京都府京都市右京区に、木島坐天照御魂神社このしまにますあまてるみたまじんじゃという三柱鳥居が有名な神社があります。
この鳥居を原型として、三囲神社に移してきたと言われています。

見どころ


三囲神社の中の顕名霊社あきなれいしゃ、三井家の御先祖様の御夫婦の120柱祀られています。

歌舞伎役者の助高屋小傳次すけたかやこでんじさんや澤村訥子さわむらとっしさんの碑があります。
橋本ユリ
ある意味では歌舞伎の聖地ともいれるかもしれませんね。


庖丁塚といわれる、包丁の神様、鉄の神様を祀っている場所もあります。

しかし、一番の見どころは、三柱鳥居です。三柱鳥居の中心には井戸があります。
この三柱鳥居は京都の太秦にあります、木島坐天照御魂神社このしまにますあまてるみたまじんじゃを原型にして作られています。この木島坐天照御魂神社は、秦氏が建てられました。

なぜ三本柱の鳥居が作られたのかという点ですが、神様や、大事なことは3つセットという考えがあります。
『三すくみ』と言われたりします。
中国古典、老子の言葉で
『道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は影を負い陽を抱き、冲気以て和を為す。』
という言葉があります。
三は万物を生ずというように、三つで物事が成り立っています。
水は、「個体・液体・気体」、地球で考えれば、「太陽・月・地球」というように、三つのバランスが取れているから成り立っているという考えによって作られたものと言われています。

三井家は、元々は近江商人だったので、秦氏のルーツを持っているのではないかという説もあります。
秦氏は養蚕や機織、染色の技術に非常に優れていたと言われています。
三井家はもともと呉服屋をしていました。
木島坐天照御魂神社は蚕ノ社とも言われています。
そういった点からも繋がりがあり、三柱鳥居を建てられたのではないかと言われています。

アクセス


「押上駅(スカイツリー前)」から徒歩約8分程度

京成押上線、都営地下鉄浅草線、東武伊勢崎線、東京メトロ半蔵門線が乗り入れています。

都営浅草線 「本所吾妻橋駅」より徒歩10分程度

〒131-0033 東京都墨田区向島2丁目5-17


A・Iさんの参拝レポート


先日、ネットテレビで、羽賀先生が、参拝していたので、私も行ってきました。
ご祭神はウカノミタマノミコトです。という事は、お稲荷さんの系列なのでしょうか?



入口の写真

この神社の老婆にお願いをすると、老婆が田から白狐を呼び、願いを叶えてくれるという伝承があるみたいです。

老婆の像の写真を撮るのは、さすがに畏れ多かったので、由緒の看板の写真を撮りました。

浅草駅から少し歩きましたが、良い散歩コースでした。

まとめ


橋本ユリ
商売をされている方や、これからされる方などは、一度参拝して見ることをおススメします。

パワースポットとして、三柱鳥居を見に行くのも良いかと思います。