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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

子安神社【参拝レポート】

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、東京都八王子市にあります「子安神社」についての記事をSさんより投稿していただきました。

  • 子安神社のご利益、御祭神、御由緒
  • 実際に参拝した方のお話
などについてお伝えします。

それでは参りましょう!

ご利益(どんな功徳があるか?)

  • 安産祈願
  • 子宝祈願
  • 厄除け
などの功徳があるとされています。

御祭神(祀られている神様)

◇木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
燃え盛る産屋で赤ん坊を無事に産んだことから、安産、育児、子授けの神として有名
◇天照大御神(あまてらすおおみかみ)
日本の総氏神様
◇素盞鳴尊(すさのをのみこと)
天照大御神の弟で、荒ぶる神として有名。
◇奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
素盞鳴尊の妻。日本神話「ヤマタノオロチ退治」に登場
◇大山咋命(おおやまぐいのみこと)
山・農耕の神様。全国の日枝神社の総本社「日吉神社」のご祭神※もしかしたら、八王子は牛頭天王の所縁の地ですので、素盞嗚尊と天照大御神が祀られているのかもしれません。

御由緒

子安神社・公式HPより引用:https://koyasujinja.or.jp/yuisyo.html

 子安神社は天平宝字三年(759年)に橘右京少輔という者が時の天皇のお后さまの安産祈願のために創建したと伝えられています。
ご祭神は「木花開耶姫命」であり、神話において、自ら火を放った産屋で無事に出産した神様として知られています。
それ故、今日まで子安神社は安産の神社として崇敬を集めています。
また古来より武将からの尊崇も篤く、源義家が奥州下降の際には戦勝を祈念して欅(けやき)を船形に植樹しており、今でも境内には多くの欅が生い茂っています。
船形に植樹した欅はやがて森となり、子安神社に隣接する船森公園や船森保育園等、現在に至るまで「船森」という名で地名として残っています。
近世では徳川家光以降代々の将軍家から朱印を受けており、それ故、当社の御紋は徳川家の家紋である三つ葉葵です。
明治五年に政府より村社という社格を与えられ、さらに昭和十八年には郷社に昇格しました。※現在はこの社格制度は廃止

〈2度の火難からの再興〉
明治30年に八王子において未曾有の大火事が発生し、子安神社の社殿は全焼しました。しかし、社殿裏手に鎮座する金刀比羅神社の本殿は土蔵造りのために焼失には至らず、現在も江戸時代に創建された当時のままの建物であります。※拝殿部分は昭和に増築。
その後、子安神社の社殿は再建されるものの、再び第二次世界大戦における空襲によって、またも社殿は全焼してしまいます。神社を囲むように植えられている欅の木々の火傷の跡が社殿の方角を向いており、当時の火災の勢いが伺えます。
現在の社殿はその後に創建されたもので築およそ70年です。当時、台湾ヒノキの国内輸入第一陣の木材が使用されており、非常に貴重な建物です。

アクセス

〒192-0046 東京都八王子市明神町4丁目10−3

・JR八王子駅より徒歩5分
・京王八王子駅より徒歩1分

◇参拝時間
・4月〜9月 午前6時〜午後6時
・10月〜3月 午前6時〜午後5時
(金刀比羅神社、葦船社、五社は午後4時半まで)

参拝レポート

Sさんより多和神社を参拝した時のレポートを写真付きで頂きましたのでご紹介いたします。
ご鎮座1250年 清らかな水の湧く八王子最古の神社『子安神社』
わたしが日々お世話になっている産土様をご紹介致します。

摂社

金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)

大物主命(おおものぬしのみこと)・大黒様
商売繁盛、開運厄除け、交通安全、火難災難除け(八王子において2度の火難から再興したことにより)
※金刀比羅神社の鳥居をくぐると、一変してピシッと引き締まった空気に変わります。
例えて言うなら子安神社が明るく温かな母親で、金刀比羅神社は強く厳しい父親です。
厄除けは金刀比羅神社の境内で行われます。

葦船社(あしふねしゃ)

