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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

春日神社(大阪府枚方市春日元町)【参拝レポート】

2020年6月17日 2022年11月27日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、大阪府枚方市春日元町にあります「春日神社」についての記事をNONさんに投稿していただきました。


  • 春日神社のご利益、御祭神

  • NONさんの参拝レポート


などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

ご利益



  • 勝負運向上

  • 交通安全

  • 災難除け

  • 子孫繁栄

  • 出世運向上


御祭神



  • 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)

  • 比咩大神(ヒメガミ

  • 武甕槌命(タカミカヅチ)

  • 経津主命(フツヌシノカミ)


御由緒


大阪府神社庁より引用



中世まで津田山の東南麓にあったとされる畠田村が洪水による衰微に伴い、その住人が春日・津田へ移り、春日の集落が形成されたという。村落の形態は、周囲に濠をめぐらした環濠集落で、大和や摂津・河内・和泉の中世村落に多くみられる。

春日神社は、畠田村の祭神を分霊したものといわれ天児屋根命・比売大神・武甕槌命・経津主命を祀っている。神宮寺として薬師仏を本尊とする真言宗正楽寺があったが、明治初めの神仏分離令によって廃寺となり、薬師仏は融通念仏宗大聖寺(春日元町二丁目)に移された。




アクセス


大阪府枚方市春日元町2丁目18−1


NONさんの参拝レポート


【感想】

工事中で本来の雰囲気はわからなかったのですが、手入れをされて大切にされています。

地域の津田史によれば、

「往古、札場(旧山根街道・札の辻、津田元町2・3丁目境界辺り)の南に畠田村という大村があったが、その村が衰微して村民が津田村・春日村へ移住した。その辺りに宮跡があり、今の春日村の宮はその宮(治郎兵衛宮)を移したもの」

当社所蔵の棟札によれば、「江戸・元和3年(1617)社殿を新造し、江戸期を通して7回改修された。また拝殿は江戸・寛政元年(1789)再建、明治14年屋根葺き替え」と書き残されているそうです。

神社入り口の池は、環濠集落の名残かもしれませんね。

由緒などを調べると、今の神社の背景もわかって面白いと思いました。


まとめ


橋本ユリ
枚方市には末社を含んで13社の春日社が祀られています。奈良春日神社・興福寺の勢力がこの辺りまで及んでいたという説もあり、NONさんがおっしゃるように、歴史背景を感じながらの参拝もまたいいですね。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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