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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

防府天満宮の駐車場-お守り、学問だけじゃない!天神様の神徳

2017年11月27日 2019年05月16日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

防府天満宮ホウフテンマングウは、日本最初に「学問の神様」を904年に祀った日本三大天神の一つです。

天神様は学問の神様として現代でも非常に人気ですが、学問推しとなったのは最近になってからだとご存知でしたか?
天神様は学問という括りにしてしまうには余りにも勿体ない神様です。

 

今回は、防府天満宮の駐車場、お守り、御朱印情報をお伝えしながら、天神様のご利益を3つのステップにて紹介します。

駐車場に関しては、専用駐車場、初詣の臨時駐車場、周辺のコインパーキングの値段、道路混雑状況も含めて攻略法を記載しました。
効率よく回ることで、ご利益をたくさん受け取ることに集中することができますよ。

それでは参りましょう!

防府天満宮のご利益


天神様のご利益を考えた時に、ご利益には3つのステップがあると感じました。

一つ目が、学問に対するご利益です。この大学に合格できますように・・・。頑張る自分のために、もしくは家族や友人のために願いを掛けますよね。
でも、この願望は、本来報酬の意味合いがあります。受験は頑張った人への報酬(ご褒美)でいただくものであって、精進した結果ですよね。

そうした意味で、学問のご利益とは結果を求める、ということになります。

 

二つ目が、能力に関するご利益です。例えば受験で合格するためには、継続的に勉学に集中する必要があったり、遊びたい誘惑に打ち勝つことも必要ですし、苦手を得意に変えることや、くじけそうになってもそれをバネに頑張る力が必要です。
継続力、集中力、折れない心、折れても復活する心・・・。

そうした基礎的な能力を伸ばすことができれば、目的を達成できるでしょうし、受験で身につける学力よりも将来間違いなく役に立ちます。

 

三つ目が何のために行うのか?という思考です。時代は今、結果主義から目的主義に変わりつつあります。

私の周りの経営者はどなたも、「何のためにやるのか?」を大事にするようになりましたし、例えば日立やパナソニックなど大手企業の理念についても、「なぜ、それをやるのか?」をより前面に出すように変わってきています。
逆にそれをしない企業が淘汰されている印象もあります。

受験においても、自分が他人に認められたいからなのか、それとも、そこで身につけた基礎的な能力、問題解決力などを生かして社会の役に立ちたいと思うのかで全く異なります。
たとえ漠然と、「いつか何かを成し遂げたい!」でも思い続けることで、見える世界が変わってきます。

道真公も、自分が生きるためだけなら、そこそこの位に上がれば良かったはずです。藤原氏と異なった部分は、本人が何を目的にしていたか?の違いになるでしょう。

そして、道真公の先ほどの和歌、
心だに 誠の道にかなひなば 祈らずとても 神や守らん
(人は、心さえ誠の道にそっていれば、あらためて祈りを捧げなくても、神がきっと守ってくれるだろう。)


自身の名前にもある通り、「誠の道」つまり道の成就を目指そうとしていました。

イチローなら「野球道」、嵐なら「アイドル道」、主婦なら「主婦道」、受験生なら「受験道」、受験生を応援するなら「応援道」・・・。
道を極めようとする中で、苦労し、努力し、それでも続けることで気づくこと、得られる能力があります。

そうした「道の成就」をご利益としているのが防府天満宮です。目先のことも重要ですが、将来の道(目的)に進みながら目先の目的と一致した行動が必要ですよね。

 




道真公は、梅を愛したことで有名です。この防府天満宮の梅を見ながら、道真公の成し遂げたかった「日本人の道の成就」を一緒に歩んでみてはいかがでしょうか。

ご利益は学問だけじゃない


防府天満宮は、日本で最初に天満宮として創建された神社です。904年、菅原道真公が亡くなった翌年に建てられました。

菅原道真公は、非常に優秀な人物で、代々学者の家系に生まれ、成績優秀、ディベート、政治、あらゆるものに秀でていたそうです。
道真公の功績といえば、260年続いた遣唐使の廃止が挙げられます。当時唐の衰退がささやかれ、日本の文化の流出に危機感を覚えた道真公は、遣唐使の廃止を行いました。
これにより、着物、ひらがな、和歌などの独自の日本文化が形成されたと言われています。また、お茶の習慣を初めて伝えたのも道真公だと言われています。

