神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

トンガ海底火山噴火の意味

2022年1月20日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は、極めて重要な意味を持つ「トンガ海底火山噴火」についてお伝えしたいと思います。

橋本ユリ
羽賀さん、トンガで海底火山が大爆発しましたね!


羽賀ヒカル
トンガの状況もまだよくわかりませんが、トンガにお住まいの方々の安全と、被災者が良い方向に進みますようにとお祈りしています。

神社チャンネルでは、去年の夏頃から「変わり目になりやすいタイミングは、2022年1月である」と申し上げてきましたが、やはり来たなと感じます。

トンガ海底火山大噴火


トンガ王国は、オーストラリアから見て東寄りに位置し、ラピタ族の方たちが太平洋を航海して住んだのが最初です。


これは「国旗」というより「国章」で、赤い十字が国旗に当たります。



トンガ付近の海底火山の噴火は約1000年ぶりと言われていて、その間に蓄積したエネルギーが今回大爆発したのです。

この海底火山には名前があって「フンガトンガ・フンガハーパイ」と言います。

こちらは、噴火した時の衛星写真ですが、こういう感じでバッと広がっています。


これは環太平洋造山帯の図で、太平洋を囲むようにずっと火山の流れが繋がっています。


今回はトンガで海底火山の噴火がありましたが、ここで火山の活動が活発になることは、この環太平洋造山帯の中でいつ何が起こってもおかしくないという状況となっていて、日本も当然これに入っています。

この辺りの火山は、連動して動く可能性があると言われています。

今回は極めて大きい噴火で、こちらのトンガの島が衛星写真で見た場合に、火山灰で覆われてなくなっているくらいです。


どれぐらい大きな噴火なのかを分かってもらうために、こちらの二つの写真で縮尺を合わせてみました。


火山が噴火した時の様子ですが、なんと火山灰が関東地方を覆い尽くすぐらいの大きさです。

この噴煙が今トンガ王国の辺りを襲っていて、それに伴う病気や天候、インフラの切断が非常に危ぶまれるという状況です。

日本神話の神様と火山


神社チャンネルでは昨年末から、2021年12月~2022年1月には何があってもおかしくない事をお伝えし、神道の専門家として「神道的に見た火山の噴火」について、火山には神様がいらっしゃるとお話ししました。


山の神様は、「大山津見神(オオヤマツミノカミ)」と言います。

この神様には、山の二面性を分け持つ「石長比売(イワナガヒメ)」と「木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)」という二人の娘がいます。

「イワナガヒメ」は、まさに山が何も言わずに長く秘めてる状態です。

逆に山が噴火するのは「コノハナサクヤヒメ」です。


今回の火山の噴火を見て、本当に日本の神様の名前は、働きを表しているなと感じました。

これは火山噴火の衛星写真ですが、上から見るとまるで花が咲いているように見えます。


昔は衛星写真で見えるはずがないのに、「火山噴火」と「花が咲くところ」をなぞらえることが不謹慎に思われるかもしれませんが、日本神話の神様の象徴性を感じるところです。


