多度大社のご利益-御朱印-駐車場【殆ど語られない本当のご利益とは?】
こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
多度大社のご利益をご存知でしょうか?
祀られている神様は厄除けの風神です。
厄除けというと厄年など運が悪い時に訪れるもの、というイメージがありますよね。
「厄年じゃないから関係ないかな~」そう思う人がいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実は、願いが叶う人と叶わない人の違いは、厄除けの違いと言っても良いほどです。
神社のご利益を受け取るには、内容を知るだけでなく、神様を知ることが必要です。こうした大切なことが書かれているメディアはほとんどないのですが、今回お伝えしようと思います。
本記事では、多度神社の神様、ご利益の本当の意味と御朱印、お守りなどの情報をお伝えします。この記事を読んだら多度大社に参拝するために必要な情報はしっかり手に入り、ご利益の受け取り方がわかると思います。
最初に需要の多いご利益の情報から。
それでは参りましょう!
目次一覧
多度大社のご利益
多度大社のご利益を知りたい人が多いようです。
多度大社で祀られている神様は、天津彦根命(アマツヒコネ)です。
アマツヒコネは、意外とマイナーな神様と思われがちですが、最高神アマテラスの子です。
その生まれを古事記から紐解いて行くと、ご利益が見えて来ます。最高神アマテラスには三貴神と言われる兄弟がいました。
長女のアマテラス、長男のツクヨミ、末っ子のスサノオです。父親のイザナギが黄泉の国から帰った際に、海で身体を清める「禊祓い」を行った時に生まれました。
兄弟それぞれに、昼の国、夜の国、海原を治めるように指示をしました。姉と兄はその言いつけを守り働きましたが、海原を治めるはずのスサノオだけは言うことを聞きません。
何年も永遠と泣き続け、生えた髭は胸に届く程になり、その泣き叫ぶ姿は凄まじく、木々は枯れ、竜巻、地震、雷鳴、火災などありとあらゆる天災が起きました。
そして悪霊がここぞとばかりに暴れまわる有様でした。そこでイザナギは、スサノオに聞きました。
余りにも泣き叫ぶ我が子に、怒りをあらわにしたイザナギは、スサノオを追放します。
そうして追放されてしまったスサノオは、国を出る前に姉のアマテラスの元を挨拶に訪ねようと考えます。
しかし、その時既に荒ぶる神となっていたスサノオは、歩くだけで山や河が怒号のように鳴り響き、地鳴りも凄まじく、アマテラスの住む天上界は、パニック状態となりました。
アマテラスは武装してスサノオを迎えます。
「うけい」とは身の潔白を示すために子供を産むことで、その子の吉凶により、心が清らかであるかを確かめる神事です。
アマテラスはスサノオの腰にあった十握剣を引き抜き、3つに割った上でボリボリと口に服み、その後「フっ!」と息を吹きかけました。
そこで生まれたのは、とても美しい三柱の女神たち。その姿に周りのものは、目を奪われます。
今度は、スサノオが、アマテラスの持っていた勾玉をボリボリとかじり、「ふっ!」と吐き出しました。
そこで生まれたのが、五柱の男神です。その中に、多度大社のご祭神のアマツヒコネです。
間違えやすいのですが、スサノオの十握剣から生まれた3人の女神がスサノオの子、アマテラスの勾玉から生まれた5人の男神はアマテラスの子です。すなわち、アマツヒコネは、アマテラスの息子、と言うことになります。
天津彦根(アマツヒコネ)の名の意味は、「ネ」は接尾辞で、天津彦は太陽神アマテラスの子と言う意味になります。
そんな太陽の子アマツヒコネですが、太陽の子にも関わらず、雨乞いや、台風、風神の神とされています。それは一体どうしてなのでしょうか。お伝えしますね。
ご利益「厄払い」
風水という言葉をご存知でしょうか。
本来の意味は、火風水(ひふみ)です。1、2、3をヒーフーミーと呼ぶのはこの火風水が由来します。風水は古代中国から伝わったとされていますが、風水って日本には向かないんです。その理由をお伝えします。
中国が乾燥地帯に対して日本は湿度が高いですよね。風水の「風」と「水」だけでは足りないんです。その足りないものとは「火」です。
日本のような湿度の高い国においては、乾燥の火がどうしても必要なのです。地球の大循環システムは、この火風水が活用されます。
一体何を言いたいのかというと、以下に示した内容です。
すなわち、太陽の熱(火)により、地球には昼間の暖かい場所、夜間の冷たい場所が生まれ、これにより気圧差が生まれ、風が生まれます。その風が雲を運び雨を降らせます。
その雨が溜まると水たまりができ、そこに太陽の光、熱により、水が蒸発し、雲となります。こうした循環システムがあるんですね。
そう、つまり循環には「火」「水」「風」が必要ということです。