誰も持たない先見の明と、日本を良くしたいと言う心によって、文官の中では異例とも言えるスピード出世を果たしました。右大臣という最高役職のトップ2にまで昇りつめました。しかし当時有力豪族だった、藤原氏の左大臣、藤原時平に敵対視されてしまいます。

藤原時平にとっては、驚異以外の何者でもなかったのでしょう。時平はある画策を企てます。醍醐天皇に嘘をつきます。

藤原時平
陛下、菅原道真が陛下を陥れようと企てております。あやつの術中に入る前に、左遷してしまいましょう。


醍醐天皇
なんと、道真よ信じておったのに嘆かわしいことだ。時平よ、道真の進退はそなたに任せる。


そうして藤原時平は、道真公を九州の太宰府に左遷させました。
そうして田舎の太宰府に言われもなく左遷されてしまった道真公は、そのまま寂しく生涯を終えることになります。

道真公の死後、呪い、祟りとしか思えないような出来事が起こります。


901年 道真が左遷される
903年 道真が死去
906年 藤原定国 41歳で急死
908年 藤原菅根が雷に打たれて死亡
909年 藤原時平が道真の祟り怯え病気が悪化。狂死。時平の子供達も、次男の顕忠を除いて全員が相次いで病死。
910年 京都を暴風雨が襲う。
911年 大安寺、消失
913年 源光が底なし沼に馬ごと飲み込まれ行方不明
918年 東寺の金堂が落雷で焼失。淀川が氾濫して、死者多数
923年 醍醐天皇の皇太子が21歳で急死
925年 醍醐天皇の別の皇太子が5歳で急死
930年 醍醐天皇がいる清涼殿に落雷。藤原清貫死亡、醍醐天皇も恐怖で死亡
その後:
天をも操る天神として、日本全体に恐怖を与えた祟りは、各地に天満宮を設けることにより、祟りは静まった。
その他:
除霊師にお祓いを依頼するも、前日に除霊師は道真の悪夢を見たために、除霊師はその仕事を断った。
この祟りは、道真公の恨みなのか、それとも彼が慕う神様の怒りなのかは定かではない


 

道真公を陥れようとした人物が次々に異常な死を遂げていきます。その数10件以上・・・。
これは、菅原道真公の祟りでは・・・?いやこれは間違いない・・・。一般大衆も、そして朝廷でも同じように言われていました。

こうして道真公の神格化と信仰が恐れ敬われ、各地に天満宮が創建されました。創建された途端に祟りは静まったとのことです。
一般的には、道真公の怨霊、恨みが祟りを起こさせた、とされています。

どのサイトを見ても、文献を見てもそのような解釈がなされています。確かに当時はそのように思われたのだと思います。
しかし、不可解な点が多く存在します。それは、道真公が最も信頼を寄せて仕えていた醍醐天皇の父、宇多上皇の死です。

宇多上皇は、道真公の裏切りを聞いた際、

宇多上皇
道真がこのような謀反を起こすはずがなかろう、彼の生き様、言動を見れば分かる。


そうやって直々に醍醐天皇の元まで訪れ、訴えかけましたが宇多上皇の願いは叶えられませんでした。
そこまでの信頼関係があった宇多上皇を道真公が呪い殺すのだろうか・・・?と。

また、道真公はこんな和歌を残しています。
心だに 誠の道にかなひなば 祈らずとても 神や守らん
(人は、心さえ誠の道にそっていれば、あらためて祈りを捧げなくても、神がきっと守ってくれるだろう。)


この言葉の真意は祈る必要がない、と言いたいのではなくて、『誠意ある道』を歩もうと精進しているのなら、神様はきっと見ていてくれて、守ってくれますよ、という意図があります。

誠の道 を進もうとする人が、苦しみ、人を殺めるような怨霊になるとはとても思えません。
イエス・キリストの例を出すとするならば、キリストはユダに裏切られて十字架に課せられることになりました。そして、キリストはユダが裏切ることを知っていました。

さらに、はりつけの刑に処され、死ぬことでキリスト教が完成すると知っていたのではないでしょうか。
自分の死をも、成し遂げたいことへの通過点。本当の誠の道を成就しようとする人が、悪霊になるとは思えません。

さらに、天神様の名前は、天候を操り天罰を下すような恐ろしい神様、ということですが、天候を操るのが得意なのは龍神様です。

そのように考えると、生前に道真公を守っていた龍神様が、怒り、祟りを起こしたのではないか、と考えるのが一番納得がいくように思います。
道真公の疑いを晴らし、神として崇めることで、龍神様も納得したのではないかと思います。

