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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

神代から伝わる三種の神器・アメノムラクモノツルギの謎

2022年2月4日 2022年02月04日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「神代から伝わる三種の神器・アメノムラクモノツルギの謎」というテーマでお届けします。

橋本ユリ
羽賀さん、天皇陛下は代々、三種の神器を引き継ぐのですよね。

でも、剣はなくなったと聞いたことがあるんです。


羽賀ヒカル
ゆりちゃん、珍しくマニアックな質問!

壇ノ浦のことですね。

それは、ゆりちゃんでなくても、疑問に思う人がいるでしょう。

では、今日は三種の神器のひとつ、剣のお話をしましょう。


代々継承されている三種の神器


こちらは令和が幕開けした時の天皇即位礼の画像ですが、ご覧になった方も多いと思います。


写っているのは三種の神器のうちの剣と鏡です。

玉はもともと宮中に祀られていますので、剣と鏡が天皇陛下に捧げられている画像です。

歴史に詳しい方は「三種の神器のうちの剣は、壇ノ浦に沈んだのではないか?」と思う方もいるかと思います。

その通りで、三種の神器のうちの天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)は壇ノ浦に沈んでいます。


どのように復活したのかは知るよしもありませんが、今回は三種の神器のうちのアメノムラクモの剣、またの名を草薙(クサナギ)の剣について迫っていきたいと思います。

そもそも古事記における一番最初の剣は、イザナギノミコトがカグツチノミコトの首を刎ねた時に使った剣で、十束剣(とつかのつるぎ)と言ったり、もしくは天之尾羽張(あめのおはばり)、伊都之尾羽張(いつのおはばり)と言ったりします。

「尾羽張」とは昔の大和言葉で刀を意味します。

それが剣という言葉に移り変わっていったのですが、そもそも三種の神器のうちの一つです。

日本の皇室が凄いのは、この三種の神器を代々継承してきていることです。

このように、三つの神器が2600年以上継承されているところに、日本の凄みがあるのです。

熱田神宮の始まり


三種の神器の一つ、剣の歴史について見ていきます。

こちらの画像は有名なスサノオノミコトのヤマタノオロチ退治です。


ある村で、ヤマタノオロチという怪物に、年ごとに村の娘を捧げていました。

その年、生贄に決まっていたのが、クシナダヒメノミコトという女神様でした。

そして現れたスサノオノミコトが「私が救いましょう」と誓い、ヤマタノオロチにお酒を飲ませ酔っている間に首を刎ねたのです。

だから、実際はこの画像のように激しく戦っているわけではありませんが、ヤマタノオロチの首を刎ねた所から出てきたのが「草薙の剣」で、三種の神器のうちの一つになります。

不思議なことに、スサノオノミコトはアマテラスオオミカミから高天原を追放されているにもかかわらず、いつの間に仲直りしたのか、アマテラスオオミカミに剣を献上するのです。

その後、アマテラスオオミカミは、孫のニニギノミコトに地上界を治めるように伝えました。


天孫降臨する際に託したのが稲穂と三種の神器と言われています。

その後、三種の神器はニニギノミコト⇒山幸彦⇒ウガヤフキアエズノミコト⇒神武天皇と継承されていきました。


ターニングポイントは、崇神天皇の時代に訪れます。

疫病が流行し天変地異も起こりました。

三種の神器を一緒に祀っているのが原因ではないかという事で、鏡と剣を別で奉ることになり、大和笠縫邑というところに2つの神器を移しました。

その後、ヤマトヒメノミコトが「どこで奉るのがいいのか?」と神に問い、次々と場所を変えていきます。

そしてようやく辿り着いたのが伊勢神宮で、三種の神器のうちの鏡を祀ることになりました。

そして、ヤマトヒメノミコトは、剣のみ自らお手元で祀られていました。


その頃、皇室の血を引くヤマトタケルノミコトは西日本を平定したのですが、父君に「次は東日本を平定してこい」と言われて、悩んでいる時に、ヤマトタケルノミコトの叔母に当たるヤマトヒメノミコトから三種の神器のうちの一つ草薙の剣を授かるのです。


そして、この剣を持って、ヤマトタケルノミコトは、さまざまな試練困難を経て、東日本平定して帰ってくるのですが、愛知県の辺りに来た時、伊吹山(滋賀県)に現れた妖怪を退治しに行くのです。

しかしその時、ヤマトタケルノミコトは油断してしまい、三種の神器である剣をミヤズヒメノミコトという神様に預けて素手で妖怪退治に行き、毒の矢に当たって亡くなったのです。

