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日本とイスラエルが変われば世界は変わる 赤塚高仁さん対談1

2021年11月27日

あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は「お父さん、日本のことを教えて!」の著者であり、聖書漫談師であるヤマト・ユダヤ友好協会会長の赤塚高仁(あかつかこうじ)さんをお招きして、「日本とイスラエルが変われば世界は変わる」というテーマでお届けしていきます。


羽賀ヒカル
どうぞよろしくお願いします。



赤塚高仁
よろしくお願いします。
赤塚でございます。

イスラエルとの出会い


羽賀ヒカル
以前から赤塚さんを、船井幸雄さんの息子さんである船井勝仁さんのつながりで存じ上げておりました。

講演会も5年前くらいに聞かせて頂いたことがあり、とても話が面白くて「いつかは神社チャンネルにお招きしたい」と思っていました。

赤塚さんの最新刊「ユダヤに学ぶ変容の法則」の出版社、「きれい・ねっと」の社長である山内さんからのご紹介で今回初めてお話をさせて頂きます。

赤塚さんの活動の一つとして「ヤマト・ユダヤ友好協会」で日本とイスラエル、もしくは日本人とユダヤ人の架け橋となるような活動をされていると伺ったのですが、その活動をすることになったきっかけについてお聞きしたいです。




赤塚高仁
今から33年前、私が29歳のときに、科学者の糸川英夫という人生の師匠と出会いました。

隼(はやぶさ)という戦闘機の設計士で、戦争が終わると飛行機を作れなくなった為、次はロケットを作り、とにかく死ぬまで「日本を良くしよう」「日本を本当に蘇らせよう」と願い続けた愛国者でした。

ただし、最晩年は「日本(ヤマト)とユダヤ」の二つの国が心を通わし、手を繋ぐことで世界が平和になるというインスピレーションで動かれていました。

しかし、師匠は科学者なので、根拠のない事や神様の事は出来る限り言いませんでした。


「危ない」・「怖い」・「ユダヤ人は陰謀をもって世界を支配している」というイスラエルのイメージを私も当初持っていました。

そこから私は先生に、最期の10年間でイスラエルへ連れて行って頂き、そこで見聞きしたことは今まで聞いてた情報と何もかもが違っていたのです。

毎日毎日、目から鱗がポロポロ落ちるほど、「明るく」・「美しく」・「たくましく」といったすごいエネルギーで、人生を根っこから変えられたのです。

ちなみに「目から鱗」も聖書の言葉ですからね。


私自身はなぜ先生がイスラエルのことを言っていたのかを最初から分かって行った訳ではなく、先生の言うことに「ハイ」か「イエス」か「喜んで」しかなかったので、ずっと行かせて頂いているうちにだんだんと分かっていきました。

日本は明治の頃より西洋のキリスト教白人世界の影響をずっと受けてきており、このままでは遅かれ早かれ日本は滅びてしまう。

日本が今、学ぶべき本当のパートナーはユダヤであり、その秘密を日本に持ってくるために先生が立ち上げた会がありました。

先生が1999年2月に亡くなり、私は先生の想いを継ぎながら独自に自分の色で動き、2021年6月26日「ヤマト・ユダヤ友好協会」を正式に立ち上げました。

日本のことが見えていない日本人


羽賀ヒカル
今の日本のことを考えると、糸川先生が危惧されていたように危機的状況にあると私は思っています。

この神社チャンネルの理念としても、根本は「日本人の精神(心)の立て直し」ということをお伝えしていて、日本とユダヤの共通点を見直すことによって日本の変革にもつながってくるということですね。



赤塚高仁
私は「共通点」より先に目が行くのは多分「違い」であると思っていて、この違いを見ていくうちに共通点が見えてくるのです。

まず、私たち日本人は今、全く自分の国に感謝が出来ていないことをユダヤで学びました。

人類の歴史の中で、国を失って再び国を建国した民族はユダヤ民族しかいないのです。


ユダヤ民族は2,000年間、国が無かったのですが、今は生まれたところも目の色も肌の色も違う人々が世界中から帰って来て、一つのユダヤ民族として過ごしているのです。

「民族ってなんだろう?」という問いを突きつけられたのが、イスラエルという国の旅でした。

彼らは国が無い間、どんな目にあってきたのかを僕らに教えてくれました。

昔のユダヤ人の国が滅ぶ最後の戦いの場面である「マサダ」という砦を見せてもらうことによって、国があるのは当たり前ではなく「ここからが始まりだ」ということを教えてもらいました。


