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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

宗像大社(主に辺津宮)【参拝レポート】

2019年9月19日 2022年11月27日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、福岡県宗像市にあります「宗像大社辺津宮」についての記事をFさんより投稿していただきました。


  • 宗像大社辺津宮のご利益、御祭神、御由緒

  • 実際に参拝した方のお話


などについてお伝えします。

それでは参りましょう!

ご利益



  • 芸能

  • 金運

  • 弁舌

  • 道びらき 「時満ちて 道ひらく」


ご祭神


宗像三女神と称されます。
天照大神と素戔嗚が誓約(うけい=占いの一種)をしたときに生まれた3人の姫神をお祀りしています。
またのお名前を「道主貴(みちぬしのむち)」と申し上げます。
「貴(むち)」とは最も高貴な神に贈られる尊称で、「日本書紀」には宗像三女神が「道主貴(みちぬしのむち)」
あらゆる道をお導きになる最も尊い神と記されています。

  • 田心姫神(たごりひめ)     沖津宮(おきつぐう

  • 津姫神(たぎつひめ)     中津宮(なかつぐう)

  • 市杵島姫神(いちきしまひめ)  辺津宮 (へつぐう)


宗像大社は、沖津宮(おきつぐう)中津宮(なかつぐう) 辺津宮 (へつぐう)という3つの神社の総称ですが、唯一本土にあるのが、 辺津宮 (へつぐう)です。

辺津宮 (へつぐう)は、第二宮に沖津宮の田心姫神(たごりひめ)、第三宮に中津宮の湍津姫神(たぎつひめ)をお祀りして、宗像三女神すべてに参拝できるようになっています。

ご由緒


ここは中国や朝鮮に近く、外国との窓口として、重要な位置にありました。
「日本書紀」には、「歴代天皇のまつりごとを助け、丁重な祭祀を受けられよ」との天照大神の 神勅(しんちょく=お言葉)により、
三女神がこの宗像の地に降りられたと書かれています。

沖津島は神の島と言われ、女人禁制です。
この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されました。
「海の正倉院」と言われています。

パワースポット


ご神木  こちらは、ご神紋になっている楢の木です。紋には実もついています。

御朱印



アクセス






住所  〒811-3505 福岡県宗像市田島2331
電話: 0940-62-1311





参拝レポート


入口の鳥居から。大きな駐車場があり、観光客もとても多い神社です。

正式参拝を希望される方も多くて、拝殿でなく、入口の建物で行われます。
こちらが内部の様子


海のご神事や舞の絵が飾られていました。
お守りやお札、ご朱印はこのお部屋の前でいただけます。
車のお祓いの場合は、ご神職と巫女さんが、車まで来てくださって、お祓いをしてくださるので、人気です。

拝殿と聖地に参ります。
宗像大社は、沖津宮、仲津宮、辺津宮の3社からなり、宗像三女神をお祀りしています。
宗像大神は記紀や風土記にも詳細がのべられております。
沖津宮のある沖ノ島からは、古墳時代から平安時代にかけての貴重な祭祀神宝が多数出土しています。
宗像大神を信奉する宗像氏は、古代の有力氏族で、当時の権力者たちとも関係を持っていました。

まずはお手水です。竹筒の形が龍に似せてあります。
市杵島姫の祭られている神社は数多くありますが、水の近くにある神社が多いようです。
美しい池が広がっています。
参道です。
楼門

解放的な拝殿です。

摂社・末社
奥の院まで行きます。

とても美しい木漏れ日です。ここは、最初に宗像三女神が降りたった聖地です。
神籬(ひもろぎ)と言って、樹木を神の憑代(よりしろ)とした古い時代の祭祀跡地でもあります。
ここの気がすばらしく、みんな声がなかったです。
おみくじや、割符もあります。神様に誓願をたてることができます。

感想


本当に高宮斎場の柔らかく優しく、凛とした気は比類がなく、何度でもここを想い返すだろうと思います。
しみとおるような、何かを伝えて下さるような気でした。

まとめ


羽賀ヒカル
出光石油の出光佐三も深く信仰していた神社ですね。


橋本ユリ
芸儒、弁論の神。そして、金運の神様です。
音楽関係の方の参拝も多い神社です。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

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