日留子命(ひるこのみこと)
早産によって不運にも現世の恵みを受けることができなかった胎児の霊魂を、幽世でお守りする神とされています。

五社

石神社
少彦名命(すくなびこなのみこと)
医薬、病気平癒、温泉、酒造の神として知られています。
喘息・百日咳などの病でお困りの方には、二体一組のしゃもじを受け取り、一体を石神社にお供えし、もう一体は日常で使っていただき病の完治をお祈りしていただきます。
白山神社
白山姫命(しらやまひめのみこと)
昔、歯の病気は「歯くさ」と言われており、歯くさが無いという意味の「歯くさ無」が「白山(はくさん)」に通じることから、歯の神として信仰されるようになりました。
また、同様の語呂合わせで「無し」が「梨」に転じ、梨を奉納して病気の完治を祈ったとされています。
現在では、季節ものである梨の代わりに絵馬を奉納していただいております。
稲荷神社
保食神(うけもちのかみ)
昔から商業の神とされ、多くの方々から信仰を集めています。
御嶽神社
国常立尊(くにとこたちのみこと)
長野県の御嶽山は見晴らしがとても良いことから、御祭神である国常立尊は眼病除けの神とされ、昔から緑内障・白内障・目のかゆみ・爛れ目・かすみ目・痛みなど眼病を患った方が、両目を表した「めめ」の文字が書かれた絵馬を納め病気平癒を祈願しました。
第六天神社
面足尊(おもだるのみこと)
惶根尊(かしこねのみこと)
古来より足腰の神とされ、以前は旅をする方が足腰を心配し、履物や杖を納めて旅路の安全を祈りました。
今日では関節痛・手足のしびれ・腰痛(リウマチ・ヘルニア)など、腰や手足の病気にお悩みの方が多く参拝され、草履と杖が組まれた「願い杖」を奉納していただいております。

厳島神社(いつくしまじんじゃ)

市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
市杵嶋姫命は子守りの神として知られていますが、仏教において弁財天とされていることもあり、芸術の神としての側面もあります。
9月に行われる例祭では鰻を神池に放流し、私たちの命を支える食生活に提供される生き物の霊魂を慰めます。

橘社(たちばなしゃ)

橘右京少輔命(たちばなうきょうしょうゆうのみこと)
橘右京少輔命は天平宝宇3年(759年)、淳仁天皇の后の安産祈願をする場所を探し求めよという命令を受け、この八王子の地にたどり着き子安神社を創建したと言われています。
優秀な人物であったと伝えられ、当神社では創造・学問の神としてお祀りしております。

祖霊社(それいしゃ)

神社功労者及び氏子崇敬者家族の戦争犠牲者
祖霊社は当神社のために尽力された方々や、戦争で命を落とされた方々の御霊をお祀りしております。

神水殿(しんすいでん)

木花咲耶姫命
古くから当神社には清らかな水が湧く池があり、その池で安産祈願(底抜け柄杓は母体を表し、水が抜けるように安産であります様にと願いを込め、ご妊婦さまご自身で神様に奉納いたします。)
御礼は底有り柄杓、子授けは竹筒を用いて祈願をしておりました。
その後、身重の女性が池に降りるのは転倒等の危険性があることから、現在の場所に新たに安産祈願等するお社として神水殿が建立されました。
※この子安神社にも、大国主命と少彦名命が祀られています。

御朱印帳・御朱印

『湧き出づる 清水も 産みの 安らかに』
俳人 山口誓子は子安神社を参詣された際、この池のご利益・ご神徳を俳句にしました。・限定御朱印
【お守り】
※何度か知人の妊婦さんに桐箱入りの安産守りをプレゼントしています。お渡しした方はみな元気な赤ちゃんを出産されています。桐箱には、臍帯や産毛を入れて保管しておけます。

パワースポット

湧き水

子安神社の池は「大明神の池」と呼ばれ、安産の象徴として大切にされてきました。
確かに境内に入ると、母の胎内に戻ったかのような安心感に包まれる気がします。お祈りする時も母親に言うように「行ってきます!」とついつい最後に添えてしまします。
流れる小さな滝や透き通った池に泳ぐ鯉や金魚、岩にじっと掴まる亀を見ていると可愛いらしくて、心がほろっと緩みます。

