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魂が輝く条件 その1「意識進化と高野山・比叡山の世界」

2022年4月1日

日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は、「魂が輝く条件」というテーマでお話します。

意識進化が必須な時代


今回、記事の元となった動画ライブ放送は、3月6日、弥勒(みろく)の日に行いました 。

弥勒菩薩(みろくぼさつ)が現れるような平和な世の中を皆さんが望んでいます。


ウクライナ戦争の件も、一体いつ終わるのでしょうか?

そして、人類はいつ戦争を卒業できるのでしょうか?

多くの方がそう思われていると思います。

戦争、貧困、差別、争いがない世の中を人類はずっと望んできました。

それを、キリスト教では「千年王国」と言うこともあります。

仏教では「弥勒の世」、もしくは「極楽浄土」と言うのかもしれません。


中国の聖人君子である孔子もまた、そういった世界を求めて「儒教」という思想を説きました。

このために、間違いなく重要なことは「意識の進化」です。

「意識の進化」と言うと非常にスピリチュアルな表現になりますが、実際に意識的にも、魂的にも、やはりレベルというものがあると思います。

今、日本や世界でも、魂レベルが上がるということが求められているのではないでしょうか?

もうそれしかない、意識が進化するしかないのです。

単純な善悪二元論の対立を越えていくこと、「損得」「勝ち負け」「好き嫌い」「愛と憎しみ」といった、分裂する二つの気持ちから卒業していくことが必要です。

戦争や争いを終わらせるには、それしかないと思います。

2022年は、「空海・最澄の秘法」をテーマとする講座をお届けさせて頂きます。

これは空海・最澄も間違いなく願っていたことだったと思います。

高野山と比叡山


今回テーマとなるのは高野山と比叡山です。

本日は、高野山にお参りしてきました。

先日、比叡山にも行ってきましたので、すでに二ヶ所お参りしています。

高野山へ行った時の様子は、神社チャンネルの方でお届けさせて頂きましたので、是非ご覧下さい。

・弘法大師空海が生き続ける聖域。高野山「奥之院」を歩く

・炎上厄除け!空海の聖地・高野山の火祭り【大柴燈護摩供】

・空海が遺した50m級の巨塔!根本大塔の謎【高野山・金剛峯寺】

高野山と比叡山、この二つの山は、全く違う雰囲気なんですね。

是非、皆様と一緒に空気感を感じたいなと思っています。

母なる比叡山


比叡山の近くには琵琶湖があります。

「日本列島龍体論」を皆さんはご存知でしょうか?

これは「頭」が北海道、「胴体」が本州、「足」が九州、「龍の玉」が四国、「尻尾」が沖縄となります。

その観点で見ると、琵琶湖はまるで「お母さんの子宮の羊水(ようすい)」となります。

「母なる琵琶湖」、もしくは「母なる比叡山」です。

最澄が作った比叡山・延暦寺(えんりゃくじ)も、まるで「人が育つ場」といったイメージです。

修行の場であり、お坊さんたちが悟りを開くためにずっと修行してきた、そんな空気感が残っています。

鎌倉時代を代表する、法然、親鸞、日蓮、道元、栄西、一遍などの有名なお坊さんは、ほとんどが比叡山出身です。

このように、人が育つ場を最澄は作り出しました。

高野山の世界


本日お参りした高野山は、本当に行き辛い場所にあります。

山の麓(ふもと)にある「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」から高野山に登るのですが、その道中にあるお餅屋さんに寄りました。


なんと創業300年、もうすぐ400年ということでした。

今は九代目の店主だそうです。

創業時は車も何もない時代なので、歩くしかなく、うねる山道をずっと登っていくのが本当に大変だったそうです。

だから、登り道でお尻を持って押してあげる役目のお坊さんがいたそうです。

それほど登るのが大変な高野山ですが、山頂に行くと街がひらけていてビックリします。


空海は、この高野山系内に、ひとつの文化を築きあげ、理想的な世界・宇宙を作ろうとしたのです。

その中心となる場所が、「根本大塔(こんぽんだいとう)」です。


「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」という仏様がたくさん描かれている曼荼羅図を、なんと建物にして表現しようとした場所です。

空海は、宇宙の縮図を建物として作ろうとしたんです。

発想が、本当にぶっ飛んでますね(笑)

