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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

越中 射水神社【参拝レポート】

2019年8月3日 2019年08月03日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、富山県高岡市にあります「射水神社」についての記事をSさんに投稿していただきました。


  • 射水神社のご利益、御由緒、アクセス

  • Sさんの参拝レポート


などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

御利益



  • 五穀豊穣

  • 商業繁栄

  • 家内安全

  • 縁結び

  • 開運厄祓

  • みちひらき


縁結びは、天孫降臨に随伴された神々の一柱である天宇受賣命と猿田彦神を娶せた神話に由来します。

御祭神



  • 二上神(瓊瓊杵命)(ふたがみのかみ(ににぎのみこと)


射水神社はもともと、霊山である二上山そのものを祀る社であったと考えられています。古記録に、当社のご祭神は「二上神」と記されており、神仏混淆(しんぶつこんこう)が主流だった江戸時代までは、「二上山大権現(ふたがみやまだいごんげん)」として人々に崇敬されてきました。その後、明治時代には政府による神仏分離令を受け、二上神は瓊瓊杵尊として祀られるようになりました。


引用元:射水神社HP

御由緒


越中国は古くから名の知られた神社が鎮座されるなかで、当社は神社の戸籍帳とも云われる『延喜式』神名帳(出雲本)において国内唯一の名神大社、また加賀国一宮の白山比咩神社に伝わる『白山之記』(国指定重要文化財)では「越中一宮」と記されています。

「射水(いみず)」という社名は平安時代初期の『国造本紀』に記された「伊弥頭(いみづ)国造」に由来するとされ、平安時代より前から当地の豪族を中心に信仰されていたことが推察されます。

創祀は太古で、当初は現在の鎮座地から5kmほど北の大伴家持卿由来の名勝・二上山の山麓に鎮座され、祭祀が行われていました。当時の領域は、二上荘67ヵ村、二上神を二上権現として祀った別当寺を含めた社寺は二上全山に亘り22万余坪に達したといわれ、越中国全土の各戸より毎年「初穂米一升二合」奉納の制度があり、隆盛を極めました。以後、戦国期に戦災で社殿を焼失したこともありますが、皇室や武将の尊崇も篤く、江戸時代には加賀藩の祈祷所になるなど、越中国一宮としての格式を保持してきました。

当社はこの地で千年超を過ごし、明治4年(1871)に越中最高位の「国幣中社」に列格、その4年後、高岡城跡(国指定史跡[平成27年4月指定])の「高岡古城公園」へ遷座されました。江戸時代の城跡に社殿を構える一宮は全国で当社のみです。


引用元:射水神社HP

アクセス


〒933-0044 富山県高岡市古城1番1号

Sさんの参拝レポート


越中国一宮射水神社に参拝しました。



富山県には一宮が4社(射水神社、雄山神社、気多大社、高瀬神社)あります。射水神社と気多大社は同じ高岡市にあります。射水神社の側には、藤子・F・不二雄ふるさとミュージアムがありました。高岡市は大伴家持が越中守に着任していたこともあり、万葉に所縁が深いです。神社周囲の町並みは、演歌や和歌などが似合うような、独特の趣あるたたずまいをしています。

創建は奈良時代以前のこととされます。明治8年に遷座してから射水神社は、初代加賀藩主の前田利長公ゆかりの高岡城の本丸にあります。四季折々の表情豊かな21万㎡という、広大な高岡古城公園の中央に鎮座しています。江戸時代の城跡に社殿を構える一宮は全国ではこの射水神社のみです。
神社の由緒としては、伊弥頭国造(いみづのくにのみやつこ)の祖神の二上神が祭神でした。二上神は二上山(ふたがみやま)山麓の二上射水神社に祀られています。大伴家持は二上山の賦を詠み、万葉集に収録された大伴家持の和歌の223首のうち11首が二上山を歌っています。
そして、万葉集にはもう一つの二上山が収録されています。こちらは大和と河内の県境にあり、現在の呼称はニジョウサンですが、元はフタカミヤマであったとされています。この二つの山には以下の共通する点があるそうです。
イ)万葉集、古代史の真っ只中である。
ロ)聖水の湧き出る山とされている。
ハ)交通の要衝である。
ニ)国のほぼ全域から望めるシンボル的な山である。
ホ)越中二上山は、太陽の昇る山とされるの立山に対し、日が沈む神の山とされる(夕景がすばらしい)が、大和の二上山は、太陽が昇る神の山とされる三輪山に対し、日の沈む山とされ、ともに夕景がすばらしい。

まとめ


橋本ユリ
江戸時代の城跡に社殿を構えてるなんて凄いですよね。神社と城、両方の歴史を思う存分感じれそうですね。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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