子安神社には枝垂桜、金刀羅神社には染井吉野が咲き誇ります。美しく咲く花を愛でられることこそが功徳です。

源義家が境内に欅を船の形に植樹して戦勝を祈願されました。その高い欅を見上げるだけで、元気を頂けます。

年中祭事

地域を盛り上げて、子供も楽しめるイベント盛り沢山!!
1月
・初金刀比羅祭
ダルマ市、福笹の授与や杵でついた餅や甘酒の配布があります。
2月
・節分祭
3月
・八王子きつね祭り
稲荷神社の神様の「お使い」であるきつねに因み、夕方にきつねの仮装やお化粧をした『きつねの行列』が行われます。
・雛祭りのお雛様が飾られます。
4月
・夜間参拝
桜が満開になる3日間のみ、ライトアップされ賑わい、雅楽演奏や屋台などのイベントも行われます。
5月
・端午の節句に因み、大きな鯉のぼりが空を泳ぎます。
6月
・大祓神事
7月
・祇園祭
素盞鳴尊の御霊を乗せたお神輿が街中を練り歩きます。神楽殿ではJAZZも演奏されます。
9月
・歌垣祭 盆踊りを夜通し舞われます。
・例大祭
・泣き相撲
子安の神様の御前で泣いた赤ん坊は益々の健やかな成長の御神徳をいただきます。
10月
・観月祭
神様に雅楽を奉納するお祭り。
12月
・大祓神事・年中通して、お宮参りもされているので、週末は赤ちゃんを抱いたご家族が多く見受けられます。
また、安産祈願のご祈祷をされた方には「誕生記」をお渡ししているそうです。

個人的なエピソード

私個人が感じてきたことなので、偏見が多々あることをご了承下さい。

12年前くらいに前に自称人生のドン底の時期があり、藁にもすがる思いで近くに祀られている子安様に助けを求めました。
信仰心はなかったのですが、子安様=愛の神様だと感じ、子安様の仰る通りに生きれば絶対大丈夫!と根拠のない自信がありました。

その頃は、もうこんな自分は嫌だから「愛の人となれるよう鍛えてください!」とお願いしていたと思います。ですので、人間関係での学びが出来るような厳しいご縁を頂き、利己的な行動をするとバッサバッサ切られて痛い思いをするので、次第に自分の感情は一旦置いて、子安様に耳を傾けてから行動せざるを得なくなっていました。

そして学ばせて頂けた縁は移り変わり、だんだんと出会う人も温かな方が増えていきました。ですので、子安様の『縁結び』のご利益は本当だと思います。成長する為に器に見合ったご縁を結んで下さいます。

もちろん、ちこさんの本を知れたのも子安様の計らいだと感謝してます。一昨年、美味しいごはんが作れるようになりたくて神様ごはんスクールに通い、(そう言えば子安様も神社だったな。)と気づきました。ゆにわ流を学びながら神社ノートも始めてみたのですが、ある時『神社ノートに祈るのはコノハナサクヤヒメ』と女の人の声が聞こえた気がしました。正直、どの神様もピンと来ず、その中でも12柱の神様の中で1番ありえないし、一生祈ることはないと思った神様だったのですが、富士山本宮浅間大社の参拝前だったので、そういうことかな?と書いてみることにしました。

それから2ヶ月経った春のこと、いつものように子安神社に参拝してみると、女性の像があり、今まで全く気づかなかったのでフラフラっと(誰かしら?)と見てみると、神社ノートに祈っていた『木花咲耶姫様』と書かれていました。あまりにもびっくりして、辺りを見回すと、空には満開の枝垂桜が咲き誇っていて、「やっと気づいたか。」と微笑むよう春風に揺らぎました。

ずっと子安神社の神様は子安様という名の子供を守る神様だと思ってたので、ゆにわで教えて頂いた様々な神様達が祀られてるとは気づきませんでした。
そしてわたしの小さな器に合わせてもらいながら、ずっと子安様に辛抱強く育ててもらってきたのだなと、愛することの美しさを教えて頂いてるのだなと腑に落ちて、じ〜ん…と感極まり、心震えました。

わたしにとっての子安様の最大の功徳は『子育て上手』なのだと思います。こころ通い合った父と母が杵と臼のようにバランス良く役割をもって、子宝をつくりあげてくれる感じ。

いつも絶大なる安心感の中で、成長出来るよう見守って下さっているのを感じています。
底を知るから闇も受け入れ、全てを許し、ひかりが生まれる。だからこそ、子安様は底抜け柄杓にもあるように、底抜けに明るい神様です。
東京の端っこ八王子にある小さな神社ですが、近くまでいらした際は是非お立ち寄り下さい。

駅から歩く途中でマンホールに案内が載っています。まさに踏み絵のようで、踏みそうになるとドキッとします。

まとめ

橋本ユリ
安産・子宝祈願として有名な神社です。
それ以外にも色々な神社を祀っていて、さらに年間行事も多く行われています。
お近くにいらっしゃった際は是非ともご参拝下さい!


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