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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

破魔矢の正しい飾り方・置き場所と処分方法

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

今回は、破魔矢の取扱に関するお話です。


物にも心があります。

物を物として見ていたら、本来のはたらきが発揮されません。

正しい取り扱い方を知り、生き物として物と接し、愛せたあなたは、物からも愛されます。

すると物は輝きだし、いつしかあなたを守ってくれるようになるのです。

破魔矢とは、もともと正月行事で使っていた弓矢のこと

正月に、弓の技を試す行事「射礼(じゃらい)」で使う的を「ハマ」といいます。それを射る矢と弓を「ハマ矢」「ハマ弓」と呼んでいました。「ハマ」「破魔」に通じるため、正月に男の子のいる家へ弓矢を組み合わせた玩具を贈る風習が生まれたのです。そののち、その年の幸運を射止める縁起物として、神社やお寺で授与されるようになりました。


販売用としては、東京の大田区にある新田神社が発祥とする説が有力です。

新田神社は鎌倉幕府を倒した新田義貞の子である新田義興(よしおき)を祀っています。

実は新田家では、先祖の源頼光から二本の矢「水破(すいは)」「兵破(ひょうは)」が家宝として伝わっていたという伝説がありました。江戸時代の半ばには門前の茶店で「義興の矢」が売られていたほどです。そこに目を付けた、日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ、平賀源内が魔除けの矢「矢守」として浄瑠璃のストーリー付きでプロデュースしたところ、見事広まり、現代では破魔矢として定着しました。

破魔矢の値段はだいたい1000円から

いろんな神社やお寺で、様々な形・大きさ・デザインの破魔矢が売られています。

値段はあくまでも目安になりますが、1000~3000円くらいのものが多いようです。

販売時期は正月が多い

大きな神社では通年取り扱っていることもありますが、小さな神社では正月のみ販売しているようです。

破魔矢は綺麗なところに飾る

破魔矢は魔除けのお守りなので、基本的にお札と同じ扱いです。

神棚があるなら、そこに置きます。

神棚に入らない・神棚がない場合は床の間や玄関に飾ります。

「凶方向に向ける」など言われることもありますが、厳密には決まりがありません。

破魔矢や神様が心地よいように、きれいに掃除をし、気持ちを向け、大切に扱うことが大事です。

 

正月に見ることの多い破魔矢ですが、それ以外にも上棟式や赤ちゃんの初節句(初正月)にも使われます。

上棟式の場合は、鬼門(北東)裏鬼門(南西)に向けて飾ります。

破魔矢は1年経ったら処分する

神道では、若々しさ・生命力を重視します。

神棚に飾るほか、神事でも使われる榊(さかき)は常緑樹です。

定期的な神殿の建て替え(式年遷宮)を行う神社も多くあります。

そのため、お守りやお札などのグッズも基本的に1年ごとに新しくするものとされています。

破魔矢も、初詣で買ったら、次の年には古札奉納所に納め、新たに購入しましょう。

基本的には購入した先へお返しするのがよいですが、遠方になる場合は近場の奉納所で問題ありません。

ただし、納める際は近くに設置されている賽銭箱に、お玉串(お焚き上げ料)を納め、火で燃やして浄化処分していただきましょう。


 

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