神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、架空のキャラクターの
新米巫女の橋本ユリが、神社に関する知識をわかりやすく解説します。

神棚の設置場所5つのポイント

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

「どこがいいんだろう・・・?」

人生で一度経験するかどうかの神棚設置。
家の間取り図と睨めっこして頭を抱えていませんか?

頭で考えても、知らないことはわからないもの。
でも、実はとっても大切なポイントがあるんです。

今回はそのポイントについてお伝えいたします。
それではまいりましょう!

神棚を設置する位置のポイント

神棚とは、大自然の恵みによって生かされていることを日々確認し、それに感謝するために設置するものです。

古来、神道では生きとし生けるものはすべて循環しており、先祖が亡くなって土に還り、やがて祖霊となって正月に戻ってくるといった考え方が根底にあります。つまり、人間もこの大自然の一部とし、その営みもまた自然の摂理に則っているというわけです。

神棚の位置ひとつとっても、自然のエネルギーの循環にうまく乗れるように設置することがポイントです。

 

風水で見る神棚設置に最適な方角

風水とは自然の摂理を利用した、古代からの経験則によるある種の統計学です。

もともとは紀元前10世紀以前に中国大陸でその萌芽となる概念が発祥し、長い時間をかけて明朝時代には現在の風水に近い形に確立していきました。

日本には、飛鳥時代に伝わってきたものが独自の発展を遂げていきました。平城京などが風水を用いて造られたことが知られています。

風水では山脈を「龍脈」と呼び、そこから運ばれる気の流れの溜まり場に住宅などを建てるのが良いとします。風水の考え方を利用すれば、世間で悪い方角と言われる「鬼門(東北)」も、絶対的に悪いものではなくなります。

 

南か東向き

一般論として、神棚は「南か東向き」が良い、と広く知られています。南は太陽が南中の位置を通るため、東は太陽が昇る方向のため、いずれも神棚が陽の光をよく浴びることができます。

風水で見た場合に、南の方角は「発展」「出世」などのポジティブな意味を持ち、東の方角は「若さ」「活発」といったエネルギッシュな象徴でもあるので、確かにとても良い方角と言えます。

ただし、風水では南と東だけが絶対的に吉となるわけではありません。その土地にあったエネルギーの流れがあるのです。その具体的な例を見てみましょう。

 

背山面水

風水では、背後に山、前方に空間がある土地を「背山面水(はいざんめんすい)」と呼び吉地とします。これは、山脈(龍脈)のエネルギーを背負って、それが前方に広がった空間に流れてくるイメージになります。

日本全国の山地に建つ古い神社は、この規則を使ったケースが多いようです。例えば、島根県の空山神社は北東を向いていますので、鬼門だと思われるかもしれませんが、航空写真で見ると、背後に悠々と山々が存在しており、神社の前方に盆地があることが確認できます。

つまり世間的に鬼門と呼ばれる方角を向いていても、俯瞰してその土地の構図を眺めてみると、自然のエネルギーの流れを捉えようとする先人の知恵が見えてくるのです。

山地以外の神社であれば、一般的によく知られる通り、南か東向きになるように建立されていることが多いようです。

 

四神相応

次に、風水と同様、かつて大陸から伝わってきた文化で「四神相応」というのがあります。それぞれの方角に霊獣(青龍・朱雀・白虎・玄武)を配置する地相のことです。東(青龍)は流水でイメージは軽ろやかさ、西(白虎)は大道でイメージは重厚感、南(朱雀)は湖沼でイメージは明るさ、北(玄武)は丘陵でイメージは厳格さが当てられます。

これらを利用して、ご自宅の中の一番北側(厳格さ)に位置する部屋に神棚を設置することで、その部屋ではまじめで厳粛な気持ちで神様やご先祖さまに祈りを捧げることをご家庭のルールにしても良いでしょう。そして、その部屋以外に、西側(重厚感)の部屋はタンスや物置、東側(軽やかさ)の部屋はすっきりと動きやすい空間、そして南側(明るさ)の部屋は太陽光が注ぐように工夫をすれば、家の中にしっかりと四神を当てはめることができます。それによって、北側に祀る神棚に対して敬虔な意識が芽生えます。

このように、ご自身の住んでいる土地柄をよく確認していただいて、もし象徴的な山の近くにお住まいであれば、その山を拝むような位置に神棚を設置するのが良いでしょう。土地柄を考慮する必要がなければ、陽の光を意識して、南もしくは東の方角に神棚が向くように設置してみましょう。

 

自宅で神棚を設置する際の最適な位置(新築は?)