だから、常に「コノハナサクヤヒメ」と「イワナガヒメ」はセットでないといけないのです。

そして、「イワナガヒメ」という、ずっと言わずに長く秘めている時期があれば、やがて「コノハナサクヤヒメ」で大きくドン!と噴火する時が来ます。

そこから「コノハナサクヤヒメ」は、火の神様とも言われるのです。

2021年の出来事は、後々に影響する


今回の火山噴火から津波がきました。

しかし、なぜ津波が起こったのかが現時点では明確になっていません。

今は暦の上ではまだ2021年で、この年に起きた出来事は、後々に影響を与えていくとお伝えしていました。

新型コロナウイルスやワクチンの問題もあってそれだけではないと感じていたら、今回の火山噴火が起きたのです。

この噴火がどのような影響を与えるかは、噴火による津波の影響のみならず、もっと長いスパンで見ないと分かってこないと思います。

ただ、予測されるところを上げていきます。

今後の地震や火山活動への警戒


環太平洋造山帯で起きたトンガ海底火山大噴火は、同じ造山帯に属している日本にも何らかの影響を与えていると考えられます。

2〜3年の地球寒冷化


今から30年前、フィリピンのピナツボ山が大噴火した時も世界中に影響を与えました。

今回の海底火山の噴火も、イギリスやアラスカまで振動が届くほどの大噴火でした。

そのレベルの噴火になると、噴煙の影響によって地球全体が火山灰でうっすら覆われて、それによって太陽光が遮断されます。

食糧問題


作物が育たたくなってしまい、そこから食糧問題が起きます。

実際に30年前のフィリピンのピナツボ山噴火の時も、地球全体が寒冷化し、日本で米騒動が起こったのです。

その時は私がまだ小学生の時で、日本のお米が十分に収穫出来なくてタイ米を輸入する騒動があり、「細長くてパサパサしたお米より、やっぱり日本米の方がおいしいな」となったのです。

今回も間違いなく同じ現象ですし、そもそも新型コロナウイルスが来る前から、食料問題はあったのです。

これが更に強化され、今後はハッキリと食料問題が出てきますし、大きな影響がもう見えている段階です。

太陽光パネル問題


神社チャンネルでずっと取り上げていたテーマで、今回の火山灰の影響によって、太陽光が少なくなり、太陽光パネルの働きが弱まると言われています。

地球寒冷化


今回の噴火によって地球が寒冷化することによって、温暖化という今までの路線で良いのかと世界中が突きつけられたのです。

しかし、これはピナツボ山や今回のトンガの噴火だけではありません。

世界中に火山があり、それらが大噴火して地球が寒冷化した時には、食料問題が今後もずっと起こり得るのです。

だから、日本の政府も、世界的に見ても温暖化路線で良いのか、グレタ・トゥーンベリ路線で良いのかという話になってきます。

これは地球全体として捉えていかねばならないテーマです。

※グレタ・トゥーンベリ:主に地球温暖化の弊害を訴えているスウェーデンの環境活動家

火山の噴火はターニングポイント


今回の火山噴火がどういう影響を与えるかは、長い目で見ないと分かりません。

しかし、明らかに一つの大きな現象・出来事なのです。

日本の神話では、火山の噴火は「コノハナサクヤヒメ」で、この「サクヤヒメ」とは、まさに花が開いた時から時代の変わり目が起こります。

日本や世界の歴史から見ても間違いなく、火山噴火は歴史のターニングポイントのきっかけとなります。


今回も非常に大きな噴火で、このような大規模の噴火は来て欲しくないものですが、いつか必ず来るものでもあります。

特に日本は世界で最も火山が集まっている火山国ですから、火山噴火が起こることを前提とした上で対策をしなければなりません。

今回の噴火の影響によって、日本の火山にも何らかの影響が来ます。

火山の恩恵を受けている日本


ただ、日本は火山からの恩恵も大きいです。

大量の金鉱脈、地熱発電、温泉、豊かな土壌や水などは全て火山資源から来るものです。

火山は確かに恐ろしいものでもあると同時に、恩恵をもたらすものでもあります。

コノハナサクヤヒメの神話が示す通り、ニニギノミコトに怒って、産屋に火をつけるような激しいことをする女神様ではあります。

その女神様から多くの神が生まれていることも、また事実なのです。

※コノハナサクヤヒメ神話:
高天原から天下ったニニギノミコトと結ばれたコノハナサクヤヒメは、一夜で身ごもります。
それを知ったニニギノミコトは、「それは本当に天津神である私の子か?国津神との子ではないのか?」と疑いました。
その言葉を聞いたコノハナサクヤヒメは「本当に天津神の子なら、無事に生まれてくるでしょう」と、出入り口を防いだ産屋に火をつけて出産しました。
3人の男の子の赤ちゃんは無事出産して、コノハナサクヤヒメの誓約(うけい=占いの一種)は成就し、ニニギノミコトの疑いは晴れました。


橋本ユリ
日本の神話や神様にまで関係しているとは思いませんでした。

トンガの海底火山噴火の影響は、こんなに深いものだったんですね!


羽賀ヒカル
神話に隠された秘密は大きいです。

その辺は、私も勉強会や初詣のイベントやゆにわ塾などでもお伝えしてますので、また見てくださいね。


今回はトンガ海底火山噴火の持つ重要な意味について、お伝えさせて頂きました。

この記事をご覧になったあなたの開運をお祈りしています。

そしてトンガで被災されている皆様の安全を心よりお祈りしております。

羽賀ヒカルでした。


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