神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

世界の希望の国・日本

2022年1月22日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「世界の希望の国・日本」というテーマでお伝えします。

橋本ユリ
羽賀さん〜

最近、日本の問題点ばかりが目につきます。

つい、日本はもうダメかも…なんて気もしてきちゃうんです。


羽賀ヒカル
確かに神社チャンネルでも、中国共産党の問題、コロナ対策など、様々な日本の問題を訴えてきました。

日本政府に対しても、日本企業や国益を守る気があるのだろうか?という危機感があります。

でも同時に、日本には多くの希望があると考えていますよ!


橋本ユリ
そう!そんな話もぜひ聞きたいです!

世界を感化できる日本


先日の衆議院選挙の時に、各党がそれぞれの理念にしたがって、公約を掲げていました。

その公約は「日本をどういう国にしていきたいのか」に基づいて作られます。

私の想いとしては、もっと世界規模で、より大きなスケール・長いスパンで、日本国のあり方について見ていきたいのです。

それによって、日本人全員が共有できるようなビジョンを掲げるべきだと考えています。

先が見えない時代だからこそ、「日本人みんなで理想の国を作っていこう!」といった雰囲気で、国全体を盛り上げていくことが大切です。


私は「世界を感化できる日本」というビジョンを考えています。

「日本人はすごい、見習わないといけない」と思われるような日本人像の可能性があると思います。

ロシアや中国共産党のように世界の覇権を握ろうとするのではなく、自分たちの国益は守らなければなりませんが、経済的に勝ち抜くのではありません。

世界から見て日本が果たすべき役割は、一言でいうと「美しさ」にあると思います。

「生き方の美しさ」もしくは「文化的美しさ」「自然の美しさ」を含んだ神道の良さ・理念で、人類全体が進んでいくことです。

日本はそんな理想像を示していける可能性がある国だと考えています。


日本に感化されたスーパースター


実際にこの日本に感化された世界的なスーパースターがいました。

それが、ジョン・レノンです。

詳しくは、加瀬英明さんの著書「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」に書かれています。(現在絶版)


この本の帯の写真は、ジョン・レノンと奥様のオノ・ヨーコが靖国神社に参拝している様子です。

加瀬さんはオノ・ヨーコのいとこにあたり、ジョンとも親交があり、神道の精神をジョンに次のように説明しました。


「神道とは、くまのプーさんの世界だ。

くまのプーさんの世界には、ロバや様々な動物がいて、考え方や価値観は違うけれど、そこでは争いも喧嘩もなく、みんな調和している。

それと同様に、神道には、

大国主命(オオクニヌシノミコト)がいて
天照大神(アマテラスオオミカミ)がいて
天児屋命(アメノコヤネノミコト)がいて
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)、大山祇(オオヤマヅミ)、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)…。

様々な神々がいる。

元々は別々の国や民族が信仰していた神々だったが、今では混然一体となっているのが神道だ」


仏教が入ってくると、神仏習合で仏も神となり、例えば有名な七福神という神様のほとんどは仏教の仏様です。

キリスト教が入ってくると、クリスマスをお祝いします。

つまり、外国からやってきた神様でも排除することなく、まとめていくのが日本人だと、加瀬さんはジョン・レノンに伝え、それに感銘を受けたのだそうです。


有名な「イマジン」という曲で描かれる世界観は、「自分の考えを押し通そう」「正しさを追求しよう」というのではなく、「みんなで手を取り合い仲良くなって、平和な世界になっていることをイメージしようよ」というメッセージです。

様々な価値観や考え方があって良いじゃないかと、曲を通してジョン・レノンが説いたことはまさに神道の精神だということです。

神道と宗教の違い


宗教のことを英語で「religion」と言って、「縛る」という意味があります。

※語源がラテン語の「レリギオreligio」で「縛る」という意味です。

宗教にはその言葉が示す通り、守るべき「教え」、価値観・固定観念・善悪や正しさというものが存在します。

そして、それぞれの宗教が正しさというのを持つが故に、自分の正しさと合わない人間は悪になってしまうのです。



この本の中で、ジョン・レノンはキリスト教が実は好きではなく、嫌っていたことも書かれています。

キリスト教には「人間は原罪を抱えている罪深き生き物である」という考え方があります。

つまり、ここにあるのは「性悪説」で人間は悪の存在ですが、一方で神道は「性善説」として人間はみんな神様となります。

だから、神道とキリスト教、もっと言うと日本人とアメリカ人では考え方や価値観の特性の違いが出てきます。

例えば、これ(手招きのジェスチャー)を見て、皆さんはどのように感じるでしょうか?