一軒家

自宅で神棚を設置する際の最適な位置を見ていきましょう。神棚は基本的には家族がよく集まるリビングなどが良いでしょう。

みんなが見上げるような高さで、清潔な場所を選びましょう。

風水では、角は殺気になると考えられており、神棚の台座の中で、人に向けられる角を丸く削って殺気を柔らげる工夫もあります。

 

マンション

マンションでは、最上階に住む人以外は、必ず神棚の上を人が歩く形となります。このような場合には、必ず「空」「天」「雲」という文字を天井に貼ってください。

神様に「ここで一番高くて尊いのはあなたです。」と理解してもらうためです。

詳しくはこちら↓
『神棚の「雲」の意味とは?貼り方や取替時期も教えます!』

一軒家でも、1階のリビングに神棚を設置したとしても、2階のちょうど神棚の真上にあたる場所が人が歩き回る位置ならば、同じように対処しましょう。神様を踏みつけることになります。

一軒家と比べても選択できるスペースが限られるマンションですから、優先順位としては、家族が一番集まって会話する場所の近くが無難でしょう。

神社のお祭りを思い出してもらえればご理解できるかと思いますが、たとえその神社が普段は閑散としていても、祭となれば地元の人たち(氏子)が神社に集まってワイワイと賑やかな熱気に包まれます。それをそのまま自宅で再現するなら、誰もいない暗い部屋よりは家族が集まる場所が望ましいと言えます。

 

新築時の注意点

新築であれば、まず神棚も新しくすることをオススメします。祀る側がまあたらしい気持ちになることで、家全体が清浄なエネルギーを持ちます。

古い神棚については、お札は神社へ返納し、神棚自体はお焚き上げをしてもらうのが理想的です。その際には、お焚き上げ料として数千円をお渡しします。神社によって、具体的に金額が決まっていない場合がありますが、古い住居と古い神棚への感謝の気持ちの表れとして、ご自身でじっくり振り返って決めましょう。

 

会社で神棚を設置する際の最適な位置

商品販売を主軸としている会社に設置する神棚は「お稲荷様」が良いとされます。お稲荷様の御祭神は御饌津神(みけつのかみ)と言い、食事にまつわる神様ですから「食べることに困らない=商売繁盛」と変化していったと言われます。

会社内に設置する神棚の方角は、家庭と同様に太陽の光を浴びやすい南か東向きが良いとされますが、山間部など風水的な自然のエネルギーの流れに乗れる場所であれば、そちらを考慮したほうがよりパワフルな運気を授かるでしょう。


神棚の近くにトイレや階段がある場所は、それだけで神様を粗末に扱っている形になりますので避けましょう。

 

神棚設置で避けたい位置

神棚とは、神社をそのまま自宅内に移したものです。神様の扱いとして最低限の尊厳を守ろうとすれば、おのずから設置にふさわしくない場所は見えてきます。

極端に言えば、神棚を床に置いたり、不浄であるトイレの中に置くのがふさわしくないのはご理解いただけるだろうと思います。

 

玄関に置くのはNG?

神社の参道をイメージしてみてください。鳥居をくぐって、すぐ目の前に神社があったらおかしいですよね。
玄関は家の鳥居です。鳥居をくぐって、その奥に神社があるのがいいので、神棚も玄関を通って、その奥に設置しましょう。

これは神社や神棚の根本的な役割に関わる問題です。

神社はその多くが山奥など自然の中に建立されています。祀られる神様は自然そのものであり、人間のほうがわざわざ近づいていかないと拝むことができません。街中に建てられる西洋の教会などと比較してもわかりやすいですね。

玄関は人間のための場所です。そこに神様にご鎮座いただくことは、人間優位の考え方であり、大変失礼であるという感覚をまずは身に着けていきましょう。現実の人間関係に例えるなら、一番偉い社長の部屋は会社の奥にあって、わざわざ歩いていかないと社長には会えないといったイメージです。