つまり、なぜ太陽神の子が風神になるのかというと、こうした火の力から始まる循環システムから風が生まれるからです。
太陽が風を起こすのでアマツヒコネは、台風、風神、雨乞いの神様と言われます。
アマツヒコネは天皇家に仕えた有力な豪族が信仰してきた土着の神の集合体とも言われ、古くから、天災などの自分の手ではどうすることもできないような災難(厄)を払うよう信仰されてきました。
記事の冒頭で、今の時代は厄払いが重要だ、と伝えました。それがどうして重要なのかをお伝えしますね。
神社に来たときに最初にするのはお手水です。お手水とは、手を洗うことで身体を清め、心を清める意味があります。
そして御祈祷を受ける際に最初にしてもらうのは大祓祝詞を奏上してもらうことです。大祓祝詞は、心の中に溜まった邪念、妄想、想念を祓うことが目的です。
例えばこんな経験はないでしょうか。
誰かの愚痴を聞いていたら、自分もイライラして来たとか、テレビの悪いニュースを見ていたら自分の気持ちも沈んで来たなど・・・。SNSで他人の発言でなぜかイライラしたり・・・。
そうやって心が乱れると、心が落ち着かなかったり、他人の目を気にしたり、相手を支配したいと思ったり、自分らしさ、というものを見失ってしまうのです。
多度大社の風神アマツヒコネは、こうした「厄」を風の力を使って祓うご利益があります。
こうした厄は、日常で生まれるだけでなく、幼少期からの親の影響やトラウマから生じることもあります。いや、むしろ人の価値観はこうした幼少期の経験が大半を占めているのです。
「良い大学に行きない。」「勉強しなさい。」そして「良い会社に入りなさい。」「隣の◯◯ちゃんは100点だった」
など、結果を求める親が多くいます。もちろん切磋琢磨することはとても大切なことですが、その結果を求める理由が、親の劣等感や世間体だったりすることがあります。
何か目的があって、目指すのは良いのですが、親の劣等感を満たすために勉強するのは違いますよね。このように価値観というのは、自分が決めたことではなく、親や他人の価値観に影響を受けて、自分が本当にやりたいことと違うということが良くあります。
特に今感じるのは、結果に執着するという価値観です。もちろん結果を出すために頑張るのは必要ですが、しかし、その執着で自分の可能性を狭めてしまう事もあります。
この「執着」は、「厄」と捉えることもできます。執着に縛られるほどに人は不幸になっていくのだと考えます。
常日頃から考えているのは、結果にフォーカスするよりも、成長・進化にフォーカスする事です。
生きていれば良い事もあれば、悪い事もあります。大事なのは、悪い事であってもそれを成長の糧として、ポジティブな思考に変換する事です。
明石家さんまさんが、娘さんを名付ける時、「生きてるだけで丸儲け」という意味にちなんでイマルさんと名付けたそうです。
まさにすべてのネガティブな思考をポジティブ(成長)に変換することが重要なのではないでしょうか。
私は、特に裏切られる事が苦手、というか、裏切られる事、嫌われる事を避けてきた人間です。それはきっと、過去のトラウマが由来するのだとは思いますが、最近こんな解釈をするようになりました。
出会いがあるならば、同じ数の別れもある。
愛があるのなら、同じ数の裏切りもある。
だとするならば、その人に裏切られたなら、その人にとっては、私との関わりという連鎖を断ち切った分、身軽になったはず。
それなら、その人に今まで以上にもっと良い出会いがあるはずだ、と。
そう考えた時に、自分の損以上に、もっと良い事がその人に起こるだろう。それなら裏切りに執着する必要もない、そう思いました。
そしてまるで歩き始めた子供のように、失敗しまくって、転びまくり、とことん裏切られた結果、だんだん転んでも痛いのは気のせいだ、と気づきました。
過去の時間感覚で物事を考えるのではなく、現在から過去の自分を見るかのように、未来から現在の自分を見る。そんな未来からの時間感覚で行動を決めて行きたいですね。
過去からのしがらみが、「厄」であり、この執着を手放す事が「開運」だと思います。
多度大社のお祓いは、車でも受ける事ができます。
車のお祓い
多度大社は、白馬伝説が有名です。
それが上げ馬神事と関連していると思われますが、多度大社の神様は、馬に乗って現れるとされています。
この場合の馬は神の乗り物であり、交通安全のご利益とも考える事ができます。
そんな馬に関するご神事が、上げ馬神事であり、現在難しい問題に直面しています。
上げ馬神事
多度大社の上げ馬神事とは、おみくじで決めた、14歳〜18歳の若者が1ヶ月の乗馬訓練ののちに、人馬一体となり、2mの坂(崖?)を駆け上り、その様子から、豊作を占うというご神事です。
けが人が出たり動物虐待などと、毎年「炎上」している神事の一つです。
私自身、特技が乗馬で、3年ほど乗馬スクールに通っていました。馬に対する愛情も非常に感じ、心を痛め、複雑な心境ではあります。
