神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

学校では教えないクリスマスの秘密

2021年12月26日

あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「学校では教えないクリスマスの秘密」についてお伝えさせて頂きます。

橋本ユリ
羽賀さーん!羽賀さんは神道研究家ですが、クリスマスはお祝いするんですか?


羽賀ヒカル
お祝いしますよ!そもそもクリスマスってキリストの誕生日ではないですから。


橋本ユリ
えー。本当ですか?


クリスマスはキリストの誕生日ではない!?


私たち「ゆにわ」では、クリスマスディナーやクリスマスケーキを提供させて頂いており、クリスマスに関して、個人的には肯定派です。


私たちの会社が運営する大学受験塾ミスターステップアップでも、私が通っていた当時の塾長であった私の師匠・北極老人はクリスマスの時、特別なディナーを振る舞って下さるなど、お祭り事が多かったです。


そもそもクリスマスとは一体何なのか?

世の中ではイエス・キリストの生誕祭とされていますが、これはウソです。

聖書にイエス・キリストの生誕日が「12月25日」とは記載されていません。

また、イエス・キリストがいつ誕生したのかも明確になっていないのです。



そもそもイエス・キリストが誕生してから紀元後が始まったという話も怪しいのです。

例えば、「マタイによる福音書」によると、キリストが誕生したのは「ヘロデ王が亡くなった時」と記述されていますが、実はへロデ王が亡くなったのは「紀元前4年」です。

だから、キリスト誕生は「紀元元年」でも「12月25日」でもないのです。



他の信仰勢力に対抗する為に作られたクリスマス


では、なぜキリストの生誕祭が「12月25日」と言われるようになったのか?

そもそも聖書の中に季節が明確に分かるような記述は少ないのです。

記述から分かることとして、例えば、キリストが亡くなった十字架での磔刑(たっけい)があった時は、3月下旬です。


キリストが弟子たちを集めて行ったレオナルド・ダ・ビンチの絵で有名な「最後の晩餐」があります。

この最後の晩餐をしたタイミングが、ユダヤ教のお祭りである「過越祭(すぎこしのまつり)」の時でした。

過越祭は3月15日で、その3日後にキリストは磔刑にあっているので、亡くなったのは間違いなく3月下旬になります。


そこからキリストの復活をお祝いする「イースター」というお祭りがあり、これが3月から4月にかけて行われていて、確かに聖書に記述があるのです。


では、なぜ「12月25日」になったのでしょうか?

それには12月25日前後に冬至があることが関係しています。


そもそもキリスト教と冬至は関係ありませんでした。

当時ヨーロッパにあったローマ帝国の時代、キリスト教の勢力が広がったのとほぼ同時期に、インドから「ミトラス教」という宗教団体が入ってきました。


このミトラス教で重要視されていたのが太陽信仰です。

ミトラス教の考え方では、太陽の日照時間が一番短くなる冬至のタイミングに新しい太陽が誕生するという信仰があったのです。


また、ミトラス教だけでなく、対抗勢力として「ゲルマン民族」もしくは「古代ケルト人」がいて、それらの民族も冬至のお祭りを重視していました。

これら他の勢力に対抗するため、ローマ帝国がクリスマスが作ったという説があるのです。


だから、キリスト教原理主義者の方たちの中では、クリスマスが否定されているのです。

神道における冬至の重要性


日本では明治時代の頃にクリスマスの概念が入ってきました。

そこからクリスマスが日本国民の中にいつ広がったのでしょうか?


まず、大正天皇が亡くなったのが12月25日で、冬至の時期と重なりました。


大正天皇が亡くなって昭和の世となり、しばらくして昭和天皇に子供が産まれます。

それが平成の天皇である明仁(あきひと)皇太子で、12月23日生まれです。


これは「偶然は神なり」です。

大正天皇が亡くなったのと、平成の天皇が生まれたタイミングが重なり、この時期を休日にしようという流れが広がる中で、一気にクリスマスという文化も定着していったのです。

そもそも冬至のお祭りは、キリスト教のものではなく、ミトラス教や古代ケルト人、もしくはゲルマン民族の信仰が原型でした。


実は神道でも冬至が重要視されていました。

先日、私たちが参拝セミナーを行った伊勢神宮は、冬至を意識して設計されていると思われます。

これは伊勢神宮の内宮にお参りする時に渡る宇治橋が、冬至になるとちょうど宇治橋の向こうから日の出がやってくるからです。



これは間違いなく、太陽の誕生を意識して作られています。

星に思いを馳せてみる


冬至と言えば、重要な星があります。

日照時間が短くなり、夜が長くなると、特に目立つ輝く星があるのです。

この間も伊勢神宮参拝セミナーの時に星空を見上げると、南の方角でひときわ美しく輝く星がありました。

それが「シリウス」です。


この冬至のタイミングにシリウスが輝く方位を「聖方位」と言って、エジプトや日本もこの聖方位の向きで建てられている神社・仏閣・信仰施設があり、冬至は古代から非常に重要視されていたと思われます。

このことから、冬至のお祭りとしてのクリスマスが日本人に定着し易かったのは納得がいきます。


また、クリスマスと言うと、サンタクロースの伝説あります。

この伝説もキリスト教の聖者がサンタクロースになったという話もありますが、これも日本では七福神のイメージです。


七福神はもともと海外からやってきた神様です。

この七福神の中には「布袋さん」という神様がいて、これも実在した人物がモデルになったと言われています。

モデルになった人物はいるにせよ、それも神様の化身ではないかということです。


また、なぜ私がクリスマスに対して肯定的かと言うと、京都大学の心理学者・河合隼雄教授が本に書かれていたことが非常に印象的なのです。

例えば、子供の頃に「今日プレゼント届かないかな?」や「サンタさんにお願いしたの」というサンタさんを信じる気持ちがありますが、大人になるにつれてだんだんとサンタさんへの信仰は崩れていきます。

しかし、子供の頃のサンタさんを信じる気持ちはいつまでも心に残っていて、河合隼雄教授は「サンタさんを信じていた気持ちは心の小部屋となって、いつか自分の人生を豊かにしてくれる」とおっしゃっています。


つまり、サンタさんを信じる心は、信仰心の芽生えや「あなたの心に火を灯す」という神社チャンネルの理念にも繋がるのです。

確かにGHQの占領政策という見方もあるとは思いますが、そもそも日本の神道は、様々な国の宗教や神様を取り入れていくという性質があります。

そういった意味でもクリスマスは、本来は冬至のお祭りであるので、日本人らしいお祭りに変わってきていると思います。


この冬至のタイミングの時に重要な星はシリウスや北極星です。

是非、夜空を見上げてシリウスや北極星に祈りを捧げてみて下さい。



羽賀ヒカル
師匠・北極老人から「クリスマスのタイミングは、夜空を見上げて星に思いを馳せなさい。そうすれば自分の心がすっと穏やかになったり、きっとそこから自分の人生が変わっていくよ」と教わってきました。

だから、是非、宇宙や星空をこのタイミングで意識して頂きたいです。


橋本ユリ
冬は空が澄んでいて、星がとてもきれいですものね。

毎晩空を見上げて北極星やシリウスを探します!


年末年始には、神道では様々なお祭り事があります。

初詣のイベントやゆにわ塾にご入会して頂いている方は、年末の大感謝祭もあります。

実際こうやって普段応援して下さっている皆様と直接関わりたいという想いもありますので、ゆにわ塾もチェックして頂きたいです。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


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