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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
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三種の神器アメノムラクモノツルギのエネルギー【愛知県の産土力と県民性】

2023年1月26日 2023年01月26日

あなたの心に火を灯す、東洋思想および神道研究家の羽賀ヒカルです。

今回は、「おうち神社化計画」を一緒にお届けしている、川嶋文香(かわしまふみか)さんをお迎えして、愛知県の産土力、神社のパワーを紹介していきます。


愛知県は元々二つの国だった!?


【羽賀ヒカル】

文香さんは、愛知県の名古屋市出身ですか?

【川嶋文香】

名古屋の隣の春日井市で、29年間住んでいました。

愛知は、めちゃめちゃ良いところですし、好きすぎて出られなかったのです。

居心地が良くて、ノリが良すぎず悪すぎずで、あんまり波がないというか。

平々凡々としていて、いざこざも少ないですし、平和な感じです。

【羽賀ヒカル】
なるほど、関西みたいにガッツリ仲良しというよりも、少しだけ距離を置きつつも、信用したらぐっと近くなる感じですかね。

そんな愛知県は、元々は二つの国だったのを知っていましたか?


【川嶋文香】
知らなかったです。

カニの形ってのは知っていました(笑)

【羽賀ヒカル】
確かにカニっぽいね(笑)

西側が尾張国なのに対して、東側は三河国です。

織田信長さんは尾張国よりで、今年の大河ドラマで登場する、徳川家康さんは三河国よりなのです。

駅で言うと、名古屋が尾張方面にあって、三河安城は三河方面に分かれています。

だから、東と西で県民性が少し違うのかなという印象は受けます。

【川嶋文香】
それはありますね。

尾張方面の方がどちらかというと栄えていて、三河方面は森や山とかが多い気がします。

愛知県の名物は、濃い~~~!


【羽賀ヒカル】
次は愛知県の食べ物についてお話ししていきます。


見た目から濃い!

味噌カツ、きしめん、ひつまぶし、小倉トーストです。

こんなコテコテの食べ物が好きだったんですか?

【川嶋文香】
全部、大好きです。

味噌なんて、カツだけじゃなくて、おでんにもかけるし、味噌煮込みうどんも毎週食べていましたし、小倉トーストは毎朝、おばあちゃんと行きました。

ひつまぶしは少し高級なイメージなので、そこまで食べていた訳ではないですけど、好きですし、ソウルフードって感じですね。

【羽賀ヒカル】
僕は薄味寄りなので、濃いと感じてしまう方なんですよね。

【川嶋文香】
そうですよね。

だから、愛知県外に行くと「味薄いな」って感じます。

愛知県にはあの有名人が!?


【羽賀ヒカル】
次は有名人ですね。

顔と名前が一致しますか?


【川嶋文香】
さっき勉強しました!

左から、織田信長。豊臣秀吉、徳川家康。

【羽賀ヒカル】
戦国時代に時代を動かした天下人であるお三方です。

今年の大河ドラマでは松潤さんが徳川家康を演じることになっています。

それ以外にも歴史上の人物や有名人で愛知県に関わる方はとても多いんです。


SKE48から松井珠理奈さん、浅田真央さん、戸田恵子さんを選ばせていただきました。

他にも、今をときめく天才棋士である藤井聡太さんや、天才イチロー、俳優の玉木宏さんと、かなり多くの有名人がいらっしゃいます。

全体的にどんなイメージでしょうか?

【川嶋文香】
スポーツマンとか、才能のある方が多いのかなと思います。

【羽賀ヒカル】
確かに、才能を切り開いていこうと思ったら、意志の力が関わってきます。

これは愛知県の産土力にもすごく関わってくるテーマです。

イチローさんも浅田真央さんも藤井聡太さんも、意志の力で現実を切り開いてきた方と言えると思います。

次に、愛知県の県民性は、堅実・倹約であり、悪く言うとケチではないでしょうか?


