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戦争を終わらせるカギは日本にある7つの理由

2022年7月1日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「戦争を終わらせる鍵は日本にある7つの理由」についてお伝えします。

橋本ユリ
羽賀さん、ウクライナとロシアの戦いが長引いてますね。

いつ終わるんでしょう~。


羽賀ヒカル
本当にどうしたら戦争をなくし、終わらせることができるのか?

ヒントは日本神話にあると考えています。


鍵は日本にある


今回のロシアとウクライナの戦争を受け、戦争をなくし、終わらせる方法を考えている人は多いと思います。

私もその1人です。


なぜ、今回の戦争が起こってしまったのでしょうか?

これは単純に、ロシア大統領のプーチンさんが「領土を拡大したい」といった意図から発したものではありません。


そこには宗教上の理由や、その背後で動く企業の利益があったり、もっと時間を遡ると、歴史的背景があります。

ウクライナの歴史を見ていくと、そこには奪い奪われてきた負の歴史・蓄積・怨念的なものを感じます。

そういった怨念的な蓄積があって、今回の戦いに繋がっているのです。

その連鎖を止めなければ、戦争を終わらせることはできません。

そして、この戦争を終わらせるための鍵は日本にあるのです。

その7つの理由について、お伝えしていきます。

1.多神教


今回の戦いの背後にある力として「ユダヤ教」、もしくは「ロシア正教会」、またの名を「東方正教会」という宗教の力があります。

キリスト教は、大きく分けて3つあります。

「プロテスタント」「カトリック」、そして「東方正教会」です。


元は1つのはずですが、この3つの宗教勢力は、ずっと対立してきました。

そういった歴史もあるのです。

この宗教対立がなくならない限り、戦争は終わりません。


なぜ、日本に戦争を終わらせる鍵があるのでしょうか?

それは、日本が多神教国家だからで、神道は多神教です。

アマテラス、スサノオ、ツクヨミの三貴神は、もともと別の神と言って良いでしょう。


そして日本には、クリスマスや神社参拝、お盆があります。

「キリスト教」「仏教」「神道」といった様々なものが融合している国です。


また、神道の禊祓の精神は「ヒンドゥー教」にも通じますし、加えて、江戸時代の幕府は「儒教」を重要視していました。

もっと言うと、「この自然を大事にしよう」という考え方は、中国から伝わってきた「道教」です。

様々な宗教や教えが融合し、包み込んでいくといった、多神教的な考え方や価値観が重要です。

つまり「色んな考え方があって良いよね」と、他人の価値観・考え方を理解していくことです。

自分たちの考え方だけが正しい訳ではありません。

今、世界の対立は、そういった「自分たちの考えが正しい」という一神教的な価値観の対立が非常に大きいのです。

2.禊祓


2つ目の理由は、神道にある「禊祓(みそぎはらえ)」の精神です。

日本人はアメリカに東京大空襲を受け、広島・長崎には原爆を落とされました。


これは全く必要ではなく、このような民間人を巻き込んだ虐殺があってはならないのです。

しかし、そのことを恨みに思っている日本人はいますか?

