鷲(おおとり)神社【参拝レポート】
こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、東京都にあります「鷲神社」についての記事をNさんに投稿していただきました。
- 鷲神社のご利益、御祭神
- Nさんの参拝レポート
などについてお伝えします!
それでは参りましょう!
ご利益
- 開運
- 受福
- 殖産
- 除災
- 商売繁盛
御祭神
- 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
天の岩戸開き神話の中で、天日鷲命が弦楽器を奏でると弦の先に鷲がとまり、それを見た神々が、「これは世の中を明るく照らす、吉兆の鳥だ!」と喜ばれた事から「鷲」の字が加わって、天日鷲命となったと言われています。
御由緒
鷲神社HPより
鷲神社は天日鷲命(あめのひわしのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りした由緒正しい神社です。現在は「おとりさま」として一般にも親しまれ崇敬を集めており、また十一月の例祭も現在は「酉の市(とりのいち)」として広く知られています。
社伝によると天照大御神が天之岩戸にお隠れになり、天宇受売命が、岩戸の前で舞われた折、弦(げん)という楽器を司った神様がおられ、天手力男命が天之岩戸をお開きになった時、その弦の先に鷲がとまったので、神様達は世を明るくする瑞象を現した鳥だとお喜びになり、以後、この神様は鷲の一字を入れて鷲大明神、天日鷲命と称される様になりました。
天日鷲命は、諸国の土地を開き、開運、、殖産、商賣繁昌に御神徳の高い神様としてこの地にお祀りされました。
後に日本武尊が東夷征討の際、社に立ち寄られ戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝い、お礼参りをされました。その日が十一月酉の日であったので、この日を鷲神社例祭日と定めたのが酉の祭、「酉の市」です。この故事により日本武尊が併せ祭られ、御祭神の一柱となりました。
江戸時代から鷲神社は、「鳥の社(とりのやしろ)」、また「御鳥(おとり)」といわれており、現在も鷲神社は「おとりさま」と一般に親しまれ崇敬を集めています。十一月の例祭も現在は「酉の市」と広く知られていますが、正しくは「酉の祭(トリノマチ)」と呼ばれた神祭の日です。
アクセス
〒111-0031 東京都台東区千束3-18-7
参拝レポート
Nさんが写真付きで参拝された時の様子を送って下さいましたので、ご紹介致します。
先日、東京の鷲神社に行ってきました。
この神社は、毎年11月の酉の市が有名で、商売繁盛の熊手を買い求める人でにぎわいます。
11月のはじめの酉の日を一の酉、2番目の酉の日を二の酉、3つあれば三の酉まで行われます。二の酉の日に行ったのですが、あまりの人手に参拝は断念してしまいました。
鳥居の外からズラーっと並んでおり、賑わいがすごかったです。
鷲神社の酉の市は熊手を売るお店が約150店、訪れる人が70~80万人なんだとか!
参道では、熊手を売っているお店をそれを買い求めるお客さんでにぎわっていて、熊手を購入すると威勢のいい掛け声で手締めが行われます。
この買い求めるときに、「お店の方との値段交渉を楽しみ、値切った後で値切った分もご祝儀としてお店に渡し、旦那気分を味わうのが通な買い方だ」と、以前職場でご一緒だった方に聞いたのを思い出しました。
全国でも有名なお祭りということで、仕事を早く切り上げてこられる方や仕事終わりに来られる方が多く、夕方以降の屋台の並びはすごい活気です!
熊手のお店周辺は、まだ歩く余裕はありましたが、鳥居から境内は参拝される方でかなり並びますので、お時間の余裕を持っていかれることをおすすめします。
私は今回は遠くから会釈だけさせていただき、またご縁があったときに参拝させていただこうと思います。
【酉の市の日に公開されるなでおかめ】
ご例祭「酉の市」当日は“なでおかめ”を社務所入り口(昇殿参拝受付所)前に移してお披露目されているようで、こちらも人が多くならんでいました。
おかめとは天宇津女命(アメノウズメノミコト)のことだそうです
まとめ
橋本ユリ
送って下さった写真からも、活気に満ちたエネルギーが伝わってきますね。神話の背景を感じながら酉の日に合わせて参拝に行かれると、より功徳をいただけるかもしれません。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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