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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

幸せになるたった一つの習慣

2021年12月27日 2021年12月26日

あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

橋本ユリ
羽賀さん!京都の綾部に美味しいお蕎麦屋さんができたんですね!


羽賀ヒカル
そうなんですよ。

今回は、2021年10月京都府綾部市にオープンした「手打ちそば ゆにわ」からお伝えさせて頂きますね。


綾部と言えば、織物を作る人といった意味があります。

繊維業は、綾部の伝統産業のうちの一つで、有名な繊維系のメーカーであるグンゼは、綾部が本拠地です。


他にも、昭和以降の精神世界・宗教界の潮流を作ったと言われる「大本教」

出口王仁三郎が拠点としたのもこの綾部です。


綾部は京都府にある田舎町ですが、ここから全国に広がる一つのムーブメントが作られたことはすごいと思います。

今回は、この「手打ちそば ゆにわ」から、「幸せになるための秘訣」というテーマでお伝えさせて頂きます。



幸せとは何なのか?


綾部ゆにわの近くにある、いくつかの神社に取材させて欲しいとお願いをしたところ、「元愛宕神社」とご縁を頂くことが出来ました。

この神社は亀岡の山奥にある1500年以上の伝統がある神社です。

また、非常に重要なお祭りがあり、昔からそこで行われている年3回のお祭りのうちの一つに立ち会わせて頂くことが出来ました。


そこで、私も初めて知った事がありました。

神社には、本殿の御神体をお納めしている社があり、そこを開け閉めする時に「ギギギギ」と音が鳴ります。

私は古びているから鳴っているのかと思いましたが、実はもともと音が鳴るように設計されているのです。

逆に何にも鳴らないのは、質が悪いそうなのです。

「ギギギギ」と音が鳴るからこそ、これから御神体が現れるといったありがたさを感じたり、頭を下げながらでも開いたことが音で分かるという面もあります。

つまり、「社を閉じたら、頭を上げること」を音で分かるようにしたのです。


また、参拝時に玉串奉奠(たまぐしほうてん)をする際、地元の方たちが礼をする時に、扇子を笏(しゃく)に見立てて礼をされていました。

「扇子を笏に見立てて礼をすること」を、私は初めて見ました。

実はこれがそこの地元の人達に伝わっている習慣なのだそうです。


そのような伝統や文化が守られているところに、何とも言えず良いなと感じたのです。

目に見える礼儀や伝統、作法の裏側には、目に見えないものがあります。

「幸せとは何か?」と考えた時に、幸せを感じることも目に見えないものなのです。

私たちを幸せにしてくれるもの


私たちは、ますます資本主義化していく現代社会の中で、どうしても見えるものに目を奪われがちになっています。

暮らしの豊かさ、お金、地位、名誉、実績やフォロワー数などもそうです。

そのように目に見えるものは、果たして「私たちの心を豊かにしてくれるのか?」なんです。

これに対する答えを神道が示してくれていて、つまり目に見えない世界の方が大事だということです。


神道には、基本的に「左が上になる」という法則があります。

雅楽の楽器を持つ際は左が上になるように持つことや、着物を羽織る時も左が上になるように着ます。

また、拍手をする時でも、左手を前にして拍手をする「左前の法則」があります。


左は右脳に繋がっていて、右脳は目に見えないものを感じる所です。

「目に見えないもの」とは、例えば、愛情、信頼関係、ご縁やエネルギーといった目に見えないものや、数値化できないものです。

それらを大事にしていくことで、より幸福度は高まっていきます。


「手打ちそば ゆにわ」にも、毎日そばを打っている「そば打ち台」があります。

つまり、そばは目に見えるものですが、そばの裏側にも目に見えないエネルギーがあるのです。

そのエネルギーには、天地自然にある光のエネルギーや、人間の想い・愛情などがこもっています。


このような目に見えないエネルギーや愛情が、実は人を幸せにしてくれるものなのではないかと思っています。

目に見えないものを感じてみる


信頼関係や愛情などは、数値で表すことが出来ません。

また、そのような「誰かのために与えること」は時に上手くいくこともあれば、そうでない時もあります。

誰かのために尽くしたり、頑張ってみても、結果的には報われなかったり、想いが伝わらなかったこともあると思います。

でも、そのような目に見えないことを大事にしていると、やがて自分に返ってくるはずです。

日本昔話などで、このことを教えてくれています。


日本昔話は、日本の神話や古事記、日本書紀などの神話の影響を受けて出来ています。

このような昔から日本で語り継がれていることは、目に見えない世界を大事にすることや、その教えが含まれています。


この「手打ちそば ゆにわ」の店内にも、そのような目に見えない様々な仕掛けが施されています。

そのような「見えない世界」を大切にしていきましょう。

また、「見えないもの」も感じるようにしていきましょう。



ご先祖様や天地自然の恵み、自分の目に見えないところで支えてくれる誰かというのは分かり辛いので、自ら感じようとしないと見落とされがちです。

目に見えないものを感じてみて、意識を向けてみることが、大事だと思います。


都会の中にいると、どうしても目に見える物質的な豊かさやお金などに目を奪われがちになってしまいます。

だからこそ、たまには自然の中に来て、目に見えない世界を感じてみる習慣も大事だと思います。



「疲れたな」「エネルギーがないな」と思ったら、是非こちらの「手打ちそば ゆにわ」に来てみてはいかがでしょうか?

私は今回、「手打ちそば ゆにわ」の「寿(ことぶき)の梅そば」を頂きました。

そばの香りが良くて、梅干しと合わせると、さらに美味しいです。


天ぷらも見ただけで美味しそうなのがオーラから伝わってきますね。

実際に食べてみると、サクサクで非常に美味しいです。



羽賀ヒカル
そばも梅干しも天ぷらも最高でした!

ユリちゃんにも食べて欲しいですね。


橋本ユリ
もうもう、絶対食べに行きまーす!


今回は「手打ちそば ゆにわ」からお届けさせて頂きました。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


手打ちそば ゆにわ
〒629ー1252 京都府綾部市佃町柳ケ迫16−1
GoogleMAPで開く
0773ー21ー6035


こちらのYouTubeの動画も是非ご覧ください↓

この記事をまとめた人

やまちゃん
やまちゃん
2人の娘を持つ父親。ゆにわ塾歴3年。ゆにわと出会って、娘との関係が激変しました。神社chの記事を読んでくださる方々が、羽賀さんやゆにわのみなさんの温かみを感じられるような素敵なサイトにしていけたらと思っています。

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