実は、アメリカ人はこれを見て「どこかに行け」と言う意味に取るのです。

一方で、日本人はこれを見た時に「おいでよ、おいでよ」と言う意味に取ります。

その違いは「人間を悪か善のどちらと見なすか?」なのです。

日本人は周りの国の中国・台湾・朝鮮などを(朝鮮は少し敵対視している人がいるかもしれませんが)基本的には性善説で見ています。

だから、「侵略されていても気が付かない」というネガティブな側面はあります。

しかし、これからの世界では国の枠を超えて、みんなで手を取り合ってより良い地球を作っていこうという考え方は、必要なことではないでしょうか。

これもまた、神道の精神です。

異質なものを融合させる日本


話し合いの神議(かむはかり)


神社チャンネルでは様々な情報を発信していますが、神議(かむはかり)の精神があります。

Aの意見とBの意見、賛成派と反対派、どちらにも正しさがあるので、「話し合おうよ」「相談しようよ」という気持ちで発信しているのです。

実際、古事記などの日本神話では、神様は多くの会議や話し合いを行っていることが見て取れます。


話し合いながら、本来合わないようなものを組み合わせて、日本という一つの国を作ってきました。

そこには世界に誇るべき精神があると思います。

組み合わせが多い日本語


そして、その精神を表しているものの一つが日本語です。

実は、日本語にはあらゆる言語の中で最も組み合わせが多いという特徴があります。

例えば江戸時代までで、最も組み合わせることが多かった単語は何だと思いますか?

それは「心」です。

では「心」と組み合わせられる言葉を、皆さんはどれだけ言えますか?


「心置きなく」「心残りだ」「心を尽くします」「心配り」「心がけ」「心ばえ」「心根」…。

他にも何十個も、「心」という言葉と組み合わさって生じる単語があって、明治時代までは、日本人が最も使っていた言葉と言われます。

「心」を例えに挙げましたが、他にもこういった組み合わせによって作られた言葉があります。

神々もセットで動く


日本の神様も常に神々はセットで動いています。

これは一神教的な考えではなくて、多神教的な考え方です。


天照大神(アマテラスオオミカミ)・素戔嗚尊(スサノオノミコト)・月読命(ツクヨミノミコト)は3柱で「三貴神」となってセットです。

最初に現れた神様も、天之御中主神(アメノミナカヌシ)は、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)・神産巣日神(カミムスビノカミ)・宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)・天之常立神(アメノトコタチ)の5柱で、「別天神(ことあまつかみ)」としてセットとなります。

あらゆる神々が、組み合わせ・セットで存在するのです。

大国主命(オオクニヌシノミコト)は、須勢理毘売(スセリビメ)・八上比売(ヤガミヒメ)・事代主(コトシロヌシ)の3柱とセットになります。

そういった調和の精神があり、これは世界に誇ることができるものです。

芸術家たちを魅了した日本の精神


「組み合わせから生じる美しさ」で世界中の芸術家を魅了した国が日本です。

例えば、有名なルノワールやピサロ、ロートレック、ドガ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ロダン、ムンクを初めとする、おびただしい数の作家が日本に魅了されました。


では、彼らは日本の何に魅了されたのでしょうか?

それは日本人の持つ「美意識」です。

これはとても大事なものだと思います。

なぜでしょうか?

