神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

別天神の真相 ウマシアシカビヒコヂノカミ アメノトコタミノカミ

2022年1月19日

日本人の心に火を灯す、羽賀ヒカルです。

今回は、八百万の神々の解説シリーズ第二回目「別天神(ことあまつかみ)」です。

橋本ユリ
羽賀さん、古事記を読み始めたんですが、神様の名前がどんどん出てくる一番最初のところで、力尽きました~。


羽賀ヒカル
「神世七代」は、意味が分からなくても声に出して読むだけで、とても良いんです。

出てくる神様のことを説明するから、頑張って!


今回は、古事記の中で四柱目に登場する「ウマシアシカビヒコヂノカミ」と



五柱目に登場する「アメノトコタチノカミ」についてお伝えさせて頂きます。


*神様を数える単位は「柱(はしら)」と言います

この二柱の神様を理解することは、新型コロナウイルスやこれからの時代のことを理解する上で非常に重要です。

古事記の読み上げ文


前回は造化三神(ぞうかさんしん)の「アメノミナカヌシ」「タカミムスビ」「カミムスビ」までお伝えしました。

*前回お伝えした古事記の神様記事はこちら→造化三神


今回は「ウマシアシカビヒコヂ」と「アメノトコタチ」について、古事記を読み上げてみましょう。

御神名は一文字一文字味わうように読むのがオススメです。


次に国稚(わか)く浮き脂(あぶら)の如(ごと)くして

くらげなすただよへる時に

葦牙(あしかび)の如く

萌(も)え騰(あ)がる物に因(よ)りて成りませる神の御名(みな)は

ウマシアシカビヒコヂノカミ

次にアメノトコタチノカミ

此(ご)の二柱の神も亦(また)

独神(ひとりがみ)と成り坐(ま)して

身(みみ)を隠したまひき

「太陽の塔」と「古事記の神様」


前回の記事で「アメノミナカヌシ」「タカミムスビ」「カミムスビ」をお伝えしました。

この三柱の神様を表す有名な芸術作品が「太陽の塔」です。


岡本太郎さんの「芸術は爆発だ!」という有名な言葉により、ぶっ飛んだ方というイメージを持たれる方は多いと思います。

私は岡本太郎さんの著作をほぼ全て読ませて頂くと、非常に「目覚めた人」「霊覚者」で、その文章の内容・知性や芸術性・感性が非常に優れたものであると考えています。

太陽の塔には、表向きの「上の顔」「真ん中の顔」と裏側の「黒い顔」で、合計3つの顔があります。

実は内部構造にも意味がありますが、ここでは割愛させて頂きます。


これらが意味するものは、次の通りです。

・上の顔→未来の顔、御神名では未来を司る働きのタカミムスビ。機械的な未来のイメージ。


・中心の顔→アメノミナカヌシ、中心太陽:太陽のイメージが込められた顔。


・裏側の顔→カミムスビ 封じられた原始日本の神なる働きで、少し怖そうな顔。


この太陽の塔が持つ意味は非常に深くて、「原始日本への回帰を願ったもの」と言われています。

造化三神と人体


今回のテーマの「ウマシアシカビヒコヂ」と「アメノトコタチ」を理解するためには、「アメノミナカヌシ」「タカミムスビ」「カミムスビ」の造化三神を理解する必要があります。

この3柱の神は、宇宙の働きであると同時に、人体の働きであると解釈することも出来ます。

・タカミムスビ
天からのエネルギーを集めて「高い所から実を結んでくる」ことで、人体で言うと「上半身」

・カミムスビ
大地からのエネルギーを集めて「下から実を結ぶ」ことで、人体で言うと「下半身」

・アメノミナカヌシ
中心、中央、真ん中、センターライン。人体で言うと「ハート」や「みぞおち」



つまり、「上・下・真ん中」もしくは「過去・現在・未来」という三つの原理が揃いました。

ウマシアシカビヒコジとコロナウイルス


次に来るのが「命の原理」「生命原理」です。

この最も小さな命や始まりの命のことを「ウマシアシカビヒコヂ」と言います。

言霊的に解釈すると
「ウマシ」は現実を旨く美味しくしていく
「アシカビ」は葦のようにカビのように成長していく
「ヒ」はこのようなエネルギーを霊的な働きを持ち
「コ」固めていく
「ヂ」このような道を作る働き

これらを総称して「ウマシアシカビヒコヂ」となります。

また、発酵食品のように発酵させると旨味が増して美味しくなる、発酵の働きでもあります。


発酵を進める最小単位の生物は「微生物」、もっと小さくなると「ウイルス」、もっと小さい最小単位の微生物のことを「ソマチッド」と言います。

微生物やウイルスは目には見えないけれど、私たちのこの現実を変えていくような働きを持っているのです。


今回の新型コロナウイルス騒動では「除菌をしなければいけない」「ウイルスを防がないといけない」という考え方が出てきました。

しかし、ウマシアシカビヒコヂの原理で言うと、私たちがいる空間はウイルスの海を泳いでいるようなものであり、特定のウイルスだけを防ぐことは果たして可能なのかは大きな疑問です。

これらの理由から、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためのロックダウンや自粛論は懐疑的なものの見方をしています。


また、微生物は、私たちの人体で言うと、全身の至るところに住んでいます。

微生物の中には「良いも悪いもある」「善も悪もある」「光も闇もある」という両方の側面があるのです。

神道ではこれらと上手く付き合っていくことが大事だという考え方があります。

つまり、ウイルスや微生物と上手く付き合っていくための身体作りが重要なのです。

アメノトコタチノカミとは?


「アメノトコタチノカミ」の「トコタチ」とは床が立つことで、床が上に折り重なっていくようなイメージで「折り重なっていく軸」なのです。

また、「アメノ」は見えないところ、もしくは宇宙と繋がるということです。

つまり、アメノトコタチは、自分のオーラや霊的なパワーを司る軸があると捉えます。

そして、銀河系・太陽系・地球・人体、全てのものには軸があるのです。




古事記から学ぶ物事の解釈力


ウマシアシカビヒコヂとアメノトコタチの対応関係を、高校の理科の科目で例えてみます。

「生物・物理・化学」の3科目で言うと、ウマシアシカビヒコヂは生命原理で「生物」、アメノトコタチは物理法則・宇宙法則で「物理」と言って良いと思います。

その二つに属するのが自然科学原理のようなイメージです。

つまり「宇宙が始まり→時間と空間が始まり→生命法則が働き→物理法則も働いた」というイメージで捉えることも出来るのです。


古事記の解釈は、「宇宙的な解釈」「人体的な解釈」「歴史的な解釈」「心の側面の働きの解釈」が可能です。

私は全て織り交ぜながらお伝えさせて頂いていて、一つの働きという形で捉えるのでなく、多重的に解釈していくという考え方が今の世の中に必要なものだと思います。

日本語や何かの現象が示すメッセージは必ずしも一つとは限らず、複合的に含まれているものです。

日本の神話や古事記もそのようなものだと考えています。


今回は古事記の「ウマシアシカビヒコヂノカミ」と「アメノトコタチノカミ」についてお話しさせて頂きました。

橋本ユリ
うーん、分かったような、分からないような・・・。


羽賀ヒカル
意味が分からなくても、何度も何度も読んでみて下さい。

神世七代は、宇宙と繋がる不思議な力があるのですから。


この記事をご覧になったあなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


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