こんぴらさん 駐車場-階段の時間、秘密のご利益を徹底攻略!
こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
金刀比羅宮(金比羅宮、こんぴらさん)の神社参拝は、駐車場アクセス、所要時間などある程度の攻略が必要です。
駐車場もどこに停めたら良いのか迷う人もいると思います。
今回の記事では、金刀比羅宮に行くにあたり、
・金刀比羅宮のご利益、お守り、御朱印情報
・駐車場の値段と場所
・所要時間とタイムスケジュール
などをお伝えします。
それでは参りましょう!
金刀比羅宮のお守りとご利益
金刀比羅宮で祀られている、神様は、オオモノヌシとされていますが、それは大和朝廷になった時に、古事記に記載された神様に信仰を変えた、という説が有力なんだそうです。
それでは、大和朝廷前に祀られていた神様は誰なんでしょうか。
金比羅
こんぴら
こんぴら
・・・
クンピーラ
クンビーラ!
そう、インドの神様クンビーラと言われています。
ガンジス川に住む、ワニの姿をした神様、もしくは、インドのガラシャ(象の神様)。
琴平山は別名象頭山と呼ばれています。また、巨大な亀の形をしているとも言われていたり。
これらの動物の共通点は、神の乗り物だった、という事ですね。
つまり、金刀比羅宮のご利益は、乗り物。瀬戸内海を航海するに当たって、
・船の安全の祈願
・または交通安全祈願
です。
また、インドの思想を考えると行き着くのがヨーガです。
ヨーガとは、体操のヨガを思い浮かべますが、ヨーガの真髄は、精神的な悟りを得る事です。その悟りを得るために体操を取り入れています。
つまり、金刀比羅宮のご利益は、
・インドのヨーガの精神的悟りを得る事。
・その鍵となるのが、神の乗り物
という事ですね。
それでは、今の私たちにとっての、悟りを得るための乗り物とは何なのか?
・乗り物を乗りこなす
・役割を演じる、なりきる
という言葉があるように、自分の役割を演じ全うすることによって道が開けるのだ、ということですね。
自分にとっての、人生の乗り物(天命、役割)はコレ!!と宣言し、乗りこなすことが、金比羅さん(クンビーラ)のご利益を得ることになります。
この人のために!と、役割を自分で決めてそれを演じることで、金比羅さんに報告し、導いてもらいたいですね。
金刀比羅宮の階段は確かに長いです。でも、一歩でも歩みを止めずに続けていれば、必ずゴールはあります。
一歩一歩確実に歩みを進めることが、精神的な悟りをえる方法なのではないでしょうか。
金刀比羅宮の言霊は、「こと、開く」。『こと』とは物事のこと。在り方、道ですね。つまり自分が定めた道を切り開くことになります。
金刀比羅宮に参拝することによって以下のように道が開けた話があります。
周りと比較して、私はなんてダメなんだろう。
私は変わりたい、人生を変えたい、そこにコミットはしているけれど、でもあまりにも現実は厳しい。
なんとか私を導いてください。そんな思いで永遠とも言える様な階段を登り続けたそうです。
一歩一歩、歩みを止めず・・・。
その階段は、まるで壁の様に反り立っていました。
私を導いて下さい・・・。もうダメ・・・。休憩しよう・・・。
そうやって入った休憩所にて、ジュースを飲んでいたところ、偶然にもテレビで流れていた言葉に耳が反応します。
参拝が終わった後、その言葉がずっと耳に残っていて、数ヶ月間、神様の導きとしか思えない様な、そのキーワードにまつわる様な出来事が連続して起こりました。
その方はこのキーワードに沿って、導かれるままに行動した結果、運命を切り開いたそうです。
金刀比羅宮の階段を登りながら、自分の人生を切り開くつもりで思いを寄せて登ると良さそうですね。
江戸時代において、庶民は自由な旅行が許されていませんでした。ただ、神社仏閣への参拝だけは、特例として許されていました。ただし、遠方に向かっての参拝は、お金も時間もかかり容易なものではありませんでした。
お伊勢さんとこんぴらさんへの両参りは庶民の夢でした。
そのため、村でお金を積み立てて代表者に参拝を依頼する、「代参」が行われました。
また、犬の首に初穂料と道中の食費を入れ、道中に出会った参拝者に犬を共に連れて行ってもらう、「こんぴら狗」が行われました。
「こんぴら狗」にせよ、「流し樽」にせよ、お賽銭を盗まずに、金刀比羅宮に送り届けるのは日本人の精神性の高さをよく表していますね。
流し樽の場合は、見つけたら仕事を休んで、わざわざ樽を持ってあの辛い山を登って参拝したそうです。
こんぴら狗は、犬をよこして、きっとヒッチハイクのように、犬を遠方から香川まで何人もの人が関わって送り届けたのではないでしょうか。
「ポチよ、他の多くの旅人に手助けしてもらいながら、琴平を目指すんだよ。それが私の夢だから・・・。」
「おやまぁ、随分遠くから。ポチっていうのかい?琴平近くまでは行くから、私について来なさい」
こんぴら狗をたびに行かせるには、お金も掛かったでしょう。
出発しても、頼れる人がいるのだろうか、飢え死にしないだろうか、他の動物、人に襲われないだろうか。
金刀比羅宮のお守りのオススメは、こうした背景から考えて、