その後、この剣を預かっていたミヤズヒメノミコトという神様が三種の神器を祀ったのが、熱田神宮の始まりと言われています。



壇ノ浦で無くなった剣の正体


三種の神器は、玉は皇室で、鏡は伊勢神宮、そして剣は熱田神宮にずっと祀られています。

壇ノ浦で無くなった剣とは崇神天皇の時代に作られた形代なのです。

レプリカではないのですが、同じ霊体が宿る形代が作られ、ずっと継承されていました。

しかし、源平の戦いの時に、平家が安徳天皇を匿いながら瀬戸内へ逃げていきます。

そして瀬戸内海の一番西の壇ノ浦までたどり着くわけですが、その時に安徳天皇と共に三種の神器のうちの一つである剣が沈んでしまったという事です。

では、令和天皇が儀式の時に受け取っていた剣は何かということですが、実はその後伊勢神宮から皇室の方に再度新しい剣が奉納されており、それをずっと継承しているという流れです。


三種の神器は実際あるのかということですが、全て見たとか聞いたという伝承が残っています。

また、色々な面白い話があり、例えば伊勢神宮で伝わっている鏡には古代ヘブライ語が刻まれていた、熱田神宮に祀られている三種の神器のうちの剣は銅剣だった、三種の神器のうちの一つの玉は子供の頭ぐらいの大きさがあった、もしくは複数個あったなどの伝承が伝わっています。

ただ、一つ言えることは「触らぬ神に祟り無し」という言葉がありますが、やはり見てはならない世界があります。

三種の神器を見た人はどうも、その後いい人生を歩んでいないという伝承も残っているのです。

実際、伊勢神宮のご神体である鏡を見た人というのは、その後事故にあったり亡くなったという方が多くいらっしゃいます。

蓋を開かない方が良いというのは、神道の世界や霊的な世界においてはあるのではないかと思っております。

私たちの心にある三種の神器


三種の神器は天皇家に伝わってきた物として凄いものではあります。

今回のポイントとして、歴史的な凄みがあると同時に古事記や日本の神話の捉え方として、私は歴史的な捉え方だけではなく、宇宙的な捉え方や心の面での捉え方が大事だと思っています。

三種の神器は歴代の王が継承してきたものではあるのですが、王になる為の資格とは何かと言うことが三種の神器が示す教えなのです。


三種の神器は私たちの心の中にあり「智・仁・勇」と言われます。

智慧とは、例えば「あなたはこうやったら幸せになりますよ」とか、もしくは「この局面はこうやって打開していったらいいですよ」というものです。

歴史や人から教わった事など、周りの何かを合わせ鏡にしながら人は学んでいくわけです。

智慧を示すのが三種の神器の鏡と言われています。

仁が示す愛と思いやりは、玉となります。

心で誰かの幸せを祈ったり、熱く燃えている時というのは、玉がある瞬間なのです。

そして勇気、これは堅実を切り開いていく力で、これが実は三種の神器の一つである天叢雲剣ということです。


最近の状況下や、先行きが見えない時代においては、ヤマトタケルノミコトの神話が示すように、自分の力や意志で現実を切り開いていく事は、とても重要なのです

熱田神宮は、そのような力を与えてくれる神社であるということです。

実際に、この現実を切り開いていく力を活用したのが、戦国時代の天下人です。

織田信長、徳川家康や豊臣秀吉は、この熱田神宮を中心とするエネルギーの守護や御加護を得ながら活躍していったのです。


行動できない、すくんでしまったり、この先大丈夫なのかなと不安になったり、また言いにくいこともあると思いますが、一歩踏み出す勇気が重要です。

熱田神宮は、そういった勇気を与えてくれる神社としての働きがあると思います。

実際、私も熱田神宮を参拝した後に、現実が大きく変わっていくということが、今までの経験でもありました。

人生の流れを変えたい
意思をもって目標を達成したい
志を実現したい


そういう方は、熱田神宮に参拝してみましょう


この2022年2月に熱田神宮・氷川神社の初詣のイベントを行います。

オンラインセミナーで学んで頂いた後に、現地で集合し、みんなで一緒に参拝するという流れとなっていますので、団体参拝のエネルギー感や勢いを感じ取っていただけたらと思います。

オンラインセミナーでは師匠北極老人から教わった神社・神様の秘密を伝承させていただきたいと思います。

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羽賀ヒカル
三種の神器は、元々日本は三つの部族があり、それが融合した姿という風にも聞いています。

心の中でも、異なる三つの要素を融合していくことが大事なんですよ。


橋本ユリ
それが心の三種の神器、「智・仁・勇」なんですね!

熱田神宮に参拝して、バレンタイン前に「一歩踏み出す勇気」を授けてもらいたいです~



今回は三種の神器のうちの一つ「神代から伝わる三種の神器・アメノムラクモノツルギの謎」についてお伝えをさせていただきました。

あなたの開運をお祈りしております。
羽賀ヒカルでした。

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