川勾神社(相模国二宮)【参拝レポート】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、神奈川県中群二宮町にあります「川勾神社」についての記事をUさんに投稿していただきました。
- 川勾神社のご利益、御由緒
- アクセス
- Uさんの参拝レポート
などについてお伝えします!
それでは参りましょう!
ご利益
- 縁結び
- 五穀豊穣
- 安産守護
御祭神
- 大名貴命
- 大物忌命
- 級津彦命
- 級津姫命
- 衣通姫命
橋本ユリ
大名貴命は、大国主命とも呼ばれています。その大国主命を祀っている有名な神社で出雲大社があります。
大国主命の縁結びについて詳しく書いてありますので、そちらも参考にしてください。
大国主命の縁結びについて詳しく書いてありますので、そちらも参考にしてください。
出雲大社の駐車場-お守り-御朱印【人生の縁結び効果UP】5つの方法
御由緒
当神社は、相模国の二之宮で古くから二宮大明神又は二宮明神社と称し、二宮町の町名は当社が二之宮であることからきています。又、延喜式式内社とは延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』(平安時代中期に編纂された法律)の延喜式神名帳(全国の神社一覧)に所載された、相模国13社の中の名社であります。
創建は、第11代垂仁天皇の時代(約2000年前)、磯長国造(今の県知事のような人)・阿屋葉造という人が国の勅命により、磯長国(今の県西部)鎮護の為創祀。日本武尊が東征途中奉幣祈願をされ、第19代允恭天皇の皇妃、衣通姫命安産祈願を始め、建久3年源頼朝安産祈願の為神馬を奉納し、小田原北条氏より鬼門守護社として崇敬深く、徳川家康公九州名護屋出陣の際祈祷札を献上殊の他喜ばれ御朱印地五十石を与えられました。
それ以後、歴代徳川将軍に御朱印地を認められ又、歴代宮司には「二見神太郎」を名乗ることを、正月には必ず江戸城に登城してご挨拶申上げ御祓札を献ずるのが例となりこれが幕末まで続き、明治6年郷社に列せらます。
現在宮司二見家は、第65代一条天皇の永延元年(987年)粟田中納言次男次郎藤原景平が初代宮司となり二見氏を名乗り、以来1200年、今日まで続き、現在の宮司で41代続いています。
敷地2千坪、四方を森に囲まれ閑静典雅にして神聖な霊地であります。
アクセス
住所:神奈川県中郡二宮町山西2122
JR二宮駅から神奈中バス「押切坂上」バス停下車し徒歩約14分
二宮町コミュニティバス「川勾神社入口」バス停下車し徒歩約6分(※平日のみ運行)
Uさんの参拝レポート
梅雨に入る前に相模国の神社参りをしました。
一宮の寒川神社と鶴岡八幡宮も参拝しましたが、有名なので二宮の川匂神社のみ報告します。
アクセスは、JR二宮駅から国府津駅行きバスで押切坂上下車15分の坂道を歩いた先にあります。
二宮町は海岸線に沿っており、古くから津波が頻繁に押し寄せたところです。
この神社も、高台にあり地域の避難場所としても活用された模様です。
富士山が美しい景色が見れる場所として有名で、衣が通る程美しいと言われた衣通姫命を祀ったのは、
その景色が美しいからではと思われます。
その富士山が噴火した1707年の宝永大噴火の火山灰と宝永地震の津波で地域が荒れ果て、
さらに治水がままならず、酒匂川の氾濫などで地域の農村は荒廃のかぎりをつくしました。
現在の神奈川県小田原市栢山に二宮金治郎(後の尊徳)が生まれたのも、そのような時と場所でした。
まさに、二宮尊徳の生涯は、江戸時代で神話になった素晴らしい人間完成の道でありました。
後に勝海舟が、「二宮尊徳には一度会ったが、至って正直な人だったよ。
全体あんな時勢には、あんな人物が沢山出来るものだ。時勢が人を作る例はおれはたしかにみたよ」
実は、二宮金治郎の映画が、東京の恵比寿のみですが今月上映されています。
映画を見て、教育者、コンサルタント、技術者、経営者、サラリーマン、そして求道者の観点で見どころ盛沢山です。
ちなみに、治国平天下から修身まで見習う手本とした明治政府の文部省もすごい眼力です。
今の日本の諸問題を解決するには、このような方の出現をあちらこちらで現れるの待っています。
最後に、参道途中のコンクリート壁の裂けめに自然の花が咲いていました。
つらい時代が来るやも知れませんが、場所と時がきびしくとも、花は咲かせると思います。
まとめ
橋本ユリ
とても雰囲気もよい神社ですので、近くまで来た際は是非とも参拝してほしい神社です。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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