百済王神社【参拝レポート】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は大阪府枚方市にあります「百済王神社」についての記事をitiさんに投稿していただきました。
- 百済王神社のご利益、御祭神、御由緒
- 実際に参拝した方のお話
などについてお伝えします。
それでは参りましょう!
ご利益
- 商売繁盛
- 事業成功
- 家門繁栄
- 必勝成就
- 旅行安全
ご祭神
- 百濟國王(くだらこくおう)
- 牛頭天王(ごずてんのう) / 進雄命(すさのおのみこと)
百済王について
【Wikipediaより引用】
百済王氏(くだらのこにきしうじ)は、百済最後の王である義慈王の子である善光を始祖とする日本の氏族。
持統朝に百済王の氏姓を賜与された
氏として「百済」を称する氏族は複数ある(百済朝臣、百済公、百済連、百済宿禰)が、王という特殊な姓の示すとおり、かつての百済王族の出身の氏を指す。また延暦9年(790年)菅野朝臣の改姓上表で、当事者である菅野真道だけでなく百済王仁貞らが後見者然と名を連ねていることより、百済系渡来氏族の宗家的地位にあったと考えられる。
百済王氏の本拠地は当初難波にあったが、その後北河内交野郡中宮郷(現・大阪府枚方市中宮)に本拠を移し、この地に百済王の祀廟と百済寺を建立した。百済寺は中世に焼失したが、百済王神社は今も大阪府枚方市に残る。
牛頭天王について
神社HPより
牛頭天王は京都の祇園を中心に展開する祇園信仰の主祭神であり、あらゆる災厄をつかさどる厄神たちの棟梁といわれ、この神を祀ることで、配下の厄神たちが災いを起こさぬようお取り計らい下さり、さらにその暴激なあらみたまのお力で魔を祓い病を退けて下さる神として信仰されてきました。
荒々しい神であるがゆえ、同一神とされる進雄命と印象が重なります。
当社では明治の神仏判然令により進雄命と祭神名を改められましたが、当社の鳥居、および拝殿の額には「牛頭天王」の文字が残されており、牛頭天王としての神格が根強く残されています。
ご由緒
Wikipediaより引用
百済滅亡後、日本に残留した百済王族・善光(禅広)は朝廷から百済王(くだらのこにきし)の姓を賜り、その曾孫である百済王敬福は陸奥守に任ぜられ、749年陸奥国小田郡で黄金900両を発見して朝廷に献じた。
功によって敬福は従三位宮内卿・河内守に任じられ、百済王氏の居館を難波から河内に移した。
当地には氏寺として百済寺、氏神として百済王神社が造営された。
その子の南典が死去した時、朝廷は百済王の祀廟を建立させた。
数度の火災により百済寺・百済王神社は次第に衰退した。
後に奈良の興福寺の支配下に入り、再興が図られた。
現在の本殿は、興福寺と関係が深い春日大社の本殿を移築したものである。
摂末社
相殿社
- 天照皇大神 – 大神社より合祀
- 天児屋根命 – 春日神社より合祀
- 大山咋命 – 日吉神社より合祀
- 市杵島姫命 – 厳島神社より合祀
- 奥津比古命、奥津比賣命、火産霊命 – 竃神社より合祀
- 瘡神(くさかみ) – 瘡神社より合祀
これらの末社は、中宮町にあったお社が経年により失われていったことから、祠に祀られていたおみたまを百済王神社に合祀されたと言われています。
アクセス
住所:大阪府枚方市中宮西之町1-68
TEL:072-840-2624
参拝レポート
本日、百済王神社に参拝しました
枚方市にあり
関西外国語大学の近くにある神社で
百済から亡命してきた人々を日本人が
受け入れて
百済の人々が当時の朝廷に非常に貢献していたため
彼らに、枚方の土地を治める事を任せたようです
祀られているのは
・百済国王
・進雄(すさのお)神
(牛頭天王)
になります。
他にも稲荷社や
何柱かの神様を祀る相殿社
若宮八幡宮・龍王山浮島神社など
の摂社があります。
進雄でスサノオと読むのは
始めてで驚きました!
百済式の装飾は見られず
神社の形式そのもので
近くの百済の渡来人の
王仁(わに)博士墓地には
百済式の装飾だと思われるものが見られます
沖縄っぽい感じです。
そして、
隣に空地の様な場があり
そこが百済の王宮などがあった場所の様です。
また春日大社から今の枚方の地へと
遷都しているようです。
春日大社なので藤原氏との関係
進雄の漢字の意味
なぜまだ空地の場所を残しているかなど
謎の多い神社でした(´・ω・`)
百済といえば
日本のターニングポイントの
大化の改新あたりで日本に来ているので
日本に非常に影響を与えた何かが
あったんだろうなと歴史少しずつ勉強しようと思った今日でした。
都の跡地や神社自体は
不思議な空気感で
神社の方も非常に丁寧で親切なかたでした!
【感想】
初詣などで賑わう地域の神社で、身近な感じがしました。
地元の方からは、百済さんと親しみを込めて呼ばれています。
以前からこの地域では大きな神社なので知っていましたが、調べてみると地域の小さな神社が合祀されていると知り、これもこれからの神社の残っていく姿なのかな?と感じました。
でも、その場所や方位とか神社がそこに在ることが結界となり、守られている部分があると思うので、その部分が気になりました。
まとめ
橋本ユリ
未だ謎の多い神社ではありますが、そこに思いを馳せながら参拝されてみるのも一興かもしれません。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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