日本人の性格は、「和」を持って、括る事が得意だと思っています。毎年起こっているこの騒動、ぶつかり合ってエネルギーを分散させるのではなく、馬と人、そして人と人がより高い視点で「和して」問題が平定されることを祈るばかりです。
こうした難しい事柄にこそ、人が成長するカギがあると思うのです。
パワー スポット
多度大社の馬が登る上げ坂
鳥居横の長さ20メートルの坂。頂上手前には約2メートルの土壁があります。こちらの坂は、有名な上げ馬神事の際に使用されます。
坂道を颯爽と駆け上り、土壁を飛び越える姿は圧巻です。
ちなみに・・・
多度大社
境内に馬がいて、人参あげれるサービス(有料)やってました
かわいい pic.twitter.com/g9Y91SNsY7
— けい (@keifu_2) 2017年5月21日
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神事がないときは、境内の馬舎にいます。おとなしくかわいいと参拝者に人気です。有料でエサもあるのですが、お腹いっぱいのときはお尻を向けているそうです(笑)
お守り
うまくいく守り
多度大社で嫁さんが選んで買ったお守りが小松未可子さんと同じお守りみたいでした(^ ^) pic.twitter.com/pn7TSnpgUv
— フェンダー三重 (@fenderjapanmie) 2017年1月9日
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何事も「うまくいく」と馬がかけられた人気のお守り。白馬伝説の残る多度大社ならではのお守りです。
競馬のお守りとして渡されることもあるようです。
蹄鉄のお守り
夫が車買い替えたんで交通安全祈願に多度大社へ行ったら、お守りとして神馬の蹄鉄500円で売ってたらしい。私もほしい。 pic.twitter.com/yyloFqQG0W
— ユーコ (@yukowalski) 2017年3月8日
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錦山の蹄鉄。西洋でも縁起物とされている蹄鉄は、様々なものを避けると言われています。
そのため、事故に遭わない、災難を避けるなど、様々な意味合いの源担ぎのため購入する方が多いようです。
十二支守り
朝に詣った多度大社で干支お守り売ってたんだけど
その中で群を抜いて可愛かったのだけ買ってきた
自分の干支が一番可愛いのも密かに嬉しかった
でもこのトラ、なんでこんなに困り顔してんだw pic.twitter.com/GDst1dGajf
— ふぁズさんは衰弱しました (@FuzzDoll) 2015年8月2日
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木彫りやお子様向けの可愛いストラップになったものなど、種類が多いのも特徴の一つ。中でも神楽焼と言われる親しみのある顔の十二支守りが人気。愛嬌のあるかわいらしい表情です。
自分や贈る相手の干支のものを選んでくださいね。
御朱印の値段と時間
宝暦治水事業の聖地巡礼。平田靱負を祭る治水神社と彼が参拝したと伝わる多度大社を参拝。日向松の堤から長良川と揖斐川を見ると揖斐川の水面がものすごく低い。穏やかな川だが恐ろしいと感じました。#宝暦治水; #治水神社; #御朱印; #聖地巡礼; #薩摩義士; #多度大社; #360度カメラ; #提灯; pic.twitter.com/CKP7CIjL4m
— ka2hiro (@go_ka2hiro) 2017年8月26日
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「参拝」「多度大社」の文字、「左馬」の印
初穂料 300円
受付時間 9時~16時30分
受付場所 社務所(休憩所内)
御朱印帳
多度大社で御朱印帳ゲット、これが初めての御朱印帳です(^-^) pic.twitter.com/3sbWeLEHhO
— パニック☆@伊藤神護 (@panic_man) 2016年7月20日
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多度大社の御朱印帳には、白馬伝説にちなんだ刺繍がされています。色は高貴な印象の深い紫と、女性らしいピンクの2色あるようです。
初穂料 1300円
受付時間 9時~16時30分
受付場所 社務所(休憩所内)
アクセス
多度大社へは、徒歩、バス、自家用車、タクシー、レンタイサイクルで行けるようです。
アクセス(徒歩)
多度駅から徒歩約20分。
アクセス(バス)
「多度駅前」から、「多度町総合支所」行きに約5分乗車、運賃100円です。