 

神棚と仏壇を向かい合わせ・上下に置くのはNG

仏壇と向かい合わせにしたり、もしくは仏壇の上に神棚を置くのはNGと言われています。ただ、同じ部屋に置くことはまったく問題ありません。


同じ部屋に神棚と仏壇を置く時は、神棚をその部屋のより「陽」となる場所に設置することが望ましく、より上位の扱いとすることがポイントになります。具体的には、やはり陽の光がたくさん当たる場所とか、部屋にいる人間の視界によく入る位置が望ましいでしょう。

不浄

神棚を祀る場所は基本的には清らかであることが重要になっていきますので、普段から掃除をせずに埃が溜まっているような場所はNGです。また、神社が鳥居から中に入るとトイレがないのと同じで、神棚の近くにトイレがあるような場所は避けましょう。

風水では、鏡はエネルギーを反射する力があると考えらえています。ですから、神棚の正面に鏡があると、神棚から放たれているエネルギーを跳ね返してしまいます。鏡台がある部屋に設置する場合などは、必ず神棚と鏡の位置をずらして設置しましょう。

形殺

風水的に見ると、尖った形が目の前にあると圧迫感を覚え、凶とされます。例えば、神棚の目の前に先の尖ったオブジェなどが置いてあるような場合や、神棚の前の壁が角になっているなどの場合です。

路殺

神棚に面している道路がカーブを描いて迫ってきているなどがこれにあたります。このような条件では、道路を行く車も、目の前の家が迫ってくるような圧迫感を感じて事故が多いと言われています。同時に神棚のほうにもストレスを与えていると考えられます。

神棚にお供えするもの

神棚にお供えするものはどんなイメージですか。おそらく多くの方が、平皿にこんもり盛られた塩、白い壺…漠然とそんなイメージでしょうか。ここからは、神棚のお札やお供えものを理解していきましょう。

 

どんなお札をお供えすればいい?

神棚といえば、まずはお札です。皇室の祖神とされ、日本人の総氏神とも表現される天照大御神を祀る伊勢神宮の「神宮大麻」を祀ることが一般的ですが、そもそも神様はほかにも氏神様、産土神(うぶすなのかみ)様、崇敬神社と種類があります。

 

氏神様

氏神様とは、皆さんが現在暮らしている土地の神様です。その土地で食事をする、仕事へ通う、眠るなどすべての当たり前の日常を与えてくれている土地そのものの化身と考えれば分かりやすいでしょう。

 

産土神

産土神様とは、生まれた土地の神様です。たとえ幼少期に引っ越したとしても、母親のお腹の中から数えて1年前後過ごしたのなら、その土地のエネルギーがあなたの一部になっていると考えて、大切にしたい存在です。現在まで生まれ故郷で過ごしている方は、当然、氏神様と産土神様が同じとなります。

 

崇敬神社

崇敬神社とは、贔屓にしていている神社や、訪れて心地が良く、ご自身が相性が良いなと感じている神社など、氏神様以外に自発的に参拝したいと思っている神社を言います。

 

神棚の大きさ

神棚のデザインは昔ながらのものなら、一社造り・二社造り・三社造りがあります。

一社造りであれば、すべてを一つにまとめてお祀りします。一番手前から神宮大麻→氏神様→崇敬神社と重ねます。
二社造りの場合は、向かって右側に神宮大麻を、左側に手前から氏神様→崇敬神社の順で重ねると良いでしょう。
三社造りは、真ん中に神宮大麻、向かって右側には氏神様、左側には崇敬神社のお札をそれぞれお祀りします。

 

祭具

神棚の上には、お札とお供えものの他に以下のような祭具が置かれます。

・三方(お供え物を乗せる台)
・御神境(天照大御神がご自身の化身だと仰った鏡)
・真榊(緑黄赤白青の五色絹ののぼりに榊と3種の神器が取り付けてある)
・玉垣(神棚内を神域として守るための囲い)
・神前幕(神殿の正面を飾る幕)
・御簾(神殿内部の目隠し)
・金弊(もともと神様へ捧げる織物。現在は神様が降りてくる依り代)
・鳥居(神聖なる神棚の入り口)
・狛犬(神様の遣い)
・しめ縄(神域の結界)

