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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

熊野本宮大社【参拝レポート】

2019年7月14日 2022年11月27日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、和歌山県田辺市にあります「熊野本宮大社」についての記事をE.Tさんに投稿していただきました。


  • 熊野本宮大社の御祭神、ご利益、御由緒

  • E.Tさんの神社参拝レポート


などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

ご利益(どんな功徳があるか?)


・一願成就

一願成就とは、「どんな願いであってもその願いを一つ叶えてくれること」だと言われています。

神社でお願いしたことの実現に向けて動いてくれるスピードには神様の性格の違いによって異なります。
その中でも熊野の神様は現実的な面での後押しを比較的早いペースで推し進めてくれるとされています。

そこで大事なことは、自分はどんな願いを叶えたいかを神様にきちんとお伝えすることです。

そのためには、どんな願いであったとしても実際に神様の前に立った時いつでも言えるように、
普段から自分の願いを言葉にしておくことが大事なことです。

そうして自分の中で温めてきた「心の奥底にある本当の願い」に対して、熊野の神様は
本当に大きな後押しをして下さることでしょう。

橋本ユリ
私もこの記事を読んで下さっている皆さまと共に幸せな世界を作っていきたい。そんな心の奥にある願いを祈って過ごしていきたいと思っています。




御祭神(祀られている神様)


家津美御子大神【けつみみこのおおかみ】
・熊野本宮大社の主祭神であり、こちらの御神名はスサノオノミコトの異名とされています。

スサノオの神話、ご利益について、詳しくは下の記事をご参照ください↓
素戔嗚尊(スサノオノミコト)



また、熊野三山を形成する熊野速玉大社・熊野那智大社の主祭神である以下の神様も祀られています。

速玉大神【はやたまのおおかみ】
・こちらの御神名も「イザナギノミコト」の異名とされており、熊野速玉大社の主祭神でもあります。

夫須美大神【ふすびのおおかみ】
・こちらの御神名も「イザナミノミコト」の異名とされており、熊野速玉大社及び熊野那智大社の主祭神でもあります。

イザナギ・イザナミの神話、ご利益について、詳しくは下の記事をご参照ください↓

多賀大社の駐車場アクセス、しゃもじのご利益で20年寿命延長!


御由緒


熊野本宮大社・公式HPより引用:http://www.hongutaisha.jp/about/
熊野連山の三千六百峰を形成する、果無山脈。その山間を縫うが如く流れ、太平洋へと続く熊野川は、まさに熊野の大動脈です。この熊野川の中枢に、古代より熊野巫大神の鎮座されるお宮が、熊野本宮大社です。熊野本宮大社は過去「熊野坐神社くまのにいますじんじゃ」と号し、熊野の神と言えば本宮のことを表していたものと推測されます。

熊野坐大神の御鎮座の年代は文献に明白ではありませんが、神武東征以前には既に御鎮座になったと云われており、社殿は崇神天皇65年(紀元前33年)に創建されたと『皇年代略記』や『神社縁起』に記されています。奈良朝の頃より仏教を取り入れ、平安朝以後は仏化により「熊野権現」と称し、神々に仏名を配するようになりました。熊野本宮大社は上・中・下社の三社から成るため、熊野三所権現と呼ばれています。また、十二殿に御祭神が鎮座ますことから、熊野十二社権現とも仰がれています。
平安当時、宇多法皇に始まる歴代法皇・上皇・女院の熊野御幸は百余度に及びました。幾度かの御幸に供奉した藤原定家が『明月記』の中で「感涙禁じ難し」と記しており 、困難な道を歩き御神前に詣でたことが、いかにありがたく、いかに御神徳が高かったかを窺い知ることができます。

1184年、第21代熊野別当に就任したのは、本宮・田辺を拠点とする田辺別当家の湛増でした。
源平二氏の争乱に際し、湛増率いる熊野水軍が源氏側についたことにより、勝敗が決したと云われています。

※熊野別当・・・熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)の統轄にあたった役職

南北朝から室町時代にかけては、皇族や貴族などの上流階級に代わり、武士や庶民の間に熊野信仰が広がりました。身分の貴賤や老若男女を問わず、全ての人を受け入れる懐の深さゆえ、熊野には大勢の人々が競って参詣し「蟻の熊野詣」と呼ばれる現象を起こすまでに至りました。

なお残念なことではありますが、明治二十二年の未曽有の大水害により社殿のうち中・下社が倒壊し、現在地に上四杜のみお祀りすることとなりました。他八社は石祠として旧社地大斎原おおゆのはらにお祀りし、現在に至っております。

参考文献:熊野本宮大社前宮司  九鬼宗隆
熊野三山信仰事典(戎光祥出版)


橋本ユリ
多くの参拝客をお出迎えしてくれるような自然豊かな場所が今もなお残っているんですね!