祟り神として、祀られることになった道真公は、江戸時代の寺子屋にて、学問の神として崇められたそうです。寺子屋というと1690年代ですから、学問の神様としての信仰は300年足らずになります。

もちろん学問の神様としての信仰も良いでしょうが、もっと先にある、ご利益にも目を向けたいですね。

お守りの種類と値段


LOVE神社御守





防府天満宮の御祭神・菅原道真公が子宝に恵まれ、家族愛に満ちていたといわれることから縁結び・恋愛成就にご利益があります。
(お初穂料:700円)

航空安全御守





防府市には航空自衛隊の基地とその教育機関があり、飛行中の安全祈願に訪れる人も多いことなどから製作されました。

「飛行機のように、試験も落ちない」合格祈願のお守りと一緒に渡すのもよいですね。
(お初穂料:800円)

願叶守





七夕祭り限定のお守りです。祈願者には七夕限定のお守りを授与します。「恋愛成就」「夫婦和合」「家内安全」等を七夕にお願いしませんか?
(お初穂料:2,000円)

お福梅





天満宮の梅は非常に重要な意味を持ちます。防府天満宮では、毎年6月に入ると「梅ちぎり」を行います。初夏の恒例行事として境内の梅林で収穫した梅の実を神前にお供えをします。

防府天満宮には約1200本の梅の木があり、この梅は、梅雨明けから歴史館前にて土用干しをして祈願者への『お福梅』や正月の『梅茶』など参拝者へ授与されます。
梅にちなんだ話ですが、菅原道真公と梅には切っても切れない関係があります。私は梅を見ると道真公が受けた謀略と、その後の呪いの出来事、美しい梅の話を思い出します。

道真公は、藤原氏の策略にはめられて左遷されてしまいました。日本を変えるほどの才能と政治力を持ちながら、全く能力を活かせない辺境の地に左遷され、そこで働くように命じられました。

人もいない未開拓の地で、一人孤独に死を迎えることになった道真公は、左遷の日に愛して止まなかった梅に和歌を咏い、思いを馳せたそうです。
その梅が後に飛来して道真公の場所に行ったという伝説もあります。

御朱印と御朱印帳


御朱印





墨字で、「扶桑菅廊最初」「参拝」「防府天満宮」と日付「「平成二十九年九月二十九日」の文字が書かれており、「防府天満宮」朱色の印が押されています。
初穂料300円 授与所(8:00~17:00)

御朱印帳は、薄い紅色の袋がとても上品で可愛らしいです。

御朱印帳





御朱印帳 1000円。
御朱印帳セット(袋付き) 2000円。
※御朱印代は別です。

御朱印帳のサイズは、縦16×横11です。表は薄い黄緑色の生地で、白色と赤色の梅の花があしらわれています。「御朱印帳」「防府天満宮」金色で刺繍が入っています。裏は、表と同様に薄い黄緑色の生地で、白色と赤色の梅の花があしらわれています。
防府天満宮でご朱印を頂く際は、事前に必ず社務所等にご確認くださいね。

道真公は、一人寂しく亡くなりましたが、その直後から異変が起こります。それから数十年に渡り、左遷に追いやった藤原氏がことごとく変死していきます。
一番有名なのは、大切な儀式中に突然起こった落雷です。その落雷を目の当たりにした人は、

「道真公の祟りじゃぁ〜!次は私がやられるのでは・・・!?」

と恐怖に震えたそうです。道真公の祟りを鎮めるために、天満宮が全国に創建されることになりました。

駐車場


防府天満宮には無料の駐車場があります。初詣のときは臨時駐車場が用意されますので、地図も含めてその情報も下に記載しました。


防府天満宮参集殿
〒747-0029 山口県防府市松崎町14?1
0835-23-7700
防府天満宮より約400m 徒歩6分
普通車  500台
無料
利用時間記載情報なし
防府市まちの駅うめてらす
防府天満宮より約200m 徒歩3分。
〒747-0029 山口県防府市松崎町1?20
うめてらす北・南駐車場(無料)
うめてらす前駐車場(無料)
普通車 34台
※北側駐車場は、20時~翌8時30分までの間、施錠
※南側駐車場は、20時~翌9時までの間、施錠

