ニギハヤヒ天孫降臨の地?河内磐船神社|茂木誠先生と神社めぐり①
羽賀:あなたの心に火をともす、羽賀ヒカルです。
今回は、茂木先生に来ていただいております。
茂木:はい、茂木誠です。
もうひとつの天孫降臨神話
羽賀:今日来ているのはこちら、天孫降臨の地といわれる河内磐船神社です。
ニニギノミコトの天孫降臨神話が古事記に書かれていますが、もう一つの天孫降臨神話というのがありまして。
『先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんきたいせいきょう)』という聖徳太子が作ったとされる古文書があるのですが、その古文書には、ニギハヤヒノミコトの天孫降臨神話も書かれています。
ニギハヤヒノミコトが、なんとここで、32柱の神々を連れて降りてきたと言われています。
茂木:それを物部が守っていたということですね。
羽賀:はい、そうです。
僕らは大阪の枚方で活動していますが、枚方もこの交野(かたの)という土地も、物部の一族が、ずっと住んでいた場所と言われています。
ニギハヤヒノミコトは、日本書紀や古事記にはほとんど出てこない謎の神なんですが、遺跡・史跡・神社は結構残っているんです。
では巡っていきたいと思います。
茂木:あの、私趣味がニギハヤギということで。(笑)
結構回ってるんですけど、史跡はいっぱいありますよね。
羽賀:変わってますね!(笑)
たしかにいっぱいありますね。
茂木:うん、だから、僕はニギハヤヒ実在説なんですよ。
それは神様じゃなくて、外から来た開拓民の一団であると。
磐船というのは、岩のような大きな船でやってきたという説です。
羽賀:あー、なるほど。
ここは、ある意味ニギハヤヒ発祥の地と言われています。
では、行きましょうか。
ちょうど梅雨なんですけど、天気が晴れて良かったです。
星の信仰があった土地
茂木:(川を指して)これが天の川?
羽賀:天の川じゃないですね、多分。何川なんでしょうね?
茂木:支流?
羽賀:源流、支流ですね。すごい、綺麗ですね。
岩に彫られた神は?
羽賀:これ、ニギハヤヒが彫られている?
茂木:いや、これは不動明王じゃない?
羽賀:確かに。滝や川のところには、よく不動明王が彫られているんですよね。
確かに神様は彫らないですね。
茂木:色々な信仰が折り重なっているんですよね。
元々の巨石信仰と稲荷信仰と密教とね。
ご神体とご対面!
茂木:コケがいい感じ!
羽賀:すごい日が差してきた。キレイですね。
大きいですね、やっぱり。
益田磐舟より大きいね。多分高さは、もう全然大きい。
下には、ゴロゴロと大きな石が重なってますね。
正しい拍手の方法は?
茂木:僕、参拝の仕方がおかしいってよく言われるんで、今日はプロに教わろうと思って。
羽賀:どうおかしいんですか?
茂木:手の合わせ方が違うとか、いろいろ書かれるんですよ、コメントで。
羽賀:決まりとかないんですよね。
むしろ、茂木先生の方が正しくて、拍手って元々、これくらい大きくやらなきゃいけないという話もあります。
「はふりの神事」という神事があるんですね。
祝と書いて「はふり」なんですけど、音からその漢字がつけられただけで、羽根を振るように手を叩く行法があるんですよ。
上、後ろ、前と拍手を打つような行法もあります。
ただ、形より心かなとは思うので、別にこうしなきゃ駄目だ、みたいなのはないと思うんですけど。
茂木:でも基本の型があるでしょ?