アクセス


鎮座地 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
電話番号 0735-42-0009
参拝可能時間 午前6時~午後7時
祈祷受付時間 午前9時~午後4時30分

JR紀勢本線・紀伊田辺駅より、龍神バス(熊野本宮線)及び明光バス(快速 熊野古道号)
「本宮大社前」停留所下車すぐ(所要時間:約2時間)

E.Tさん参拝レポート


E.Tさんより熊野本宮大社を参拝時のレポートを写真付きで頂きましたのでご紹介いたします。

E.Tです。こんにちわ。

早速行ってきました。

ひとつは、あることで行きたいと思ってはいたものの、なんせ遠くて、

簡単にはいけないものですから様子を見ていたんですね。

少し経って、やはり行くべきだなって思えるようになり、

行く思いを十分にして、その思いが腹に落ちたその日、

またしても、ある不思議なことが起きました。

実は、以前から、そこの神様とはご縁があって、今までにも、何かと、

不思議なこととか、奇跡だとか、人間わざではない何かとか、

色々なことを体験してきました。

一例ですが、知らせてもいない私の誕生日にあるものが届いたり、

今回も同じで、腹に落とした途端、またまた何か届きました。そこの神様から。

数えきれないです。

今回、本を出版しましたが、そこでもずっと、その神様はおられました。

わかります。言葉を超えた感じるものとして、しっかりと、伝わってきていました。

で、

昨日、その神社に行ってきました。

どこかというと、

私は今まで、羽賀ヒカルさんと一緒に参拝セミナーにずっと行っていて、色々な神社に参拝に

行きましたが、その中で、門の前に立っただけで、「帰ってきた~」と思える懐かしい、包み込んでくれるような、

いっぺんで大好きになれた神社がありました。

熊野本宮大社です。




それからは、私にとって、そこの神様はずっと、私の守り神になってくださり、

参拝セミナーのあとも、自分で通いました。一日仕事になる参拝ですが、遠いのに、

遠く感じないのですね。ワクワクして毎回行っています。

それから、熊野と言えば、大齋原で、行きましたので、お写真にも入っています。




さて、熊野本宮大社に参拝をしてきましたが、

ちょっと他の神社とは違ったところは、

*外国人観光客がいなかった。

*大声で騒ぐ人はいない。

*本殿の前で、写真撮りまくりで参拝しない人はいない。

*どの人も、真剣な面持ちで祈っていた。

*行き来の階段でも「お茶しよ~」など関係ない話題の人がいない。

*どの人の表情にも、不真面目さとか観光目的のような顔が見られない。

*子供も多かったが、騒がない。

*ピース写真での撮影風景が見られない。

*目的意識を感じられるお客さんが多かった。

*全体の空気はあたたかな、人を歓迎する空気感が漂っていた。

*暖かい空気感だけど、神社の重みが感じられる重厚感が伝わってくる。

*神主さんによって、大祓祝詞の言い方や区切り方が違う。

*大齋原は、澄み切った、クリアな空気でした。一瞬、広い草原に言えるが、そうではない、何か

確固たる存在を感じる。割と、ツウの人が行くような気がした。関係ない人は、わざわざ来ない場所。

周りの田畑から、神から守られている様子がある。

などがありました。




こんなもので何かお役に立てればいいのですが。

ありがとうございます。

まとめ


橋本ユリ
熊野本宮大社は和歌山県の山奥にあるなかなか簡単に行くことのできない場所にあります。

ですが、行くと自然豊かな土地が広がっていて、今回参拝レポートを上げて下さったTさんも含め、ここまで行って良かったというお声も多いです。

それだけわざわざ参拝に行くからこそ、その気持ちに神様も応えて下さるでしょう。

是非、一度参拝して頂けたらと思います。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

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