先ほど心の話をしましたが、実は心が究極的に求めているものがあります。

「幸せになりたい」のはもちろんですが、この幸せとは「感動」です。

「うわ、なんかこれすごいな!」「カッコいいな」と思う。
「これ、美しいな」と涙する。

では、なぜ感動するのかと言うと、そこに美しさがあるからです。

人間の心は、究極的には「美しさ」を求めているのです。

日本人は今でも、刀やお弁当、あらゆるところに美意識というものを求める民族性があります。

これは世界に誇るべきものではないでしょうか。

神道の美意識


天照大御神の言葉


そして、この美意識が現われているものが神道の神社です。

なぜ神社チャンネルという名前で活動しているのかと言うと、ここに日本人らしさがあり、そして世界の希望があると私は感じているからです。


日本のあらゆる神社の中心は、天照大御神様が祭られている伊勢神宮です。

神話の中に、天照大御神のこんな言葉があります。

「人は乃ち(すなわち)天下の神物(しんぶつ)なり。心神を傷ましむ莫れ(いたましむなかれ))」

※人は神様が作ったもの。自分の心の中にある神様を傷つけてはいけない。

自分の価値を下げては駄目です。

自分のことを責めては駄目です。

どうせ自分なんてと思っては駄目です。

それは自分の心を傷つけています。

日本人には可能性があって希望があるのです。

だから、自分の現実がどんなに今上手くいかず、先が見えなかったとしても諦めてはいけません。

自分のことを責め過ぎても、誰かのことを責め過ぎてもいけません。

これは、天照大御神様の言葉です。

伊勢神宮の周波数


伊勢神宮内宮には天照大御神が祀られていますが、科学では解明できないような不思議なことが伊勢神宮には多くあります。

科学で分かっていることの一つとして、例えば、アマゾンの森林など、熱帯地域でものすごく多くの動物たちが生息するところでしか出ない特別な周波数を「ハイパーソニックエフェクト」と言います。

実は伊勢神宮は、その「ハイパーソニックエフェクト」が流れている聖地だということです。

その音、その周波数を浴びた時に私たちの心が整っていくので、私たちのこの体は、その音や周波数の中に潜む美を感じているんだと思います。


正しさより美しさで生きる日本人


世界の様々な宗教は、正しさに拘ります。

キリスト教の中では、カトリックとプロテスタントが正しさで喧嘩するのです。

イスラム教の中でも、スンニ派とシーア派が正しさで喧嘩します。


しかし、日本人は世界と比べた時に大量虐殺が起こっていません。

戦国時代や明治維新などでの争いも一部の人たちの戦いで、民間人を巻き込むような大量虐殺は起こっていないのです。

なぜなら、日本人は、自分にも周りの人にも、心の中に神様がいると思っていたからです。

私たち日本人は「正しさ」では喧嘩しません。

日本人が生き方の指針としてきたものが、常に「美しさ・美意識」だったからです。

「喧嘩するのはやっぱり美しくないよね」「思ったことを何でもどんどん言うのは美しくないよね」と日本人は思っていました。

そして「様々な神々があって良い、調和があった方が良い」というのが、神道の精神なのです。

日本の希望になる神道精神


日本には何万社も神社があり、様々な地方の多くの聖地がその地域の村の人たちによって今も守られています。

先日、伊勢神宮に参拝した帰りに、ある村に立ち寄りました。

その時、その村の人たちが次のようにおっしゃっていたのです。

「この村では地元のおじいちゃん、おばあちゃんたちがずっと神社を守っています。

神社を守る当番になったら、一年間ずっと禊(みそぎ)の行をしなくてはならない。

禊をしてから、神社を掃除しているのです。」

日本では、そのような習慣が何百年間も続いています。

しかもその村だけでなく、日本には至るところに残っているということです。


ここに私は希望を感じます。

私がもし政治家を目指すのであれば「世界を感化する日本」、世界の人々から「すごいな!美しいな、日本!」と思われるような国を作っていきたいです。

でも、それが日本人にとって必要な理念なんじゃないでしょうか。

神社はそういった「美しさ」「美意識の感性」の表れだと思います。

橋本ユリ
世界を感化する日本!

羽賀さん、ほんとうに実現させましょう!

正しさよりも美しさで世界を結ぶ。

うーん、いいなあ~~。


羽賀ヒカル
今の日本に必要なのは希望、もう一つは奇跡だと思います。

今こそ奇跡を起こしましょう!

思ってもないような展開、想像を超えるような展開を、引き寄せましょう!


今回は「世界の希望の国・日本」というテーマでお伝えさせて頂きました。

あなたの開運をお祈りしております、羽賀ヒカルでした。

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