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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

建御雷神(タケミカヅチ)!建御名方神(タケミナカタ)に圧勝した日本神話の最強神!

2017年4月29日


 

橋本ユリ
こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。


 

今回は、古事記の中でも最強と言われている神様、

建御雷神(タケミカヅチ)について紹介します!

 

建御雷神は武道守護のご神徳がある神様として知られています。

 

神様に応援してもらい、その功徳を頂くには、

その神様の事を知って仲良くなることが大切!

 

神社参拝に行く前に、建御雷神がどんな神様か知っておきましょう。

 

という事で、建御雷神が古事記でどんな活躍をしたのかを解説し、

なぜ武道守護の神様なのか、そのルーツを紐解いていきます!

 

刀から滴り落ちる血から生まれた最強の神様! ~神生み~

伊耶那岐命(イザナギノミコト)と伊耶那美命(イザナミノミコト)は

国生みを終えた後、神生みを始めました。

 

次々と神を生み出す中、悲劇は起こりました。

 

火の神である火之迦具土神(ヒノカグツチ)を生むときに、

伊耶那美命が大火傷を負ってしまい、

それが原因で亡くなってしまったのです!

 
 

伊耶那岐命は悲しみに暮れました。

 

そして、とうとう腰に携えていた十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、

 

生まれたばかりの火之迦具土神の
首を斬ってしまいました!

 
 

剣の根元に付いた血が岩に飛び散ると、

建御雷神(タケミカヅチ。

またの名を、建布都神(タケフツノカミ)、

豊布都神(トヨフツノカミ))も含め

三柱の神が成りました。

 

このようにして建御雷神は生まれました。

 

 

橋本ユリ
剣に付いた火の神の血から産まれるなんて、いかにも強そうな神様ですね。


 

羽賀ヒカル
その強さは、この後の国譲りの話で存分に発揮されます。


 

剣の先にあぐらをかくパフォーマンスで地上の神たちの度肝を抜く! ~国譲り~

天照大神(アマテラスオオミカミ)は

葦原中国(地上の国)を治めるために、何度も神を派遣しました。

 

しかし、ことごとく失敗に終わってしまいます。

 

天照大神が、次はどの神を派遣すれば良いか

他の神様に相談したところ、建御雷神を遣わすことになりました。

 

建御雷神は葦原中国に降り、出雲の国の伊耶佐浜に到着しました。

 


 

すると、

 

建御雷神は剣を逆さまにして波の上に立てて、

その先にあぐらをかいて座り、

国を譲るかどうかを大国主神に尋ねました!

 


 

大国主神は「2人の息子に聞いてみます」と答えました。

 

 

1人目の息子である事代主神(コトシロヌシノカミ)は国を譲ることに同意しましたが、

2人目の息子である

力自慢の建御名方神(タケミナカタノカミ)は反対

しました。

 

 

そして建御雷神建御名方神の力比べが始まりますが、

 

圧倒的な力の差で建御雷神が勝利し、

建御名方神は国を譲ることを誓いました。

 


 

こうして、建御雷神の働きによって、

葦原中国は高天原の神様に譲られることとなりました。

 

 

橋本ユリ
建御雷神って、こんなに強いんですねー!


 

羽賀ヒカル
これだけ強い神様ですが、まずは話し合いによって解決しようとしているところから、力だけに頼らない神様という事が分かります。
建御名方神との力比べは、相撲の起源
とも言われています。


 


 

地上へ降りずとも、自分の刀を渡しただけで神の御子を救う圧倒的パワー! ~神武の東征~

神の御子である神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ。のちの神武天皇)は、

天下を治めるため、日向(九州南部)を出発し東へ向かいました。

 

熊野村(和歌山県新宮市付近)に到着した時、

大きな熊が見えたり隠れたりしました。

 

すると、どういうことか

神倭伊波礼毘古命とその兵士達は

急に体調が悪くなり、寝込んでしまいました。


 

この時、熊野の高倉下(タカクラジ)という者が、

神倭伊波礼毘古命の元へ一つの太刀を持って来ました。

 
 

すると神倭伊波礼毘古命は、ようやく起き上がることができました。

 

そして、神倭伊波礼毘古命がその太刀を受け取ると、

熊野の荒ぶる神たちは自ら切り倒され、

寝込んでいた兵士たちも起き上がりました。


 

神倭伊波礼毘古命が、太刀を持って来た理由を高倉下に尋ねると、

高倉下は次のように答えました。

 

「わたしは不思議な夢を見たのです。

 

天照大神と高木神(タカキノカミ。高見産巣日神(タカミムスビノカミ))が

建御雷神をお呼びになり、こうおっしゃったのです。

 

『葦原中国はとても騒がしく、私の子供たちも苦しんでいるようだ。

 

葦原中国は、お前が平定したのであるから、

降りて様子を見てきてくれないか』

 

すると建御雷神は、このように答えたのです。

 

『わたしが降りなくても、国を平定した太刀がございますので、

その太刀を降ろせば十分です。

 

高倉下の倉の屋根に穴をあけ、

そこから太刀を落として入れるのが良いでしょう。』

 


 

そして、わたくしに次のようにおっしゃいました。

 

『朝、目が覚めたら、この太刀を

神倭伊波礼毘古命の元へ持って行きなさい。』

 

朝になって自分の倉へ行ってみると、本当に太刀があったので、

神倭伊波礼毘古命様の元へ届けたのです。」

 

高倉下はこのように説明しました。

 

この太刀の名は佐士布都神(サジフツノカミ。もしくは甕布津神(ミカフツノカミ)、

布都御魂(フツノミタマ))と言い、

石上神宮に鎮座しています。

 

 

橋本ユリ
太刀を渡すだけでピンチを救うなんて、まさに剣の神様ですね!


 

羽賀ヒカル
ちなみに古事記以外では、
地震の原因であるオオナマズを要石で止めた
という話があって、鹿島神宮に要石が祀られています。


 


 

もっと詳しく知りたい方へ

最後に、もっと詳しく知りたいという方へ、詳細情報をお届けします。

名前

建御雷神(タケミカヅチ)

建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)

神格

  • 雷神
  • 刀剣の神
  • 武神
  • 軍神

功徳

  • 武道守護
  • 芸能上達
  • 国家鎮護
  • 殖産興業
  • 海に関しては豊漁、航海平安。
  • その他、安産守護、病気治癒、厄除開運、延命長寿、縁結び、交通安全など。

神社

鹿島神宮 ― 全国各地の鹿島神社の総本社

茨城県鹿嶋市宮中

 

春日大社

奈良市春日野町

 

枚岡神社

大阪府東大阪市出雲井町

 

大原野神社

京都市西京区大原野南春日町

 

塩竃神社

宮城県塩竃市一森山

 

吉田神社

京都市左京区吉田神楽岡町

 

古四王神社

秋田市寺内町字児桜

 

石上神社 祭神は霊験・布都御魂神

奈良県天理市布留町

 

その他、全国の鹿島神社や春日神社

 

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