・神の乗り物ということ
→ 交通安全御守
・「こと開く」ために勉強するということ
→ 学業御肌守
・ご縁によって自分の「こと」(天命)との良縁に結ばれる
→ 良縁御肌守
がオススメです。
参考リンク:外部サイト
御朱印
金刀比羅宮の御朱印の画像リンクを貼り付けておきます。
外部サイト
二箇所に押し印があり、右上は、「琴平山」。
真ん中は、「金刀比羅宮印」 となっています。
墨字は、金刀比羅宮と参拝日ですね。
御朱印帳は「笑顔元気くん」のイラストのあるもので、金刀比羅宮オリジナル。1500円。
背面は、金刀比羅宮の社紋が描かれています。
外部サイト
ここ数年に渡る紛争、不況、又それに追い打ちを掛けた、(東日本)大震災に、深く心を痛められた琴陵宮司様でした。世の中に元気を!人々に笑顔を!、強く御考えに成られて、あの「笑顔元気くん守り」が生まれたのです。(琴陵宮司様、ご本人がデザインされたそうです。宮司:神社の最高の神職)
純粋無垢な白:平等
赤 :愛・友愛
青 :自由
トリコロール:希望
との4色に願いが込められています。
参考サイト
御朱印を受け取れる時刻に記載はありませんが、開閉門時刻が参考になるかと思います。
金刀比羅宮開閉門時刻
本宮:
開門時刻:6:00
閉門時刻:10月〜3月:17:00、4月〜9月:18:00
奥社:
開門時刻:8:00
閉門時刻:17:00
正月の本宮の時刻は
12/31〜1/1
大晦日6:00〜元日20:00まで開門
1/2〜3
6:00〜19:00
1/4〜10
6:00〜18:00
階段と参拝所要時間
金刀比羅宮の階段と参拝所要時間についてです。
階段は何段あるかご存知でしょうか。
覚えやすい語呂があります。
786段(な・や・む)の登りですね。
ただ、それだと語呂が良くないと言うことで、一段下り階段を加えて、785段としている、ということです。
悩むは嫌だから−1段で、785段なんですね。(ただ実際のところは分かっていないそうですが)
所要時間は御本宮までの時間で、
・早い人:往復1時間
・幼稚園児を連れて:往復1時間半
・お年を召した方:往復2時間
・ゆっくり、くまなく見る人:往復4時間
奥社までは1368段の階段で、さらに1時間想定すると良さそうです。
駐車場、料金安いのは?
金刀比羅宮付近には、駐車場が沢山あります。
大手コインパーキングから、個人経営の所まで。 もちろん安くて近い場所に停められたら良いでしょうが、事前に調べておくことで、スムーズに参拝ができると思います。
大手をメインに一覧をご紹介します。
オススメはやっぱりタイムズ琴平こんぴら前ですね。
121台駐車可能で、金刀比羅宮に比較的近く、料金も明瞭です。 しかも満車空車情報をアプリから知ることができます。
もし、満車だったら、別の駐車場を探しましょう。
大体の位置関係は以下の地図に記載しておきました。
タイムズ琴平こんぴら前 121台 24時間営業
月~金:当日上限500円
土日祝:当日上限800円
外部サイト
琴平駐車場 60台 19:00まで営業
当日上限 500円(混雑時に応じて500円、700円、1000円)
ザ・パーク琴平町 12台 24時間営業
月~金:当日上限500円
土日祝:当日上限500円
ザ・パーク琴平町第2 20台 24時間営業
月~金:当日上限500円
土日祝:当日上限700円
こんぴら一段目駐車場 20台 18:00まで営業
一日一回:500円
琴平町営駅前西駐車場 46台 営業時間データなし
1時間200円、当日上限1000円
アクセス、モデルケース
金刀比羅宮へのアクセスに関しては、主に、新幹線、飛行機、高速バス、車があります。
それぞれ一長一短がありますが、特徴は以下の通りです。
・確実に時間通りに着くなら新幹線
・乗り物に乗る時間を少なくするなら飛行機
・とにかく安くなら高速バス
・色々回りたいなら車もしくはレンタカー
新幹線にて岡山駅→琴平駅のコース
岡山駅→琴平駅 特急で1時間。2510円
飛行機にて高松空港→琴平駅のコース
高速バスにて1時間。1500円
(※飛行機は早割があるので予約はお早めに)
高速バス(夜行バス)にて丸亀駅→琴平駅のコース
丸亀駅→琴平駅 22分。360円
(※飛行機は早割があるので予約はお早めに)
最後に
今回は、金刀比羅宮に参拝するにあたって
・駐車場情報
・階段の情報
・ご利益
などをお伝えしました。
金刀比羅宮は、こと開く。道を切り開く。人生の乗り物という名の役割を演じる。
一歩一歩、歩みを止めず、諦めずに着実に進むことが、ご利益をえる方法なのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
最近の投稿
- 参拝作法・マナー2023.12.28神社のはしごは良くない?それとも大丈夫?確認したい参拝作法
- 未分類2023.10.27【お知らせ】2023年を締めくくる大神神社の参拝に向けて
- 神社参拝2023.01.19初詣参拝で運気を上げる方法と2023年にオススメの神社6選をご紹介!
- 参拝レポート2022.11.29瀧原宮【参拝レポート】