【川嶋文香】
ありますね。

【羽賀ヒカル】
堅実・倹約だけれども、見た目にお金を使う印象がありますね。

有名なものが、結婚式です。

僕、名古屋で結婚式のプロデュースをされた方と一緒に仕事している時があって、見た目の豪華絢爛さにはかなりこだわっていたことを聞いています。

嫁入り道具としてタンスを持ってくるイメージがありますが、本当にそうなんですか?

【川嶋文香】
私は30代半ばですけど、ちょっと上の世代の方は結婚式にすごくお金をかけたと聞きます。

家具とかを両家でプレゼントし合うみたいな風習があったみたいですね。

【羽賀ヒカル】
そういった風習は、どんどん減ってきているんですか?

【川嶋文香】
だいぶ減ってきていると思います。

私の世代だと、「名古屋嬢」といって、高校生くらいからブランドバッグを持って、見た目を着飾るみたいな考えがありましたね。

【羽賀ヒカル】
あと、気が強い印象もありますね。

今、私たちグレイトティーチャーのスタッフが200名ほどいるんですが、愛知出身の人は特有の気の強さがあります。

みんな押しが強いところがありますね。

【川嶋文香】
はい、強いですね。

かなり負けず嫌いです。

【羽賀ヒカル】
それは才能開花にも繋がってくると思います。

あとは、何と言っても愛知県を代表する企業「TOYOTA」があります。


実際、三河や豊橋の方へ行くと、かなりの会社がトヨタ関連の子会社である印象を受けます。

また、車の運転は少し荒いところがあるみたいです。

【川嶋文香】
荒いと思います(笑)

愛知県の県民性を作る産土神社


【羽賀ヒカル】
ここから愛知県の神社を紹介していきたいと思います。

砥鹿(とが)神社(三河国の一宮)


ご祭神:大己貴命


【羽賀ヒカル】
砥鹿神社は700年代ぐらいに、里宮(さとみや)が作られて、三河国の一宮になっていった歴史があります。

一度、この辺りに経営者のお客さんがいて、一緒に参拝しました。

砥鹿神社の空気感は、例えていうと「研ぎ澄まされた刃のよう」で、シュッとする感じでした。

最近でいうと、朝倉未来さんのようなイメージです。

実際に名古屋あたり出身ですよね。

そういった空気感やエネルギーを、私は個人的に感じました。

真清田(ますみだ)神社(尾張国の一宮)


ご祭神:天火明命(あめのほあかりのみこと)


【羽賀ヒカル】
実はとても歴史があって、2000年ほど聖地としてあり続けたと思われます。

アメノホアカリノミコトという神様がいて、その神様の一族・子孫に尾張氏がいました。

その尾張氏が、この辺りを開いた方達なのです。

そして、その時の神様を祀っているのが真清田神社となります。

大神(おおみわ)神社(尾張国の一宮)


ご祭神:大物主神


実は奈良県の大神神社を本山とし、そこから分社したのが、愛知県の大神神社ですね。

創建についてはいつ頃なのか、ハッキリとは明らかになっていません。

大体700~800年代頃と言われています。

熱田神宮


ご祭神:草薙剣(剣を御霊代とした天照大御神)


【羽賀ヒカル】
実は熱田神宮は、三種の神器を祀っていて別格なので、一宮ではありません。

熱田神宮は、なぜ創建されたのでしょうか?