これらを揃えることで、本格的な姿となります。もちろん、最近はこうした伝統的なデザインから脱却した現代的でスタイリッシュなものもあります。大切なのは、神様を大切に思う気持ちですので、最低限の尊厳を守ることができれば、ご自身のお好みで選ぶと良いでしょう。

 

神棚にお供えする物の配置例

神棚にお供えする物といえば、「米・塩・水」が基本セットになります。これらのお供え物には、長年に渡り配置の傾向が伝わってきていますが、絶対のルールはないようです。まずはそれぞれの意味を理解するところから始めていきましょう。

 

米は日本神話においても、天照大神が孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に稲を託したことからも、日本人にとっても大切な食事の象徴です。

お米は生米でも炊いたお米でもどちらでも良いとされています。ただし、神道では4本足の動物を忌み嫌う向きがあるので、炊き込みご飯はその具材をチェックしてからにお供えしましょう。

生米は夕食のご飯に加えて食すことで、神様のエネルギーを体に取り込むいわゆる「直会(なおらい)」となります。

 

塩は、海から与えられる自然のミネラルです。夏の暑い季節には、塩分を摂って健康を保ち、冬には塩漬けで保存食をつくったりと、人間の体にとって大切なものです。毎日の交換が望ましいですが、塩は傷みにくいので、数日に一度の交換でも良いでしょう。

 

人間は水がないと生きてはいけません。私たちが大自然からもらっている最大の恵みとも言えるでしょう。
水はご自身にとって最適なタイミング(できれば午前中に)に新しいものを神棚にお供えしましょう。お供えしたら、水玉のふたは取っておきます。そしてその日の夕方ごろには下げます。植物にあげるとか夕食の調理の際に加えるなどしましょう。

 

お供えものには他に、榊(さかき)があります。榊とはツバキ科の常緑樹で、神様と人間との境界を表す「境木」から転じたとも言われます。多くの場合は、1日と15日の月次祭の際に交換します。榊を入れた水は毎日交換しましょう。

どれを取っても、大自然という偉大な存在が私たちに与えてくれた貴重品ですから、それらを感謝を込めて神様に一度お返しする儀式として神棚にお供えしているのです。

 

お供え物の配置

横一列
普段のお供えの基本形は、左から水→米→塩の順番となります。
お供えの順番としては、神棚に近い真ん中が上位とされ、そこにはお供えものとしては最も重要である米を真ん中に。次にその右側に塩、左に水をお供えしましょう。

 
横二列以上
お酒を追加する場合は、お酒は瓶子2本でお供えします。四角形を作ることを意識して、四角の中央には、お米を置き、四隅のうち神前に近い2点にはお酒の瓶子2本、手前の2点には左から水→塩とお供えします。

ここからさらに、瓶子(酒)よりも米をさらに神前近くに供えたり、瓶子(酒)を1本にしたりとご自身の神棚のスペースなどに合わせて工夫してみると良いでしょう。

 

月次祭

1日と15日は「月次祭(つきなみさい)」と言って、より神様が近くにおられ、御神徳が強い日とされますので、神棚のお供えものも豪華にしてみましょう。

季節の魚や野菜などで豪勢にできれば結構ですが、スペースの関係で簡素になる時は、お酒がオススメです。

古来より、お酒の製造過程でかかせない「麹菌」に自然の神力を見ていた日本人にとって、お酒は神様へ捧げるべき大切なお供え物のひとつでしょう。神話でもヤマタノオロチをお酒で酔わせて退治するなど、欠かせないアイテムとなっています。地元のお酒やご自身の贔屓にしているお酒があれば、それを月次祭で神棚にお供えして、日常とのメリハリをつけると、祀る側の気持ちにも軸ができてきます。

お水と同様に、お酒もお供えした時には、瓶子のフタを取っておきます。作法のひとつひとつに、神様への心遣いが表れているのです。

また、お客様などから頂き物があれば、まずご神前にお供えすることを習慣にすると、なお良いでしょう。

 

しめ縄の意味と設置方法

しめ縄とは何か

しめ繩とは不思議なものですが、その意味するところは諸説ありはっきりとはしていません。神様のいらっしゃる常世と人間の住む現世を隔てる結界とも言われています。

例えば、日本の有名な神話「天岩戸」では、天照大御神を閉じこもっていた岩屋から出した後に、その入り口にしめ繩を張ったとされます。これも神域との間の結界と解釈できるでしょう。