1時間~1時間半に1本の運行数ですので、時刻表を参考に計画を立てたほうが良いかと思います。
循環バスは区域内は運賃100円ですので、他の観光にも便利ですね。
アクセス(車)
・東名阪自動車道「桑名東IC」より約10分
・東名阪自動車道「弥冨IC」より約15分
・伊勢湾岸自動車道「湾岸桑名IC」より約20分
下記は多度大社専用駐車場入口のストリートビューです。
第一駐車場
アクセス(タクシー)
多度駅にはタクシー乗り場があります。そちらで乗車すると、多度大社までおよそ780円で行けそうです。
念のため、タクシー会社の情報も記載します。
近鉄タクシー桑名配車センター
0594-22-0268
三重県桑名市東汰上1077-1
アクセス(レンタサイクル)
養老鉄道レンタサイクル
レンタル場所 多度駅前
普通1日100円 電動1日510円
平日 午前9時から終電まで、
土曜休日 始発から終電まで
多度駅前にレンタル場所があり、電動自転車もあるので便利かと思います。多度神社へは坂道もあまりありませんので、天気のいい日は気持ちよさそうです。
養老鉄道レンタサイクル
つづいて、多度大社のパワースポットです。ここまで度々登場したあの動物に関係する場所です。
駐車場、料金について
多度大社専用第一駐車場
0594-48-2037
三重県桑名市多度町多度1681番地先
駐車料無料
40台
多度大社専用第二駐車場
0594-48-2037
三重県桑名市多度町多度1681番地先
駐車料無料※土日祝日は有料
40台
レンタサイクルの情報はアクセスの章をご覧ください。多度大社には合計80台分の専用駐車場があります。料金の詳細は不明でしたが、土日祝日は有料になるということです。
初詣時の駐車場は?
北勢地方の総氏神様であり、北伊勢大神宮とも呼ばれている多度大社。
初詣には特に多くの人が参拝し、その数例年40万人といわれて、駐車場に停められるか、不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
初詣時には、上記の駐車場の他に臨時駐車場が設けられます。
料金は有料もしくは、少し離れた第9・10駐車場は無料となっています。駐車場台数は多いですが、渋滞などが起こる可能性もあるので、公共交通機関を使うのも良さそうです。
公共交通機関のルートはアクセスの章にご紹介していまので、そちらもご参考にされてください。
周辺観光
六華苑
〒511-0009 三重県桑名市桑名663-5
0594-24-4466
営業 9時00分~17時00分
広大な和風庭園の中に佇むパステルブルーの洋館が美しいスポット。ヴィクトリア朝の洋館は国の重要文化財になっています。
映画やドラマの撮影にも使われているそうなので、写真スポットとして最適です。
なばなの里
ガーデン, 自然 & 公園
〒511-1144 三重県桑名市長島町駒江漆畑270
0594-41-0787
朝9時から夜9時まで営業
休館日 無 (特別休刊日は有り)
駐車場無料
東海地区最大級のお花畑(13000坪)を有した巨大な自然、公園施設。春はチューリップ、秋はコスモスや超大輪のダリアなどが咲きほこります。
日帰り温泉施設「里の湯」なども有り、つい長居したくなるスポットです。
三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島
アウトレットモール
〒511-1135 三重県桑名市長島町浦安368
0594-45-8700
営業中 10時00分~20時00分
ジャズの発祥の地、ニューオリンズの街並みをイメージした建物。国内外のブランドやメーカー店が立ち並ぶ買い物スポット。
週末には音楽ライブやストリートミュージシャン、音楽ライブなど各種イベントも開催されています。
では最後に、多度大社のまとめです。
まとめ
以下に多度大社の情報をまとめます。
・多度大社のご利益
→「厄除け」 「開運」 「雨、風の神様」
・多度大社の駐車場
→80台分の専用無料駐車場あり。土日祝日は有料です。
・多度大社の御朱印
→300円、9時よ~16時30分、御朱印帳1300円には上げ馬神事のデザイン。
・お守り
→うまくいく守り、蹄鉄のお守り、十二支守り
・多度大社へのアクセス
→徒歩、バス、車、タクシー、レンタサイクル。100円バスが便利。
・多度大社のパワースポット
→「上げ坂」
・多度大社の周辺観光スポット
→六華苑、なばなの里、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島
参考になれば幸いです。ありがとうございました。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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