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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

下鴨神社【参拝レポート】

2019年10月5日 2022年11月27日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、京都府にあります「下鴨神社」についての記事をTさんに投稿していただきました。


  • 下鴨神社のご利益、ご祭神

  • Tさんの参拝レポート


などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

ご利益



  • 世界平和

  • 五穀豊穣

  • 殖産興業

  • 身体病難解除

  • 縁結び

  • 安産

  • 育児


さらに、「古事記」、「日本書紀」には加茂建角身命を金鵄八咫烏(きんしやたからす)として表された御功績が伝えられている通り、

  • 方除、厄除け

  • 入学、就職の合格祈願

  • 交通、旅行、操業の安全祈願


といった多方面の御神徳を授かる事ができます。

御祭神



  • 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)

  • 西殿玉依媛命(たまよりひめのみこと)


由緒、歴史


下鴨神社HPより引用 https://www.shimogamo-jinja.or.jp
正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」とよびます。京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」と親しくよばれています。東西の両本殿はともに国宝に指定されています。

当神社がまつられたのは、崇神天皇の7年に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録があり、それ以前の古い時代からまつられていたとおもわれます。先年糺の森周辺の発掘調査で縄文時代の土器や弥生時代の住居跡がたくさん発掘され、それを裏付けています。また社伝や歴史書に、お祭、社殿、ご神宝等の奉納などが記録されています。『続日本紀』の文武天皇二年(698)には、葵祭に見物人がたくさん集まるので警備するように、という命令が出された、という記事があります。このことから、奈良時代より前から当神社が大きなお社で、盛大なお祭がおこなわれていたことがわかります。


平安時代には、国と首都京都の守り神として、また皇室の氏神さまとして、特別の信仰を受け、別項に記します式年遷宮や斎王の制度などがさだめられていた特別な神社であったことがしられます。そして『源氏物語』や『枕草子』など王朝文学にしばしば登場いたしますように、この時代の文化、宗教の中心地の一つとして栄えました。


平安時代末期になりますと全国に60余箇所もの荘園、御廚が寄進され神社をささえました。 鎌倉時代、室町時代、そして戦乱の世になっていくにつれ、各地の荘園も連絡が次第に絶えて行きますが、代わって国民の信仰が神社をささえていくようになりました。神殿守(殿司)とよばれる人々が全国をまわってご神徳を説いていくのもこのころです。当神社を舞台とする、数多くの能(謡曲)などに、そのころの様子がうかがわれます。また国の重要な出来事には、かならずご祈願が行われました。 江戸時代にも、国と国民の幸福を祈願する神社として、神社の運営のため幕府より領地が寄せられました。 明治初年、全国の神社の代表として、官幣大社の首位におかれ、今日まで国と国民のための祈願を日々おこなっています。



アクセス


〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59


Tさんが参拝されたときの感想


今回の参拝は下鴨神社に行って来ました。

ずっと気になっていたのに、行こうとすると何かの都合で行けなくなってしまい、
家でも、ずっと、神様にそう伝えていました。
そのことをご存知だとは思うけれど、
神社に着いて、他の人たちから離れて、後ろの場所から遥拝しようとして、
空を見上げると、
涙がバンバン流れてきました。

考えすぎと言われればそこまでですが、その涙は、私と神様との会話だったと思います。

家では、毎日話しているし、出かけるときも、伝えて出たので。

そしたら、そのとき、カラスが一羽、うるさく鳴き始めました。

ずっと、神様の気配を感じていました。

私は、よく、北極流の神社参拝でもらった参拝の言葉を書いたA4の用紙を持って、それを読んで、
さながら、北極流の参拝の時のように参拝します。

また、参拝の日は、前もってその神社や神様のことを学んだ上で行きます。

ところで、手を洗う場所、何て言いましたっけ、そこで、ガラガラうがいをしているひとを見ました。(ギョエー!)

下鴨は、手や口を清めずにいる人も多いような気がしています。

車で来るひとも多く、あそこは、西駐車場からの入り口が門横なので、見つけにくいんですね。私もでした。さて、ここの主祭神は、かもたけつぬみのかみさまです。

かむすさのうのみことさまの化身とも言われています。

ヤタガラスさま、たまよりひめさまもいらっしゃいます。

カンですが、上賀茂神社ほど、お金もうけ魂胆で来る人は少ないように思いました。
正門です。この日、結婚式の花婿花嫁の写真撮影も行われていたり、この時期にも京都の人は着るのでしょうか、浴衣姿も多く、観光も多かったです。