諸説ある中でも、「蛇の交尾を模している」という説も面白いものです。神道では蛇は神聖視され、また根底には「子孫繁栄、五穀豊穣」という考えがありますから、その可能性も否定はできません。

 

しめ縄の種類

しめ縄は、稲藁を柔らかくほぐして、3本の束を作り、それをひとつにより合わせて作っています。たいていは左方向へ捻ってあります。漢字としては、「注連繩」「七五三縄」「〆繩」などと書くこともあります。大根型を「大根しめ縄」、ごぼうのように細長いものを「牛蒡しめ繩」、出雲大社型を「大黒しめ繩」呼び、どれを使うかは地域によって様々です。

一本のしめ繩には、等間隔に3つのシデ(紙垂または四手)と細い藁がぶら下がっています。紙垂は「雷」を表し、細い藁は「雨」を表しているという説では、雲から雨が降り、雷が鳴っている風景を連想させます。

紙垂は古くは木綿で作っていましたが、最近は和紙などで作ることが多いです。しめ縄をパーツごとに分類する時は、より合わせた稲藁を「しめのこ」と呼びます。

間に垂らす細い藁は、しめ繩を「七五三縄」と書くように、3本・5本・7本をそれぞれ垂らします。これは、神道における重要な神様を象徴しているとされ、3本=日向三代、(ニニギノミコトからウガヤフキアエズノミコトまで)5本=地神五代(天照大御神からウガヤフキアエズノミコトまで)、7本=天神七代(最も初めに生まれたアメノミナカヌシからイザナミノミコトまで)を表しているとされます。

 

しめ縄の設置方法

しめ繩の設置場所は、神棚の高さなどによって、その上部や下部と工夫していただければ良いですが、設置方法としてはL字型の金具を壁に取り付けて、そこにしめ繩を刺して固定させる方法が一番簡単でしょう。金具と稲ワラが触れるのを避けるなら、自然繊維の糸で吊るすなどもオススメです。

向きは、向かって右側が太い方とされていますが、これも地域や文化によって様々です。例えば、向かって右側を太くなるように設置する方法を「入船」と呼び、たくさんの来客を望むような職業の人向けになります。対して、向かって左側が太くなるように設置する方法を「出船」と呼び、自分が外に出て行って稼ぐタイプの職業の人向けだと言われますので、ご自身の家柄などで使い分けるのも良いでしょう。

 

しめ縄の交換時期

最も効果的な交換時期は年末です。大掃除の際、精神的にも一年分のお祓いをしているような気持ちになっている中でしめ繩も新調するのがごく自然でしょう。一年間使用したしめ繩は、小正月(1月15日前後)に地域の神社で行われる「どんと焼き」で一緒に焼いてもらうと良いでしょう。

しめ縄は通販で数千円で購入できますし、稲藁だけを入手してご自身で作ることもできます。最近は、全国各地で12月中旬から年末にかけて、しめ縄づくりのワークショップが開催されていたり、動画サイトでも制作過程が見ることができます。稲藁をよってまとめていく作業はコツが要りますが、一度感覚を覚えれば、毎年続けていけるでしょう。

 

まとめ

橋本ユリ
さて、今回は神棚の基礎知識と、風水による適切な方角について紹介させていただきました。


現代は多くのご家庭で神棚を設置しない傾向にあると言われ、親の世代がその意義を知らずに育っていれば自然と子供にも伝わらず、結果日本の伝統文化は衰退していくわけです。

この記事を読んでいらっしゃるみなさんも、現在の日本の農業や伝統工芸など様々な分野で後継者不在の問題を耳にしたことがあるのではないでしょうか。親も子供も日本の文化を知らない、知る機会がないことがそれの根本原因でしょう。

神棚はその第一歩として、ご家庭に神社を持ち込み、その心意気を日々磨くためのものとして、十分な価値があるはずです。神棚をご家庭に設置するところから、日本文化の見直しを始めていただき、形だけなく、その真髄を子や孫の世代に伝えていければ、きっとご先祖も喜ぶことでしょう。

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