これには、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の神話が関わっています。

お父さんである景行天皇が「九州に行って、暴れている人達を平定してこい」と言います。

日本武尊は、九州にいる熊襲(クマソ)という人達を、見事に平定して帰ってきました。

その後、「これで休めるかな」と思ったら、お父さんから今度は「東北へ行ってこい」と言われるんですね。


「えーっ!」となったのですが、そこで倭姫命(ヤマトヒメノミコト)という神様が

「あなただから託せるのよ」

「これから東北行くのもね、大事なお役目だから」

といって、草薙剣という神剣を日本武尊に与えたのです。

「なるほど、分かりました。これを持って行ってきます。」

と言って、東北を見事に平定して帰ってきました。

それから愛知の辺りにたどり着いたのです。

その後、伊吹山(いぶきやま)というところに少し悪い神様がいるので、これを退治しに行こうとしました。

その時に、宮簀媛命(ミヤズヒメノミコト)という神様に、剣を預けて持っていかなかったんですね。


【川嶋文香】
どうして?

【羽賀ヒカル】
油断かもしれませんね。

そのまま伊吹山に行って、亡くなってしまったのが日本武尊の神話です。


宮簀媛命が熱田の土地で、日本武尊から授かった剣を祀ったのが、創建のきっかけとされています。

今から大体1900年程前の出来事です。

だから、御神体は剣ですが、これは「草薙の剣を御霊代とした天照大御神」のことなんです。

意味が分からないですよね。

【川嶋文香】
そうですね。

漢字がいっぱいあってよく分かりません(笑)

【羽賀ヒカル】

草薙剣が御神体なんですが、実はそこに天照大御神が宿っているということです。

つまり、「天照大御神が宿っている剣」というのが御神体になっています。

単なる天照大御神ではなく、天照大御神の剣なんですね。

草薙剣は、有名な須佐之男命(スサノオノミコト)のヤマタノオロチ退治の時に生み出された剣とされています。

そんな剣を祀っているということで、非常に歴史ある場所なのです。

今回は愛知県のエネルギーを感じていただきたいと思い、文香さんと一緒にお届けしました。

三種の神器~鏡の働き


(ここからは、2022年熱田神宮参拝セミナー内容より抜粋)


伊勢神宮の御神体は、三種の神器の八咫鏡(やたのかがみ)で、熱田神宮の御神体は、草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られています。

実は、鏡とは愛念の象徴なのです。

鏡(かがみ)に映るのは自分ですが、そこから〝我(が)〟を抜けば、〝神(かみ)〟になります。

ネガティブになってしまったり、自分や誰かを責めてしまうような、臭い自分のことを〝我(が)〟と言います。

自分から〝我(が)〟を取り除いた時に現れるのが〝神(かみ)〟なんです。

神様とは「愛」「仁(じん)」「光」「思いやり」の存在となります。

鏡とは、じっと見つめ続けることで、愛のある自分を見出すことのできる神具なんです。

だから、神社で御神体として祀られているのは大体、鏡です。

鏡の中でも最高峰である八咫鏡(やたのかがみ)が、伊勢神宮に祀られています。

三種の神器~玉の働き


では、愛念だけで人生を切り開いていけるのでしょうか?

「本当に人を元気づけたいし、勇気付けたいんです。幸せにしたいんです。」

「自分はもう何もいらないです。とにかく自分はもう利他なんです。」

どんなに愛念が溢れていても、学んでいなくて、「どうしたら良いのか分かりません」といった状態では人を幸せにできないんですね。

だから、知恵である〝玉(たま)〟が必要です。

例えば、この記事をご覧になっていただくように、神社参拝について勉強しています。

こういった学びを通して、自分の心や頭の中に玉を作っているのです。

私は神社参拝のセミナーを通じて、北極老人から受け取った玉を皆様に伝えています。

セミナー前日も、朝の3~4時ぐらいまで、熱田における玉の話を北極老人からしてもらっていました。

熱田神宮には霊的な玉がたくさんあるんですが、学ぶことはそれらを授かることなんです。

また、北極老人から玉を授かり、それを伝えることによって、北極老人も話していなかったような熱田神宮にまつわる話が閃くのです。

もちろん、北極老人のお話の再現率を高めようと思っています。

セミナー直前まで音声を聞いたり、ノートを見返しながら、北極老人から聞いた話を100%再現しようと思っているんですが、セミナー中にはどうしても私のアレンジが入ってしまうのです。

そのことについては、北極老人も〝良し〟とされています。

これはなぜでしょうか?

