神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

君が代は祝詞・おまけつき

2022年5月22日 2022年05月21日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「君が代は祝詞・おまけつき」というテーマでお話しさせて頂きます。

橋本ユリ
羽賀さん、おまけつきって?


羽賀ヒカル
何がおまけ付きなのかといいますと、君が代を歌いましたので、最後のYouTubeリンクから聞いて頂ければと思います。

演奏は瞑想のピアニスト「ウォン・ウィンツァン」さんで、素晴らしいピアノの音楽と祈りの君が代をお届けさせて頂きます。


橋本ユリ
えええ~~!それはまた大胆な!

必見ですね~~~。


羽賀ヒカル
私はいち神道研究家であって歌手ではないので、歌に関してはご容赦頂けたらと思います。

君が代は祝詞であり、祈りの言葉です。

祈りの気持ちを込めて祝詞だと思って、私にしか出来ないようなイメージを込めてお届けさせて頂きました。


君が代の歴史


中国やアメリカの国歌を始め、だいたい世界中の国歌は「戦争に勝ったぜ、イェーイ」といった内容のものが多く、こんな考え方が広まってどうなるのかと思います。

日本の君が代は「さざれ石のごとき平和が千代に八千代にずっと続いている」という平和の祈りが込められた歌です。

歴史の古さから見ても君が代は世界ナンバーワンで、出典は今から1000年以上前の古今和歌集の詠人(よみびと)知らずの歌が原型となっています。


古今和歌集に載る前からこの歌はあったのではないかと言われていて、九州でお祭りの時に唱えられていた言葉であるという話もあります。

この君が代の歌詞に、フェントンさんという方がメロディーをつけて国歌になったのですが、フェントン版の君が代は現在と全く違うものです。


外国人の作曲であるため、メロディーの響きが日本らしくなく、歌っている方たちが「なんか違うな」となり、作り変えられました。

次はフランツ・エッケルトさんという方が作曲されましたが、「これもなんか違うな」となったのです。

そして、最終的に作り変えたのが、宮中に仕えていた奥好義(おく よしいさ)さんという方で、フェントンさんやエッケルトさんの曲の良さを生かしながら、改良・改革されました。


奥好義さんは宮中の雅楽隊のメンバーで、日本古来からの伝統の音楽のことを分かっている方が君が代を完成させたのです。

古事記と君が代


君が代には、たくさん不思議なことがあります。

君が代の「君」とは、大君様である天皇陛下のことであり、天皇陛下を中心として、ずっと平和が保たれますようにというイメージです。

実はそれだけではなく、「きみ」とは古事記の多くの神々を生み出した最初の神様のことを言います。

もちろん古事記では、最初の神様はアメノミナカヌシですが、直接的に様々な神々を生んだのは「いざなき・いざなみ」です。


つまり、君が代とは、「子孫みんなに巌のごとき崩れない幸せがずっと続いていきますように」、それは「君が代=いざなき・いざなみ」から始まったことの象徴なのです。

「いざなき・いざなみ」を物理学的に見ると「気と実」であり、「エネルギーと実態」という解釈も出来ます。

音からみる君が代


基本的に日本語は1つ1つの字が母音になっていて、君が代の歌詞の母音を見ていくと左右対称の音の並びになるのです。


これはまさに「いざなぎ性といざなみ性」「男と女」「右と左」という、キレイに左右対称となってるのも、神道の精神に基づいた左右対称の音の美しさを秘めているということです。

古代ヘブライ語で紐解く君が代



君が代を古代ヘブライ語で紐解くと、このような歌詞に解釈することができます。

立ち上がり 神を讃えよ
シオンの民
神の選民
喜べ残された民よ 救われよ
神の印は成就した
全地に語れ

古代ヘブライ語でも日本語でも祈りの言葉として紐解くことが出来ます。

君が代は、音の響きが重要なのです。

君が代を英訳した日本の侍


君が代を英語翻訳する上でも、音の響きがとても重要になります。

君が代の音の響きを残したまま、英語翻訳に挑戦しようとしたのは、神社チャンネルにも何度かご出演して頂いたことのある「日本の侍」松本道弘先生(2022年没)です。


松本道弘先生は『超訳武士道』という本を出されていますが、武士道や神道の言葉は英語に翻訳することが難しいのです。

例えば、「侍」「天皇」「禅」などという概念がそもそも英語にはなく、このような日本の概念を英語で伝えることは出来ないのかを生涯挑戦されました。

単なる通訳者ではなく、英語という観点から日本人の思想について迫ったのが思想家・松本道弘先生でした。

松本先生の著書はどれも素晴らしいので、是非ご覧になって頂けたらと思います。


松本先生は音の響きを残したまま君が代の英語翻訳をしようと、かなり苦労しながらも挑戦されました。

血と汗と涙の結晶と言っても良いような壮大なる試みでした。

松本先生の英語翻訳の君が代は、以前に「むすび大学チャンネル」でもご紹介させて頂きました。

改めて、この神社チャンネルでもご紹介させて頂きます。

「君が代」の英語訳(松本道弘)


君が代は
Hear me out we’ll hear YOU loud.

これ千代に八千代に
Thousands’ years of rain, thousands’ sunlights.

さざれ石の
Thousands’ rays wishing you.

いわおとなりて
Your old rock, firm here to stay.

苔のむすまで
Weep no more; weave us moss nice and green.

(訳)
わたしの声を聞いてほしい
そして聞かせて欲しい、あなたの凛とした声を
何千年の雨、何千年の陽の光をたくわえた
愛しいきらめきは世界を照らし
岩はしっかりと大地を守っている
さあ、哭(な)くのはやめて
美しい緑の苔を織りなしましょう


君が代の音のイメージがなんとなく残りながらも、歌詞の意味も損なわれてない英語翻訳となっています。

これが出来るのは、松本道弘先生しかいなかったと思います。

松本先生が英訳された君が代をそのまま日本語に翻訳すると、きちんと意味が残っていますね。

おまけ


おまけで、私の「君が代を歌っちゃいました動画」をお届けさせて頂きます。

橋本ユリ
そのおまけ、待ってました~!


羽賀ヒカル
歌のレベルはちょっと無視して頂き、祈りの気持ちを込めて歌っていますので、波動として、エネルギーとして受け取って頂けたらと思います。



今回は「君が代は祝詞」というテーマでお伝えさせて頂きました。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


・神社チャンネルの「君が代を歌っちゃいました動画」をご覧ください。↓




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