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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

知っておきたい節分の本当の意味

2020年2月4日
知っておきたい節分の本当の意味

羽賀ヒカル
こんにちは。羽賀ヒカルです。
日本の伝統行事の多くは、神道と関わりがあります。
たとえば「節分」もそうなんですよ。
橋本ユリ
へぇ~!
節分って、ただ「豆まき」をして、「恵方巻」を食べる日だと思っていました。
羽賀ヒカル
実は「節分」は、人の運勢を左右する大きな行事なんです。

なぜ節分が大事なのか?

そもそも「節分」という言葉には「節(季節)」の「分かれ目」という意味があります。

二月四日頃は、立春(りっしゅん)にあたります。

あまり知られていませんが、節分の次の日「立春(りっしゅん)」こそが、もともとは一年のはじまりだったのです。

では、新暦と旧暦がいつ切り替わったかというと明治 6年(西暦1873年)の元旦です。

このときから、新暦(グレゴリオ暦に準拠した暦)が使われ始め、今に至っています。

旧暦というものは、太陽と月の動きを基本にした「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」で、一年間を二十四に分けていました。それを「二十四節気(にじゅうしせっき)」といいます。

24ある節気のいちばん最初の日が、2月4日の立春。

つまり、もともと日本で使われていた旧暦にしたがうと、
2月3日の節分が〝大晦日〟で
2月4日の立春が〝年明け〟、一年のスタートになる日だったのです。

節分の過ごし方で一年間が決まる

なにごとも〝はじまり〟で決まります。

「生年月日」で性格や運勢を占うことができるのも、それが「人生のはじまりの日」であり、その時に流れている〝気〟によって、あなたの人生の初期条件が決まるからです。

ちなみに、私が提唱する「六龍法占い」でも、中国に古来より伝わり、日本でも今や広く知られている「四柱推命(しちゅうすいめい)」や「算命学(さんめいがく)」においても、人の運勢を占うときは旧暦を使います。

旧暦は、自然の〝気〟の流れやリズムに対応しているので、新暦よりも、精神、気持ち、感情に影響を与えやすい季節のサイクルだと言うことができるのです。

生まれた日の天体の配置から〝気〟の流れを読み解く。それにより、人の宿命を知ることができ、未来すら予測できたりするということ。

初期条件は、一度決まってしまえば、もう二度と変えることができません。

だから、一生に影響するほど重要なのです。

そして、同じように大切なのが、毎年訪れる〝立春〟です。

立春という日を、どのような気の持ち方(気持ち)で過ごすかによって、一年の初期条件が決まるということです。

節分に豆まきをするのは、その〝気持ち〟を整えるための邪気払いの儀式。

この節目の時に、心に溜まった邪気を祓うことは、その後の一年にずっと影響するくらい、大切なことなのです。

節分に邪気を祓い立春に幸福を願う

現代人の多くは〝気〟の世界にあまりに無自覚に過ごしているため、知らず知らずのうちに〝悪い気〟つまり〝邪気〟を溜めこんでしまいがちです。

「病は気から」と申します通り、〝邪気〟が溜まると、体調も悪くなってしまい、果ては病気になります。

もしくは、頭の回転がにぶくなって、何をやっても失敗したり、運が悪くなって、イヤなことばかり起こったり。

では、どういう時に邪気は溜まるのかといえば・・

「なんとなく、気持ち悪いな……」と感じたとき。
その積み重ねが、心の中で邪気になります。

「なんかここ、雰囲気がよくない……」
「あのイスの置き方、不自然で気になるなぁ……」
「今のあの人の発言、なんかイヤな感じ……」
「あの2人の関係って、ビミョーだよね……」

そんな日常に転がっている気持ち悪さが積もり積もって邪気になります。

邪気が溜まると、「気持ち悪いな」という感性のセンサーが鈍くなり、違和感すら感じなくなっていってしまうので、より邪気を浴びやすくなるので注意が必要なのです。

豆(まめ)の言霊に隠された意味

そして、邪気が溜まると、

「イライラする‥」
「うらやましい‥(ねたみ)」
「落ち着かない‥(焦り)」

といった負の感情が起こりやすくなり、自分の中に、もうひとりの別の人格ができたかのようになります。

そういう時の特徴は

冷静に考えたら

イライラする理由
うらやむ理由
焦る理由

なんてないのに、感情に支配されてしまうということ。

それを昔の日本人は「魔」と呼びました。

「節分」に豆まきをするのは

「豆まきをして鬼を追い出し、幸福な新年(立春)を迎える」

という意味があるのです。

また、豆(まめ)という日本語には

「まめ」=「魔(ま)を滅(めっ)する」

という言霊(ことだま)のエネルギーが込められており、悪を祓(はら)う意味合いがあるのです。

さらに、「まめまめしく働く」といういわれもあり、炒った大豆を食べる、と一年間健康に過ごすことができるとされています。

鬼とは「目に見えないもの」

節分(豆まき)の主役はやはり、オニ。

鬼とは、人間の生活を脅かすとされる空想上の怪物で、
地に降りた悪神や邪神、成仏できない人の霊魂が鬼になると考えられていました。

もともと、豆まきで家から追い出す鬼は「人に災いをもたらす、目に見えないもの」すなわち隠(おに)でした。

陰陽五行説では、東北(丑寅)をもっとも縁起の悪い方向と考え「鬼門」と呼び、この方向に鬼の住処があると考えられています。

この「うしとら」をイメージ化したものが、「牛のような角と、トラのような牙」を持ち、「虎皮のふんどし」をつけたよく知られる鬼の姿となったのです。

節分に鬼を追い払って、心の中をリセットする。

そして、立春には真っ白な気持ちで、神前で一年の幸せを祈る。

その一連の流れによって最高の〝気持ち〟で春を迎えることで日本人は開運を願ってきたのです。

節分って、こんなに大切な行事だったんですね!

そう。子どものころは「鬼」が怖かったよね。

私たちも毎年、身内で節分のイベントをやっているんですよ。

実は子どもたちと一緒に豆まきをすることにも、深い意味があるんです。

詳しくは、ぜひ動画も見てみてください。

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