正しく伝わるというのは、次の通りだからです。

記事を通して熱田神宮の話を伝えたり、実際に参拝していただくことを通じて、皆様の中に玉が入ります。

その瞬間に、皆様の感覚や思いといった見えないところが変わるのです。

そして、ふとした時の習慣や行動が変わり、日常生活が変わっていきます。

これが、自分の中に玉を入れることなんですね。

普段、YouTubeの動画を見たり、Clubhouseの音声を聞く時も同じです。

ただ時間を漫然と過ごすのは、理想的ではありません。

YouTubeの動画を1本見たり、Clubhouseの音声を聞いたのであれば、そこから何かヒントを得て、日常生活に反映させていくことが大事です。

つまり、ただ時間を潰すために聞くのではなく、学びや悟りを得て、それが誰かの幸せに反映されるのが理想です。

これが、玉を得るということです。

いくら愛念があっても、玉がなければ、誰かを幸せにすることができません。

三種の神器~剣の働き


しかし、これでもまだ片手落ちなんです。

なぜかというと、刀や剣(勇気)がないからです。

勇気とは、行動であり、一歩踏み出すことです。

もしくは、言葉を使って現実を切り開いていくことです。


そういった働きをもたらしてくれるのが、今回のテーマでいう、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)となります。

天叢雲剣は、「草薙剣(クサナギノツルギ)、アメノオワバリ、クニノオワバリ、イツノオワバリ、ツムガリノタチ」といった様々な表現があります。

これらは全て、剣(つるぎ)のことです。

剣のことを太刀とも言いますが、表現が違うと働きも変わってきます。

実は剣と太刀とでは、働きが変わってくるのです。

このことについては非常に深い話にはなってくるんですが、話を元に戻します。

剣は、一歩踏み出す◯◯を授けてくれる!


知恵があって愛があっても、行動しない人は現実を変えることができません。

剣というのは、行動力や一歩踏み出す〝勇気〟や、自分を変えていく〝勇気〟のことです。

「私って、こういう性格だからさあ…」「自分にはこういう欠点・短所あってさ」といった、言い訳をしてしまうことはないでしょうか?

「やめようと思っていたけど、この習慣がやめられない」「自分こういう性格だからさ…」といった感じで、言い訳してしまう心を断ち切るのも、剣です。

また、誰しも自分にとっての悪い癖があります。

言いたいことが言い出せなかったり、遠慮してしまったり、

「伝えて、嫌われてしまったらどうしよう」と思ったり、

もしくは、ついつい言い過ぎてしまう、攻撃的になりすぎてしまう方もいるのではないでしょうか?

それは、自分の中にある剣の悪い癖です。

「もう、言い過ぎないでおこう」と、グッと留まるのも勇気です。

また、普段言いたいことを言い出せず、つい遠慮してしまう人が、思い切って一歩踏み出して言ってみるのも、勇気です。

「これを相談して嫌われたらどうしよう」と思いながらも、「嫌われるかもしれないけども、思い切って言い出してみよう」と、一歩踏み出すのも勇気です。

そういった、勇気の後押しをしてもらうのが草薙の剣であり、天叢雲剣です。

熱田神宮の功徳をたっぷりいただく神社参拝



  • 勇気を授かりに行く

  • 現実を切り開いていく

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それでは、2023年のあなたの開運を心よりお祈りしております。

羽賀ヒカルでした。

熱田神宮参拝日 1月28日(土)
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この記事をまとめた人

ゆうすけ
ゆうすけ
ゆにわ塾歴2年。25歳のフリーターです。毎日、ゆにわの学びを実践するつもりで、仕事や家事と向き合っています。座右の銘は、「大丈夫、なんとかなる!」(笑)

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