窮地を免れました。
そして、油断して草薙の剣を置いて出たときに、致命的な病に侵されてしまい、帰らぬ人となりました。
アクセス
住所 三重県伊勢市楠部町5 TEL 0596-24-1111(神宮司庁)
近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」徒歩7分
三重交通バス徴古館経由内宮行きで徴古館前下車、 徒歩約3分
NFさんの参拝レポート
大きな道沿いに鳥居があります。
美しい道でした。さらさら木々がなります。
御手水の水も清らかで涼やかでした。
お宮が見えてきました。新しい木の香りがしてくるようです。
写真が暗いですが、とても明るい優しい感じの神社です。
両サイドから。紅葉が美しく、千木が金色に輝いていました。
倭姫宮には、一度行ってみたいと思っていました。
とても優しくあったかく歓迎していただき感激しました。
近くに、倭姫が埋葬されたのではないかと伝承されている
尾上御陵(おべごりょう)があり、行ってきました。
人が入れなくなっていましたが、小さな古墳でした。
こちらには、倭姫様の気配はなく、とっくの昔に神上がっておられるように感じました。
まとめ
橋本ユリ
神宮では一番新しいお宮ですが、倭姫は伊勢神宮の恩人ともいう方です。
黒い心でなく、赤い(明るい)素直な心で神様のいう事をまっすぐに受け止めて
最後まで迷う事も、疑うこともなく役目を果たしました。
倭姫の生きざまこそがいただく功徳ではないでしょうか。
巫女の鏡です!
黒い心でなく、赤い(明るい)素直な心で神様のいう事をまっすぐに受け止めて
最後まで迷う事も、疑うこともなく役目を果たしました。
倭姫の生きざまこそがいただく功徳ではないでしょうか。
巫女の鏡です!
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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