【復古神道】日本人が知っておくべき国学四大人
こんにちは、橋本ユリです。
今回は、日本人なら知っておくべき
4人の成人についてお話ししていきますね。
日本の転機を作った国学四大人(こくがくしゅうし)です。
国学四大人が活躍した時代背景
この人たちは、江戸時代中期から後期にかけての方達です。
明治維新にも影響を与えた人達でもあるのですが、
江戸時代中期は、儒教道徳、仏教道徳
日本全体においても色濃く影響を受けてた時代です。
この道徳観によってもともと持っている
日本人の感性、物のあわれと言ったりしますが、
そういったものが失われている側面があったことから、
元々持っている日本人の持っている感性
を蘇らせようと立ち上がった流れがありました。
はじめは、江戸時代中期の学者の「契沖(けいちゅう)」からはじまりと言われていますが、
特にこの契沖から始まった国学を作り上げた4人が国学四大人なのです。
国学四大人は誰のこと?
- 荷田春満(かだのあずままろ)
- 賀茂真淵(かものまぶち)
- 本居宣長(もとおりのりなが)
- 平田篤胤(ひらたあつたね)
この4名が国学四大人です。
伏見稲荷大社の神主であった荷田春満(かだのあずままろ)が、
万葉集、日本書紀、古事記などの研究を重ねて
その荷田春満の弟子である賀茂真淵(かものまぶち)が、
万葉集、日本書紀、古事記を形にさせて
万葉考(マンヨウコウ)という書籍を作りました。
さらにその考え方を受け継いで、神道を深めて大成させて
古事記伝を作ったのが、本居宣長(もとおりのりなが)です。
そして、本居宣長を心の師として仰いだのが平田篤胤(ひらたあつたね)です。
平田篤胤(ひらたあつたね)は、本居宣長とは一度も会った事が無く
夢の中であっただけという逸話があるのですが、
その夢で教えを授かったと言われています。
これが江戸時代の国学四大人の流れというわけです。
そして、この4名が後の幕末の明治維新の
志士達に考え方の影響を強く与えたという側面があります。
ということから、日本人なら知っておくべき素晴らしい成人なのですが、
平田篤胤がやったことは、「復古神道(ふっこしんとう)」と呼ばれており
もともとあった神道を蘇らせた人という事で、今の神道にも色濃く影響を与えた人物なのです。
もし興味があれば、国学四大人と呼ばれている
- 荷田春満(かだのあずままろ)
- 賀茂真淵(かものまぶち)
- 本居宣長(もとおりのりなが)
- 平田篤胤(ひらたあつたね)
この人たちの本を読むことで、元々持っている日本人の良さを知っていく事にも繋がるかと思います。
今回は日本を変えた4人の成人、
国学四大人の人達についてお話しさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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