火祭りでは、高野町長さんが挨拶されましたが、この山頂には、大学も小中学校も作られているそうです。

高野山・比叡山の空気感を写真でお届け


では、今回は高野山・比叡山の空気感を写真で紹介していきます。

高野山



こちらは丹生都比売神社です。

高野山の麓(ふもと)にある神社で、ものすごく空気が良かったです。

お参りされたことがない方が多いと思いますが、実は和歌山県東部(紀伊国)の一宮神社です。

「霊妙(れいみょう)」という言葉が私はしっくり来ました。

霊的なエネルギーがすごくあると感じたのです。

一つの例えにすぎませんが、そこにいるだけで病気が治ったり、魔訶不可思議(まかふしぎ)な力が使えるといった空気感があります。

まさに、空海の霊力の源になった神社だと思います。


こちらは丹生都比売神社の中心となる「鏡池(かがみいけ)」です。

冬は渡れませんが、この池には太鼓橋が掛かっています。



上の2枚の写真も丹生都比売神社の境内です。


こちらは高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)で、空海が開いたお寺です。

中には、狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた屏風(びょうぶ)や、天皇陛下や上皇陛下がお越しになるような謁見(えっけん)の間があり、そこは全体が金箔(きんぱく)となっています。

はっきり言うと、「いくら金がかかってんねん!」という建物でした(笑)

間違いなく、国家予算や、皇室が動いて成し遂げることができた、スゴイ建物です。

お堂の中には、2000名分の食事を煮炊きができる釜もありました。

私たちも、このような2000名分の釜が欲しいですね。

この釜を使って、ゆにわ塾の神社参拝ツアーで、2000名の方が来られた時に対応できたらなと思います。

高野山に釜があるのはやはり、戦国時代の大名さんなど、大人数で来られたときに対応していたんでしょうね。


こちらは高野山から見える山々の写真です。

空海や役行角(えんのおずの)などの修験道の方たちが、「神宿る山」だと信仰していた山並みです。

比叡山


続いて、比叡山です。

父なる高野山に対して母なる比叡山です。


こちらは比叡山の麓(ふもと)にある日吉神社(ひえじんじゃ)で、すごく大きい神社ですね。

境内は、大きく分けて二つの神社から成り立っていて、オオヤマグイノカミを祀っている神社と、オオナムチノカミを祀っている神社があります。

オオナムチノカミを祀っているので、国津神系に関係があるんでしょう。

そして、水の神様であるオオヤマグイノカミの神様を祀っているのは、やはり近くにある琵琶湖の水のエネルギーを神なる働きとして称えているからだと思います。

日吉神社はこの二つの中心的エネルギーからなっています。

写真の鳥居が非常に変わっていて、「山王鳥居(さんのうとりい)」と言います。

山王鳥居は「山王一実(さんのういちじつ)神道」、もしくは「山王神道」と言われる、神道の一流派になったほどの潮流において作られたものです。

東京の赤坂にも日枝神社があり、この比叡山の日枝神社が、全国にある日枝神社の総本山となっています。

比叡山の神なる働きと、琵琶湖の神なる働きを併せ持ったような空気感の神社です。

ここもすごく良い神社なので、一緒にお参りできたら良いですね。


こちらは比叡山・延暦寺の建物です。

まさに修行と祈りの場で、すごく迫ってくるような空気感です。

本当にストイックに悟りと向き合った、そんなお坊さんたちのエネルギーを感じます。


最後に、こちらは比叡山から見た琵琶湖となります。

この日はとても天気が良くて、普段見えないような聖山である、伊吹山(いぶきやま)まで見えています。

伊吹山は、ヤマトタケルノミコトの神話(※注1)で非常に有名ですね。

このように晴れ渡った日には、琵琶湖の奥に見える山並みがものすごく綺麗です。

半年間講座で6月に比叡山にお参りするときには、この空気感を皆様とも体感できたらなと思っています。

※注1:ヤマトタケルの伊吹山神話
ヤマトタケルノミコトは伊吹山の荒神を退治しに伊吹山に登り、白い大きな猪と出会います。ミコトはこの猪を「荒神の使いの者」と思い、軽んじましたが、この猪こそ伊吹の荒神でした。荒神はこの言葉を聞いて怒り、冷たい霧と大雨を降らせたので、ミコトは命からがら下山します。このことがもとで病になり、のちに命を落とすことになります。


次回、魂が輝く条件 その2「年代別で取り組むべき魂の課題」に続きます。


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