みんな、アメリカのことを許しています。

この「許す精神」が「禊祓」です。


その昔、日本国内でも対立がありました。

戦国時代や南北朝時代、もっと言うと、出雲族と大和族の対立です。

明治維新でも、薩摩藩(鹿児島県)と長州藩(山口県)が組んで、東京に攻めていきました。

でも、そのことを恨みに思っている日本人は、当然いませんよね。

そうやって、恨み言を水に流し、許していくという「禊祓」の文化・精神が、日本の中にあるということです。


世界を見ると、怨念や奪い奪われ、やり返すという歴史があります。

これはイエスキリストの時代からそうです。

だから、イエスキリストは「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」と許す精神を言っています。

これは神道に通じることです。

今こそ、そういった「恨みの想念、思い」を祓っていかないと人類の未来は開かれないと思います。

3.三つ組


もう1つの神道の精神は「三つ組」です。

西洋の神様や、仏教、キリスト教は、天使と悪魔、光と影などがかなりハッキリしていて、「二つ組」が多いのです。


一方、神道の神様の多くが実は「三つ組」なのです。

このように3つが合わさった時に、対立は解消します。

例えば、日本の神話の中に「神武東征神話」(※注1)があります。

※注1:神武東征神話(じんむとうせいしんわ)
磐余彦尊(イワレビコノミコト)が日向を発ち、奈良盆地とその周辺を統治していた長髄彦(ナガスネヒコ)を滅ぼし、神武天皇として初めて天皇の位に就いたという一連の説話


神武天皇が、九州からずっと東にやってきて近畿圏にたどり着いた時に、トミノナガスネヒコという出雲族の神様と戦います。

ナガスネヒコは強くて、決着がつかずに対立は続きました。

最終的に、この対立は「ニギハヤヒノミコトという神様が間に立った」と書かれています。

つまり、ニギハヤヒノミコトが間に立った時に、この戦いは終わりを迎えたのです。


今回のロシア・ウクライナ問題でも「どの国が間に立つのか?」で、色々と議論されています。

ここは日本が立つべきではないでしょうか?


そんな話もありますが、これは夫婦関係でもあることです。

夫婦二人の間で、ずっと喧嘩していて決着がつかない時、夫婦揃って私の元に占い鑑定で来られることがあります。


私は旦那さんの言い分と、奥さんの言い分を両方聞きます。

そこに「こうしたら良いのではないですか?」と言うと、1分で問題解決する場合があるのです。


第三者に入ってもらったら問題が解決することがあるので、神道では神様のことを「三つ組」で考えます。

アマテラスとスサノオも対立していますが、「二つ組」ではありません。

その間に月の神様・ツクヨミノミコトが入って完成するのです。

最初の神様である、アメノミナカヌシも絶対神ではありません。

タカミムスビとカミムスビの3つでセットです。

この三つ組セットで動くことは、対立をなくしていく神道の考え方です。

4.神議り


争いが起きそうな時、どうしたら良いでしょうか?

この答えも、神話の中に書かれています。

例えば、「天の岩戸隠れ神話」(※注2)では、アマテラスオオミカミが隠れてしまいました。

※注2:天の岩戸隠れ神話
太陽の神であるアマテラスオオミカミが岩戸に隠れ、世間が真っ暗になったという日本神話


この時、多くの神々は困って「神議り(かむはかり)」、つまり議論を行ったのです。

「1つの企業だけが得をする」「力の論理がものを言う」といったことは「神議り」ではありません。

この「神議り」に近いものが、日本は戦後よく行っていた「談合」です。

例えば、市町村に建築の仕事があったとすると、土木建築会社が入札する前に話し合います。

「今回はあなたのところが行っておきなさい」「今回は俺が行くわ」「そしたら、次に入札するわ」といった感じです。


もちろん、談合の悪い面もあります。

企業の技術開発力や競争力をつけて行こうと思ったら、確かに談合があってはいけないという話もあります。

しかし、そうやって守られている会社もあったのです。

入札が全部くじになったことで、潰れた建築会社や土木工事会社があるとも聞いています。

会社やお互いの利益を守るために、得し過ぎず、損し過ぎないように、お互い調整を図っていたのです。


今、世界を動かしているのは、グローバリズム・多国籍企業で、これは「強い者勝ちの企業」です。

そうやって、「強い者勝ちの企業が国を動かして戦争する」といった原理はあります。

でも、1つの企業だけが勝つのは良いのでしょうか?

