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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

2021年2月12日にオススメの瞑想法

2021年2月12日

こんにちは、羽賀ヒカルです。

今回は「2021年2月12日にオススメの瞑想法」についてお伝えさせていただきます。

羽賀ヒカル
ゆりちゃん、一年の始まりの日っていつだと思いますか?


橋本ユリ
え、1月1日、元旦じゃないんですか?


羽賀ヒカル
それは太陽暦の1年の始まりの日ですね。

これは明治時代に西洋の文化が入ってきてから採用された暦で、約100年程度の歴史しかないんです。

平安時代から江戸時代までは、太陰太陽暦を使っていて、2021年は、2月12日が一年の始まりになります。

こちらは、1000年近い歴史があるのです。

太陽太陰暦の一年の始まり


一年のスタートは、いつだと思いますか?

現在では1月1日の「正月」が一般的ですが、運命学の世界においては2月2日の「立春」、日本国という単位では2月11日の「建国記念日」など、様々な説があります。

※2021年の「立春」は2月3日となります。

また、古くからの暦(太陽太陰暦)では、2月12日が、本当の元旦ではないかと考えられています。

この「元旦」という漢字はそれぞれ、「元(もと)」という「始まり」の意味があり、次に「旦」は、棒(一)の上に日があるので「日の出」を意味しています。

つまり、元旦は「一年の最初の日の出」という意味の言葉なのです。

また、ここでの太陰太陽暦とは月と太陽の暦であり、この暦では毎月1日が新月にあたり、「朔日(さくじつ)」と呼びます。

「朔」という字は、まず「逆」という字の「辶(しんにょう)」を抜いた部分が左側に来て、右側に「月」が来ています。

これは、月が逆にかえってゼロになり、スタートを迎えることを意味する漢字となります。

このことから、太陽と月の両方の始まりのエネルギーとなる日であり、本当の意味での一年のスタートだと言え、これが2月12日となります。

※太陰太陽暦とは、月が地球を一周する日数の12ヶ月分に相当する354日と、地球が太陽を一周する日数(365日)に生じる差分11日を工夫し、月と太陽の両方の運行を考慮したもの。月の満ち欠けによって暦が作られていたので新月が1日となる。

※太陽暦とは、月の満ち欠けを無視し,1年間の太陽の動きだけを考えて作成した暦。

中国では、今でもこの太陰太陽暦におけるお正月を大切にしています。

そもそも太陰太陽暦は、中国の「万年」という人物が月の満ち欠けや太陽の周期を観察し、作り上げていったのではないかと言われていて、この暦のことを「万年暦」と呼びます。

また、現在、中国では「春節」と呼ばれる、餃子やお菓子など特別な食事を頂くお祭りがあり、中国の文化の影響を受けている沖縄でも「ウチャヌク」というお餅を頂く文化や伝統が残っているところもあります。

このように、本当の意味での一年の始まりを祝って中国や沖縄のように特別な食事をしたり、もしくは神社参拝をするのは良いと思います。

神社チャンネルでは、「己を無にする瞑想法」の実践を、2021年2月12日におすすめします。

新月の本来の意味


「新月」というのは、クリアやゼロのような「スタート」の意味を表しています。

人間の意識というのは月と連動していて、自分の意識を「無」の状態に持っていくということも大切なのです。

そもそも、「自分」や「己(おのれ)」とは一体何なのでしょうか?

あなたはどんな存在でしょうか?

自分のことを自己紹介しようと思ったら、人はどのように伝えるでしょうか?

例えば、両親や家族、出身地、学歴、仕事の内容などを説明していくでしょう。

これらは全部、「自分」の周辺情報なのです。

つまり、自分というものは、地域や会社など誰かとのつながりの中で存在しています。

自分という固有のものを証明する情報はなく、周囲が自分という存在を証明してくれているのです。

これは仏教でいう「縁起」思想や「一切空」の悟りにも繋がって来ます。

つまり、私というものは存在しないということなのです。

また、心理学の世界でもそういった考え方があります。

例えば、「自立」とは一般的に、何でも自分で出来るようになることでしょう。

しかし、本当の意味での自立とは、「助けて」と言えたり、依存できることだという考え方もあります。

己を無にする瞑想法


上記の考え方を踏まえて、新月に行うと良い瞑想法を二つ紹介します。

  1. 感謝する
    縦と横の二つの軸で考えます。まず、縦の軸は、自分を産んでくれたお母さんや両親、祖父母などの家族次に、横の軸として、職場の仲間や同僚、友達、先輩など、ずっと自分を支えてくれている人たち

    これらの存在に対して感謝することです。

    そして、自分を支えてくれるのは人だけではなく、大地や生物たち、太陽の光、月の光からの恵みなど、そのような全ての支えによって自分は存在しています。

    そのことに感謝すればするほど、自分はダメだ、足りていないといった、己という気持ちが無くなっていきます。

    自分に向く気持ちが大きくなればなるほど不幸となり、一方で己がない方が幸せになっていきます。

  2. 周りの人の幸せを祈る
    上記の感謝した上で周りの人の幸せを祈ることです。これは私の書籍「伊勢の神様」の212ページに記載している「愛念の祈り」になります。愛念の祈りのポイントは、自分が普段関わってる人たちが、笑顔や元気になってるところや、心が明るく、軽く、温かくなっているところをイメージしていくことです。

    例えば、私は大阪府に住んでいますので、大阪府民の皆が元気になり、明るくなるところをイメージします。

    さらに、それが日本国に広がることで、日本国民の皆が幸せになっていき、最終的に世界・人類の皆が幸せとなって光に包まれてるところをイメージします。


このように、周りに対する感謝を100%にして、己を無にしていく瞑想法を行うのがオススメです。

満月の時は、自分の「願望成就」のような己が満たされるための祈りでも良いと思います。

一方で、新月は何もない無の月です。

だから、新月のタイミングでは、夜寝る前に自分は周囲の繋がりによって支えられているという感謝と、それに対して周りに恩返ししていくイメージや祈りなど、心の中での瞑想として行なって頂きたいと思います。

夜寝る前というのは、特に自分の潜在意識や無意識に対して、情報やエネルギーが入りやすい時間帯にあたります。

特に2021年2月12日の夜は新月にあたりますので、イメージを自分の中で深く沈めてもらうためにも、お風呂に入って体を緩め、呼吸を深くし、リラックスした状態で行っていただくのがオススメします。

橋本ユリ
一年の始まりの夜に、周囲の人に感謝し、恩返ししていく誓いの祈りをするんですね。

なんだか、ロマンチックで厳粛な儀式になりそうです!


羽賀ヒカル
神社チャンネルでお伝えしている「あなたの心に火を灯す」とは、周りの人やご先祖さま、天地自然に対する感謝の気持ちから生まれてくるものでもあります。

是非そういった原点に立ち返る一日にしていただければと思います。


今回は「2021年2月12日にオススメの瞑想法」についてお伝えさせていただきました。

あなたの開運をお祈りしております。
羽賀ヒカルでした。


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