天神商店街振興組合駐車場
防府天満宮より約650m 徒歩6分。
最初の1時間 150円
1時間超 100円/1時間毎
5時間超 50円/1時間毎
※商店街加盟店でお買い物をされると駐車券がもらえます。
山口県防府市天神2丁目3-16
0835-38-2681
24時間営業
普通車  120台
防府天神駐車場
山口県防府市天神町1-6-28
防府天満宮より約984m
24時間
5台
8:00-17:00 ¥200
17:00-8:00 ¥600
タイムズ防府第2
山口県防府市天神1-5
防府天満宮より約995m
24時間営業
33台
通常料金
00:00~08:00 60分/¥100
08:00~00:00 60分/¥200
最大料金00:00~24:00 駐車後24時間 最大料金¥700
リパーク防府
山口県防府市戎町1丁目5-6
防府天満宮より約1.1km
24時間営業
7台
00:00~24:00 60分/¥100
スペースECO 防府駅前
山口県防府市戎町1-14-11
防府天満宮より約1.1km
24時間
14台
料金 1日400円 (入庫より24時間まで)
タイムズ防府駅東高架下
山口県防府市鋳物師町1
防府天満宮より約1.1km
24時間営業
23台
通常料金
07:00-17:00 最大料金200円
17:00-07:00 最大料金400円




ピンクが無料駐車場で、灰色が有料駐車場です。説明文と画像を同時に見るのはちょっと見辛いので、印刷するか、スマホとPCを併用して見ると内容を理解しやすいと思います。

佐波中グラウンド、松崎小グラウンド、防府競輪場北側駐車場はとても混雑するという情報があります。行きの矢印が黒、帰りがピンクの矢印になっています。

専用駐車場、臨時駐車場で待つことが予想される場合は、コインパーキングに停めると良いでしょう。天神商店街振興組合駐車場ですと徒歩6分の距離になりますが、最大料金がありません。

1キロほど離れた場所には、最大料金のあるコインパーキングがあります。タイムズ防府駅東高架下は200円、スペースECO 防府駅前が400円なのでオススメです。


駐車場の地図を載せました。

初詣は1日〜3日で混む時間帯は8時くらいから混み始め、16時くらいから空き始めるので、こちらを目安にしていただければと思います。
防府天満宮で祀られている神様は、天神様こと菅原道真公です。学問の神様とされていますが、そうなったのは江戸時代からだというのをご存知でしょうか。
実はその前の約700年間は別のご利益があったのです。その内容をお守りと一緒にお伝えします。

防府天満宮のお守りは、菅原道真公の由来となるお守りだったり、地域密着のお守りなどがあります。

単なるご利益という結果だけでなく、ご利益の理由を知るだけで、思いの気が重なり、効果が倍増しますよ^^

参拝時間の目安


防府天満宮の参拝にかかる所要時間は、だいたいの人が1~2時間というところです。

ゆっくり参拝して、ぜひ、防府天満宮の御朱印と御朱印帳をいただきましょう。

アクセス


アクセス(徒歩)


防府天満宮へは、山陽本線防府駅から徒歩約15分ほどかかります。約1.7kmの距離です。

アクセス(鉄道&バス)


バスを使う場合は、防府駅 てんじんぐち乗り場(北側)2番乗り場より【阿弥陀寺】行バスにて防府天満宮下車(所要時間約5分)、徒歩3分ほどです。


防府駅前停留所、阿弥陀寺、大平山、堀方面(2番のりば)時刻表

停留所リンク


アクセス(徒歩)


防府天満宮への徒歩でのアクセスは、防府駅から1.7km、徒歩15分で着くことができます。


アクセス(タクシー)


防府駅から防府天満宮までタクシーで行く場合は、およその所要時間は7分ほど、総距離約2.2kmで予想される料金は890円です。

周南地区タクシー協同組合防府支部
0835-22-5248

防府構内タクシー株式会社
0120-776-333,0835-22-4333

防府駅タクシー乗り場 (北口)てんじんぐち

構内図

アクセス(観光タクシー)


観光タクシーを使って効率よく参拝と観光をするのもいいですね。
運転手さんが案内してくれます。

大隅タクシー配車センター
083-922-0860

【料金】5時間コース4人乗り 30,000円 9人乗り40,000円

アクセス(レンタサイクル)


