神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

古事記に出る神様は実在するの?神様はどこにいるのか?

2017年6月23日 2017年07月26日

こんにちは、橋本ユリです。
突然ですが、古事記に出てくる神様は実在すると思いますか?

私も半信半疑だった時期がありますが
神様がいるとして、どこにいらっしゃるのか
羽賀ヒカル先生の動画を参考にまとめました。


神様がどこにいるかは説がいくつかある




この画像は岩戸の中にお隠れになって
天照大御神様を出すという有名なシーンのものなのですが、

こういうシーンの描写を見ると
まるでどこかにいるようにも感じられるとも思いますが
これに対する考え方、答えというのは行く通りも実は存在しています。

古事記の神様に対する見解について



歴史上に存在した人物を神としている説


古事記に描かれている事は歴史上
現実な世界で実際に会ったお話しがベースになっており
この世に存在した歴史上の人物が神様として崇められているという考え方が1つ。

神様の世界、見えない世界が実際にある説


私たちが生きている現実世界とは別に
見えない神様の世界が実際にあるという考え方もあります。

そういった世界であったことが
まとめられているのが古事記であるという見方もあるのです。

宇宙の働きであるという説


宇宙の働きを神様に見立てているという考えられ方もあります。

・アメノミナカヌシという宇宙の働き
・アマテラスという太陽の働き
・スサノオという地球の働き
・ツクヨミという月の働き

これらのみならず、古事記に出てくる全ての神様は
天体であったり、宇宙の働きそのものであるという説です。

自然の働きであるという説


地球上に存在する自然を
神様として考えている説もあります。
古事記は自然の流れの象徴という見方ですね。

人体に対応しているという説


古事記に出てくる神様は、人体の働きに
対応したものという考えらえ方もあります。

・アメノミナカヌシ
・タカミムスビ
・カミムスビ
・アマテラス
・ツクヨミ
・スサノオ

全て身体の中に存在する働きを神様と見立てている説です。

それを象徴するかのように例えば
アマテラス、スサノオ、ツクヨミというのは
イザナギの神話で禊祓えを行うシーンで、

左目を禊祓えしたときに生まれたのが、アマテラス
右目を禊祓えしたときに生まれたのが、ツクヨミ
鼻を禊祓えしたときに生まれたのが、スサノオ

このようにして生まれた神様であるという描写が古事記にあります。
古事記に出てくる神様は、何らかの形で人体に対応した働きを象徴して

血液の流れ、骨、神経、胃腸といった具合に
すべては人体の働きに対応しているという考え方もあるのです。

まとめ


これらの説を理解した上で、古事記を読み返してみると
また面白い見方ができて新たな発見があるでしょう。
今回は、古事記の神様はどこにいる?というテーマでお話ししました!

橋本ユリ
ところで羽賀ヒカルさん、
結局のところ神様は、どの説が正しいのでしょうか?
教えてもらえたりしますか?


羽賀ヒカル
どれが正しいと決定づけることはできないのですが、
私自身もまた神社の秘密という本を出しています。そこで私としての見解を載せておりますので、
興味ある方はそちらをお読みください。


橋本ユリ
ええ!そういうオチなんですね!


私も実際に、神社の秘密の本を読みましたが
説明するのが凄く難しいので、興味がある人は神社の秘密の本も
読むと理解が深まるかもですよ。


最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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