例によってと言ってもいいかどうかはわかりませんが、やはり、こんな日でも、私ひとりになる瞬間がありました。神社参拝に行くと、割とですが、自分一人だけの時間になる瞬間があります。

家でお祈りしていると、音や風で、神様の意思が伝わることも多いです。あと、鳥やカラスが急に来て泣き始めるとか、あります。これらは気のせいでは、多分ないでしょうね。おそらく私は神様に、目えつけられているとおもいます。

いちばんは熊野本宮大社の神様だろうと思います。最近は、私が何か思うことがあると、なんにも言わないのに、ご存知で、何か郵送で届いたり、何かのかたちで何か届きます。不思議ですね。

畏れ多いですが、なんだか繋がっているようで、有り難いような嬉しいような気持ちです。ますます御神業に励みます。下鴨神社は、本名を賀茂御祖神社と言います。隣の河合神社と同じく、ここでも、たまよりひめのみことさまは、主祭神です。ふたつの神社を総括するとは、さすが女子ですね!スサノオのミコトさまは、熊野本宮大社では、けつみみこのかみさまで、ここでは、賀茂建角身のみことさまとしておられます。あっちこっちで、名前を変えておられます。
これは案内図です。神社全体の気は、全体的に、ちょっと、はんなりしています。同じ朱色の雰囲気でも、石清水八幡宮とは違います。あそこも主祭神は女子ですが、お色気がなく男勝りなので、うかうか、女性神だからと安心していると大変です。闘うムード満載です。神社によっても、色々違って、物凄く面白いです。
いよいよ本殿の中に入っていきます。ここから先が御本殿です。

ここは、珍しいと言ってもいいのか、各干支に分かれての小さなミニ神社さんが、本殿の中のお参りする場所の前に、ミニ神社さんがいくつもあります。また、その同じ場所には、スクナヒコナ他の六柱の神様を並べておまつりして設置されているコーナーもあります。本殿入って向かって左側です。お賽銭をおねがいしますというメッセージが書いてあったような…。さすが、関西人。もちろん、しました。お賽銭と言えば、いつものくせで、羽賀さんから、チャリ銭では参るなというのがゆにわ塾のおきてなので(じょうだんです)、どの神社でもピン札を入れます。音がしないので気づかれるのか、びっくりする表情の人も多いです。鈴がないというのもいいなあと思います。鈴があると、みんな喋り出すから。今回は珍しく外国人観光客と鉢合わせせず、割と静かに参拝できました。前回はすごかったです。外国人の観光客からみると、神社もテーマパークなのですね。そうだ、関西人といえば、下鴨神社お手洗いにはトイレットペーパーは各自で購入しないといけないんですね。これも御玉串でしょうか?、私は毎回うっかりして、いつも、エライなことになります。
ちょっとスリムな龍さん雲が出てきました。真ん中は、生まれたての龍のおとしごのようにも見えませんか?カワイイな。

水みくじもあります。夏はいいですね!

こんな感じです。さっすが!京都!御守りコーナーも華やかです!<面白いことに、男性用の御守りはデニム素材です。イマドキですね。神社も色々と、志向を変えて大変だなあと思いました。
さて、下鴨神社は、台風による被害で、木がなぎ倒されて、甚大な被害が出ています。その寄付を呼びかけていました。こういうことに、行政は手を貸さないのかなあ。国や行政が、こういうことに対して市民に呼びかけたり、市政や府政の一部金をまわそうとすることを当たり前と思うようになるころ、もしかしたら、この国も、本格的に蘇ってゆくのだろうなあと思いました。私たち今の大人が、今のうちに、今の子供達に、神社を参拝することを当たり前と思ったり、神社をきれいにしようよと友達に声をかける子供も中にはいたりする、そういうことに違和感もなく、それどころか、喜んで率先してやろうと思える子供達に育てたいです。それが、私の思っている、にほんのこどもです。ゆにわのこどもスクールですね。ここまでいきたいですね!大人だけでは未来は知れていますが、子供には永い未来があり、次世代が続いてゆきます。これを私はしようと思っています。彼らの中から、次世代の政治家も出るわけです。国をつくってゆく人たちだから。今から育てていかないと、と思います。神社よみがえり計画は、日本再興計画だと思いました。今まで誰も出来なかった、しようとしなかったことですね。壮大なスケールです。令和の次の時代、その次の時代、ずっと日本が良い国であるように、神社よみがえり計画が、色々な広がりをみせて、日本のためになってゆくよう、応援しています。では、また送ります。ありがとうございました。

まとめ


橋本ユリ
神社よみがえり計画はTさんのような心もちの方が基盤となって広がっていきます。神々の御心に皆で意識を合わせて行きたいですね。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

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