弱い企業も話し合って、みんなで守り、技術を残していきました。

これは神議りして話し合ってきたことであり、日本の神々が行ってきたことでもあります。

5.国護り


ただ、次のようにおっしゃる方がいます。

「日本の周りの国が全て良い国だったら良いですが、実際はロシアや中国が日本の領土やお金を狙っていますよね?」

実際、狙われています。

周りが全て良い国で、神道の国だったら良いのですが、そうではありません。

現実として、国を守っていかなければなりません。

これは「国護り(くにまもり)」の精神です。


現状において、きちんと国を守っていかないといけないので、神々も同じようにしています。

例えば、スサノオが高天原に大きな足音を鳴らしながらドンドンとやってきた時に、アマテラスオオミカミはきちんと武装して迎えています。

矢を入れる筒や弓矢を身につけて、「何しにきたんだ、スサノオ!」と、迎え撃っています。


オオクニヌシノミコトの神話も、天津神(あまつかみ)が「国を譲れ!」と使者を遣わします。

何回も交渉し、時にはスパイみたいな者も送られてきているのです。

でも、きちんとオオクニヌシノミコトは国を守っています。

むしろ、スパイで来たような神様すらも感化しているのです。


では、「国を守っていく」とはどういうことでしょうか?

アマテラスオオミカミはスサノオを迎え撃つために、やはり武装しています。

周りが全て良い国だったら良いのですが、現状はそうではないですよね。

だから、自分の身を守るための力は、攻めるため、侵略するため、領土拡大のためではないのです。


弱かったらいじめられっ子のままなので、自分を守るために空手を習いに行くようなことがありますよね。

国を守っていくことについて、考えていくべきタイミングに来ているのではないでしょうか?

6.国譲り


今回のロシアとウクライナの戦いも、最終的にはお互いが譲り合う必要があるのです。

これも日本の神話の1つで、日本の神様も「国譲り(くにゆずり)」をしています。


「もう、ここは良いでしょ」と言って、譲るべきところは譲り、渡すべきものを渡しています。

そうやって、お互いに譲り合うのです。

お互いの立場を尊重し、理解した上で、時には妥協することも、オオクニヌシノミコトは行なっています。


もちろん、譲り過ぎ、渡し過ぎもダメです。

でも、「もうここは絶対に譲らんよ」と言っている限り、争いや対立は終わりません。

それは、オオクニヌシ神話から学ぶべきであるということです。

7.精神


今までお伝えしてきたことは、日本人の精神や伝統を見つめ直すという意味で重要なことです。

私たちが、国護りのために何ができますか?

例えば、中国やロシアが狙っているという話があります。

でも、国を形成しているのは「領土」だけでしょうか?

日本人を日本人たらしめているものは、この国の領土だけではありません。

それは「精神と文化」です。

つまり、天皇制があり、日本語を使う人がいなくならない限り、日本が失われることはありません。

日本が滅びる時は、天皇制や日本語が失われて、日本の伝統文化が失われた時です。

そういう意味では、日本国の防衛には確かに力をつけることも重要ですが、何よりも私たちが精神・伝統・文化を守っていくことで、それが国護りに繋がっていきます。


私は「日本語を使い、天皇制を大事にする人たちがいて、神社参拝を大事にする人がいる限り、日本国を守ることができる」と考えています。

どれだけ領土を奪われても、日本語を使ってる限りは日本人です。

中国や韓国から来た方も、日本語を使ったら、だんだんと日本人らしくなっていきます。

日本には、そういった風土や場の力もあると考えています。

世界の対立と日本人的精神


今、世界の対立を終わらせるために、日本人的精神を日本人自身が見つめ直すタイミングに来ていると思います。

そして、そういった精神が世界中に広がれば、やがて争いや戦争はなくなっていくでしょう。


橋本ユリ
羽賀さん、そういう日が来ると良いですね!

日本精神が世界を平和にするのは夢みたいです。


羽賀ヒカル
はい、まずは日本人から変わっていきましょう。


今回は「戦争を終わらせるための鍵は日本にある7つの理由」というテーマでお話しさせて頂きました。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。


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