神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

伊勢神宮と出雲大社の本当の名前

2021年9月23日

あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「伊勢神宮と出雲大社の本当の名前」についてお伝えさせていただきます。

羽賀ヒカル
ゆりちゃんは、日本を代表する二つの神社の名前を知ってる?


橋本ユリ
もちろんですよ~。

新米ですが、巫女ですもん!

天津神系の神社は伊勢神宮。

国津神系の神社だと出雲大社。

エッヘン!どうです?

羽賀ヒカル
うん。そう言うと思った!

実はその神社名、正式の名前じゃないんですよ。


橋本ユリ
ええええ~~~。


日本を代表する二大神社


天津神(天の神)系と国津神(地の神)系の神社で、それぞれ日本を代表する二つの総本山の神社があります。

それは「伊勢神宮」と「出雲大社」です。

実は「伊勢神宮」「出雲大社」と呼んでいますが、正式名称ではないのです。


ホームページに記載の通り、出雲大社の正式名称は「いづもおおやしろ」と言います。


今から「いづもおおやしろに行ってくる」というと、何か変な感じがしますが、正式名称はこちらになります。

「いづもおおやしろ」と言われるようになったのは最近のことであり、1871年の明治維新までは「杵築大社(きづきのおおやしろ)」だったのです。

「杵築大社」と呼ばれていたのが明治維新以降に「いづもおおやしろ」となり、今は一般名称として「出雲大社(いづもたいしゃ)」と言われるようになりました。

国津神系神社の総本山と言っていいでしょう。


一方、天津神系神社の中心は「伊勢神宮」です。


実は「伊勢神宮」という神社はなく、正式名称は「神宮」です。

神宮というのは、伊勢辺りにある(内宮、外宮合わせて)125社ある神社の総称です。

さまざまな神社の呼び名


神社の呼び名は様々なものがあります。

「伊勢神宮」「住吉大社」「諏訪大社」「春日大社」「香取神宮」「鹿島神宮」など、「神宮」「神社」「大社」と呼ばれることが多いです。

また、他にも「筥崎宮(はこざきぐう)」のように「宮(ぐう)」と言われる場合もありますし、「社(しゃ)」と言う場合もあります。

これらはどのように違うのかを紹介していきます。


・神宮(じんぐう)
神宮は、王朝に関係がある神様、皇室に関係がある神様が祀られています。

例えば、「橿原神宮」「明治神宮」「鹿島神宮」「香取神宮」です。

典型的なのが「明治神宮」であり、明治天皇という皇室の方が祀られています。

「橿原神宮」は、初代天皇の神武天皇が即位した場所です。


・大社(たいしゃ)
実は大社(たいしゃ)と言うのは、戦前までは「出雲大社」だけだったようです。

それが戦後、「春日大社」「諏訪大社」「住吉大社」といった、「大社(たいしゃ)」と名のつく神社は増えてきました。

もともと「大社(おおやしろ)」と言って、出雲大社だけに使われる神社の特別な名前だったのです。


・宮(ぐう)
「筥崎宮(はこざきぐう)」のように、「宮(ぐう)」という言葉の読み方を変えて「宮(みや)」という言葉があります。

この「宮(みや)」は、言霊的に言うと「御屋(みや)」で、とても尊い方が住まわれる場所といった意味のようです。

だから、「筥崎宮」は、そのような場所だったのではないかと思われます。


・社(やしろ)
古代ヘブライ語で、お祭りの時に簡易的に神様を祀るために作った場所を「社(やしろ)」と言っていた、という説があります。


様々な呼び名がありますが、意外に知らない神社の知識でした。

橋本ユリ
全然知りませんでした。

神様、ごめんなさい!


羽賀ヒカル
これは、豆知識として役立ちますが、正式名称を知らなかったからといって、神様に怒られたり嫌われるということはありませんよ。

大事なのは神様を信じる心であり、信仰心であり、神様を尊ぶ気持ち、それが何よりも大事だと思います。


今回は「伊勢神宮と出雲大社の本当の名前」についてお伝えさせていただきました。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


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