防府市観光案内所

山口県防府市戎町1-1JR防府駅舎内
TEL: 0835-23-4175
JR防府駅から徒歩で0分
9時から17時まで 返却は17時30分まで

[電動アシスト自転車]
・4時間以内 300円
・4時間超 500円

[普通自転車]
・4時間以内 200円
・4時間超 400円

防府天満宮へはレンタサイクルもできます。駐車場の地図に記載しましたが、レンタサイクルの場所は防府駅近くで、徒歩15分のところを自転車で楽しく向かうことができます。値段などは200円〜なのでかなり安いと思います。電動アシスト付き自転車もあるので、かなり快適だと思います。

アクセス(車)


防府天満宮に車を使って高速道路(山陽自動車道)で行く場合、
広島方面⇒防府東インターチェンジから約10分
福岡方面⇒防府西インターチェンジから約10分ほどかかります。

防府天満宮駐車場入口はこのようになっています。

道真公は何をした人物なのかご存知でしょうか?

生きた時代は800年代の平安時代です。学者の家柄に生まれ、幼少の頃からもの覚えがよく、神童とも呼ばれていたんだとか。歴史の教科書でいう彼の功績は、「遣唐使の廃止」でしょう。

当時、力の衰えが見え始めていた唐を知り、難民の流出を含めてこのままでは日本の文化が失われると察知した道真公は、遣唐使を廃止することで、日本文化を守ろうとしました。

以下に防府天満宮周辺の観光スポットを書きますが、もしかしたら遣唐使の廃止がなかったら、以下の仏閣、庭園の文化もなかったかもしれませんね。

周辺観光


防府市まちの駅うめてらす


防府市まちの駅うめてらす

山口県防府市松崎町1-20
駐車場 有り

お土産はお手ごろな値段のものからたくさんの種類が置いてあります。場所は天満宮の階段下です。
お土産も町の観光拠点としての観光情報もあります防府の活動拠点としていかかでしょうか。

周防国分寺


周防国分寺

山口県防府市国分寺町2-67
周防の国の国分寺です。

全国の国分寺でも最大規模の仁王門と金堂が昔からの雰囲気を残しています。
金堂では阿弥陀如来像など重文クラスの仏像を見る事が出来ます。

毛利氏庭園


山口県防府市多々良町1-15-1
防府天満宮から1.1km

毛利氏の庭園であったため、作りとしてとても豪華です。
明治時代に建てられた建造物なので建物・庭が他の日本庭園とは趣が違うと感じるかも知れません。

中国地方の雄毛利家の名にふさわしい邸宅と庭園です。

毛利博物館


山口県防府市多々良町1-15-1
防府天満宮から1.2km
庭園と博物館の共通券で1000円

この博物館は旧萩藩主・毛利氏の本邸で防府邸または多々良邸と呼ばれていた所です。
大正時代の日清・日露戦争後に建てられた建物ですが贅沢な作りで、雪舟の絵や焼き物、刀、屏風絵などの文化財・名品が20000点も展示されています。

周防国衛跡


山口県防府市国衛3-7
防府天満宮から1.3km

国衛とありますが、「国庁」という碑がたてられているだけで遺構はありません。調査により律令時代の国衛はかなりの規模だった事は分かっています。
現在は公園として整備されていますが広い土地が広がっているだけです。

防府天満宮で祀られている神様は、天神さまこと菅原道真公とお伝えしました。道真公は一般的には学問の神様と認識されたり、藤原氏を滅亡に追い込んだ祟りの神様と言われていますがそうではありません。
これを読んだら受験生だけでなく、どんな人にもご利益のある神様だと分かると思います。

防府天満宮の情報のまとめになります。

まとめ




・防府天満宮の駐車場
→天神商店街振興組合駐車場が近いが最大料金なし。1キロほど離れた場所には、最大料金のあるタイムズ防府駅東高架下、スペースECO 防府駅前が400円なのでオススメ。
・防府天満宮のお守りの種類と値段
→LOVE神社御守、航空安全御守、願叶守、お福梅
・防府天満宮の営業時間と参拝時間
→1~2時間
・防府天満宮の御朱印と御朱印帳
→御朱印初穂料300円、御朱印帳1000円、御朱印帳セット(袋付き)2000円(御朱印代別)
・防府天満宮へのアクセス
→防府駅からバス+徒歩で10分くらい
・防府天満宮の周辺観光
→防府市まちの駅うめてらす、周防国分寺、毛利氏庭園、毛利博物館、周防国衛跡
・防府天満宮のご利益
→道の成就


 

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

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