僕たちは日本にいると「国があるのが当たり前」という生き方をしてしまっているのです。

魚に水が見えないように、鳥に空気が見えないように、日本人に見えないのが日本だとユダヤ人が教えてくれました。


他にも日本人は当たり前と思っているものが「水と平和」です。

ユダヤ人の友達が真顔で僕に、「ミスターアカツカ お前、日本みたいな危ない国によく平気で住んでるな」と言うんです。

僕は「ええ??」と言いましたし、日本人はみんな同じように思うでしょう。


イスラエルは戦争があるような国だから、日本人は危険な国と思っています。

ユダヤ人
「いやいや、それは国を守るために戦うのは当たり前でしょ」
「どんなことがあっても国を失いたくない、失ってはならない。だから世界中が全て非難しても我々は国を守るよ。でもお前の国は世界中に同情されながら滅びたいのか?」


「なぜですか?」

ユダヤ人
「だって独立戦争が始まって第三次中東戦争まで4回も戦争しているけども、亡くなった兵士の数は約2万人。だけどお前の国は1年に3万人自殺をするだろ」

ユダヤには掟があり、預言者モーゼの「殺すな」という神様の命令の中で一番やってはいけないことが「自分殺し」なので、ユダヤ人は自殺が出来ない民族なのです。


日本の自殺者が年間3万人という数字が正確かどうかわかりませんが、自殺防止キャンペーンを以前行って、自殺者が急に2万2千人に減った年がありました。

それはただ単に「遺書が見つからない人を自殺にカウントしない」というルールを作っただけなので、結果として「不審死」が増えただけなのです。

今の日本での不審死は年間15万人ですよ。


ユダヤ人は、日本の情報を見て
「お前の国は、安全ではないのではないか?」

「仲間が他の国に拉致されているのが分かっているのに、なぜ助けに行けないんだ?イスラエルは、もしユダヤ人がどっかに拉致されているのが分かったら、その日に軍隊が出るよ」

「ミスターアカツカ 国の役割は国民を守ることなんですよ」

「なぜお前たちの国は、親が子どもを殺したり、子どもが親を殺すような事件が起きるのか?」

「ユダヤ人はどんな時でも世界中のどこに行っても同朋同士助け合ってきた。同朋とは助け合う仲間のことを言わないのか?」

「お前の国ほど水や資源がたくさんある国が、どうして食料自給率40%で平気なんだ?自殺行為じゃないのか?」

イスラエルは砂漠の真ん中で農業をやっていて、食料自給率は100%超えています。

日本まで「スウィーティー」という柑橘類を輸出しているくらいですよ。


羽賀ヒカル
お話を伺っていて、ユダヤ人に対して衝撃を受けてる方が多いと思います。

ユダヤ人に対する陰謀論みたいなのがあって、「ユダヤ人は世界を乗っ取ろうとしている悪い奴らなんじゃないのか?」というイメージを持たれてる方もいらっしゃると思うんですけど、どうしてそんなイメージが広がってしまったんでしょうか?




赤塚高仁
僕が友好協会を作ったのはユダヤ人に対する陰謀論などの説があろうと、まず自分の目で確かめて一次情報をとって欲しいからなんです。

悪い人は日本にもいるし、町内にも変な人がいるでしょ?