羽賀:よく言われるのは、左前ですよね。
基本的には全部左前なんですよ。
左というのは『見えない世界』を表していて、左手を少し前に出して、これで手を打つと言われますね。
ちょっとずらすと、音が鳴りやすいのもあるんですけど。
神様とまさに繋がるっていう意味で2回ですね。
ただ2礼2拍手自体も、広がったのは戦後でしょうからね。
神社によって伝わっている拍手の数も違います。
3礼4拍手とか、伊勢の場合8拍手とか、出雲の場合は4拍手ですよね。
昔は、多分神社によって全く拍手の回数が違ったんでしょうけど。
その拍手の回数だけ、やっぱり何らかの神様と繋がったっていうことですね。
でも普通に考えたら、天と地ですよね、2回というのは。
茂木:(大きく頷く)はい。
羽賀:ではお参りしましょう。
胎内巡りはできるのか?
羽賀:雨上がりの神社って気持ちいいですよね。
マイナスイオンあふれる感じで。
この辺り、滝も流れてますけど。
そこが、「胎内巡り」なんですよね。
茂木:胎内めぐりは、今日は雨上がりで立ち入り禁止だそうです。
茂木先生のUFO体験
羽賀:茂木先生って、UFOは、どう思います?
茂木:僕見たことあるんです、子どものころに。
こう、ジグザグに飛ぶんですよ、オレンジの光が。
ああ、あるんだーと思って。
羽賀:巨石信仰の磐座って、UFOの地と結構セットだったりしますね。
このあたりで見たという人もかなり多いんです。
関西圏だと有名なのが、ここと、もう一つが芦屋とか六甲山の辺りとかも結構多くて。
茂木:あっちも、巨石が多いですね。
今日も来てるかな?
宇宙的な天孫降臨があった?
羽賀:僕は、天孫降臨って二つあると思ってて。
つまりは宇宙人飛来という、生命体が宇宙から飛来したっていう意味での天孫降臨と、実際に海外からやってきた移民のことを天孫降臨っていう。
先に、それこそ本当に人類に魂が入った天孫降臨というか、宇宙から飛来してきた人たちがいて、後々に人が来たのが、フラクタル的にあるんじゃないかな。
茂木:それってほら、グレイ型とかよくある宇宙人と言うんじゃなくて、なんていうかな、宇宙生命のような、生命体そのものみたいな物が来たんじゃないですか?
羽賀:そうですね。進化論です。
だから、猿から人間になったと言い、「突然変異」ってよくわからん言葉で片付けられたんですけど、何か宇宙的なものが入ったことによって、人間になったんじゃないのかっていう。
茂木:進化論って基本的に唯物論だから、肉体の四つん這いの形が立ち上がっていって進化したという話で終わっちゃうけど、そのある段階で、意識とか知性が、なんで宿るんだっていう。
羽賀:磐座とか、隕石とか、石って宇宙との通信センターになりやすいんだと思います。
茂木:なるほどね、ピラミッドもそうでしょうね。
やっぱりこの重量感が、必ずこの地域の磁場に影響すると思うので、そこが何かあっちと繋がるのかもしれない。
羽賀:そうですよね。
茂木:神社とかって、実はサイエンスだと僕は思ってるんで。
まだ解明できないだけで、おそらく多分、今世紀中には、分かるんじゃないかな。
もっと量子論が発展すれば。
羽賀:わかりますね。巨石の持つ力ということですね。
でもよくこんなに岩がゴロゴロするな、というのは思いますね。
すごいっすね。
茂木:これは、なんでこうなったんでしょう。
羽賀:確かに、なんでこうなったんでしょう?
茂木:あるいは当時、もっと川が大きくて激流に流されてきたかも。
羽賀:確かに。
茂木:そうなんですよ、私、巨石も趣味なんで。
羽賀:ニギハヤヒもいるし。
茂木:最高ですよ、こういうところ。
羽賀:重なってますねからね、巨石とニギハヤヒが。
茂木:今日はなんかこの後、星に関わる神社もお参りするとか。
羽賀:そうですね、星田妙見宮。
茂木:そこは初めてなんで、楽しみにしてます。
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この記事をまとめた人
- ゆにわ塾歴8年、初期から神社チャンネルのライターをやっています。これからの激動の時代、人は神様と一緒に頑張らなくっちゃ!神様と人をもっと繋いで行きたーい、と願う神社大好きっ子です。
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