そういう人はどこに行ってもいますし、例えば、学校にすごく悪い子が一人いるから、その学校が全部ダメだと言わないで欲しい。


ユダヤ人は世界の人口の0.2%しかいませんが、大富豪と言われる人の35%がユダヤ人、ノーベル賞も36%はユダヤ人なんです。

確かにユダヤ人の中には、一部の大金持ちや利権を握っている存在はいるかもしれません。

誰かが利権を握っているという考えを聞いても、それがあたかも全てそうであるという色眼鏡を外してみて下さい。

実際に多くのユダヤ人と関わってみると良い人もたくさんいますし、なぜユダヤ人が優秀であるのかといった秘密を知っていきましょう。


それらはどこの世界でも同じで、キリスト教でも良い人はいるし、一方で原爆を落とすような人もいます。

けれど、全員がそうなんだという決めつけが一番怖いと思うんです。

ヤマトとユダヤの共通点


羽賀ヒカル
先ほどヤマトとユダヤの違いについて伺ったのですが、共通点に着目するとどういったことがありますか?




赤塚高仁
聖書の中の様々な場面やヘブライ語の中にも日本との共通点はあります。

イスラエルは皆さんがどういう風に思われてるか知りませんが、アジアの西の端なんです。

ヤマトは東の端で共通点がたくさんあるんです。


「イスラエルと日本はアジアの反対側に位置しています。しかし、これらは分かれさせるというよりも(関係を)結びつけるという事実です。アジアの広大な大陸は日本とイスラエルの絆です。アジアの東の端「日本」と西の端「ユダヤ」に橋が架かった時に、アジアが一つの大きな仲間になるのです。」

これはイスラエルを建国した初代首相であるダヴィド・ベン=グリオンがいった言葉です。

日本がサンフランシスコ講和条約で初めて主権回復した時、最初に手を伸ばして友達になり、同じアジアの仲間としてアジアを一つにしようと、初めて国交を回復したのはイスラエルです。


西洋をまわっていった「キリスト教」という宗教の中のイエス・キリスト像は、西洋人ということになっています。

しかし、イスラエルではユダヤ人と西洋人とは違いますし、イエスも聖母マリアもユダヤ人なんです。

だから、聖書が伝えている事と全然違うかもしれないなと思い、僕は聖書漫談師と言って、現場で足の裏で読んで聖書を話しているのです。


羽賀ヒカル
この神社チャンネルでも「神道とユダヤ教」や「神道とイエス・キリストが行った事」には結構、共通点があるという話をさせて頂いてます。

例えば、キリストが行った事と、神道との共通点はどういったところがありますか?




赤塚高仁
ヨハネによる福音書の15章に「私はまことにブドウの木、あなた方はブドウの枝である。私に繋がっていなさい。私に繋がっていなければあなたは実を結ぶことができない」という場面があります。


イエスが言っているのは全て例え話ですから、「私がぶどうの木」というのは「神様の霊が降りてきており、霊に満ちたこの状態で天に繋がる。そこにあなたの魂を接木(つぎき)しなさい。そうすると、天に繋がるエネルギーに満たされる。そこがなかったら、人は活き活きと生きられないんだよ」ということなのです。


僕は30年間、ずっと建築の仕事をしてきました。

地鎮祭(じちんさい)をする時は祭壇を作って「降神の儀」で神を降ろし、玉串奉奠(たまぐしほうてん)をします。


玉串は神道で神様の木とされている榊(さかき)で、先ほどのヨハネによる福音書の「ぶどうの枝」のように考えて頂いたら良いと思います。

儀式の時に、まず榊の切り口を自分に向けて頂き、時計回りに回して祭壇に向けて置きます。

「どうぞ神様、私の魂の切り口をあなたに繋いで下さい」ということで、これはイエス・キリストのぶどうの木の教えと、神道の玉串奉奠は一緒だと思うのです。

こう考えると、日本人は一番聖書が理解できると思いますし、聖書の感じ方や味わい方が全然違ってきますよね。


しかし、意外と神主さんは聖書を読みませんし、牧師さんはなかなか神道に向かわないと思います。

だから、全て枠を取ってしまったら良いと思いますし、日本人だったらそれが出来ると思うんです。


羽賀ヒカル
イスラエルやユダヤに対する誤解があったり、そうだったんだという風に感じた方も多いと思います。

次回は「聖書」にフォーカスして、聖書に学ぶ日本人の心をお伺いしていけたらと思います。


赤塚さんのYouTubeチャンネルもありますので、是非、そちらもご覧になってください。

また、よろしくお願いします。

ありがとうございました。



こちらのYouTubeバージョンもご覧ください。↓


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