99%の日本人が知らない神功皇后の凄さ
日本人の心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回は「99%の日本人が知らない神功皇后の凄さ」というテーマでお届けさせて頂きます。
橋本ユリ
羽賀さん、今日は100名近い皆さんと一緒に、ゆにわ塾の石清水参拝に参加しました。
皆さんおっしゃってましたが、本当に団体参拝の良さってありますね!
みんなと一つの方向を向いて、熱くお祈りするので、ドッと盛り上がるんですね。
皆さんおっしゃってましたが、本当に団体参拝の良さってありますね!
みんなと一つの方向を向いて、熱くお祈りするので、ドッと盛り上がるんですね。
羽賀ヒカル
そうですね、個人で神社参拝するのはどちらかというと、自分自身と向き合ったり、内なる神に目覚めるなど、そういう良さがあります。
自己との対話とも言えます。
そして、やはり団体参拝はかなり盛り上がりますし、凄く熱い気持ちを神様に向けることで、共鳴・共振が起きるように感じます。
今日もそういった熱いエネルギーを感じる神社参拝でした。
自己との対話とも言えます。
そして、やはり団体参拝はかなり盛り上がりますし、凄く熱い気持ちを神様に向けることで、共鳴・共振が起きるように感じます。
今日もそういった熱いエネルギーを感じる神社参拝でした。
石清水八幡宮に祀られる八幡大神とは?
石清水八幡宮には八幡大神が祀られていまして、今この時代に、八幡大神が凄く大事なのではないかと思っています。
今起きているコロナ禍の状況とは、簡単に言うと、非常に国難の状況にあります。
この国難とは「コロナ禍」と、もう一つが「中国の脅威」です。
実はかなり多くの日本の利権は中国に侵されています。
この根底には、このコロナ禍の状況もあるのではないかと感じています。
日本にとっての脅威は、中国だけではないんですね。
八幡大神様は鎮護国家の神様で、つまり国を守る神様なんですね。
こんな時代こそ大事な神様で、今回の神功皇后に繋がってきます。
北朝鮮のミサイル発射問題
年が明けて、マスコミでほとんど報道されてない、もう一つの気になるニュースがあります。
それは、北朝鮮がミサイルを発射したことです。
「またか」という感じで、慣れてしまっているところはありますが、今回のミサイル発射は異質なんです。
これは「極超音速滑空体」HGVという、簡単に言うと、高度が50Km未満という物凄く低い位置を速い速度で飛ぶという弾道ミサイルです。
このミサイルが飛んだことには、非常に深い意味があります。
もしこれが着弾すると日本に大きな被害が及ぶことになるので、本当に呑気にしている場合ではありません。
今までの日本は、米国に守ってもらってきた状態でした。
しかし近年、米国はどちらかというと、「もう日本は自分自身で守ってよ」という段階に入ってきています。
そういう中で、日本の国防をどうしていくのかは、非常に重要な問題です。
ただ問題点として、これだけ速い速度のミサイルで撃ってこられると、もう米国も日本を守れなくなってきます。
だから、これらの脅威から本当にどうやって日本を守っていくのかという問題に直面しているのです。
しかし、お隣の国である朝鮮半島の脅威の問題は今に始まったことではなくて、歴史をずっと遡ってみても問題が続いてきたのです。
日本を作った神功皇后と三人の天皇
神功皇后をご存知ですか?
ちなみに、私たちの会社も大学受験塾ミスターステップアップを運営していますが、塾生に「初代天皇は誰ですか?」と聞いても、「誰だろう?聖武天皇?」といった感じで答えられる子はほとんどいません。
答えは、神武天皇です。
この神武天皇を知らない人が神功皇后を知るはずがないんですね。
ただ、神功皇后の凄いところは、実は日本で初めての人物紙幣になったことです。
今、このお札は非常に価値が出てきていると言われてます。
では、なぜ神功皇后が、一番最初の人物札になるほど重要な人物とされたのかを話していきます。
まず、先ほど話題に挙げた八幡神社についてお話します。
今日は、私たちの会社がある大阪府枚方市楠葉から車で15分ほど行ったところにある石清水八幡宮に参拝しました。
なんと、この八幡神社は、少なく見積もっても全国に1万5千社以上あります。
正式に数えられるのが1万5千社で、例えば神社の摂社・末社、もしくは小さい村で祀られている村社、神社本庁に登録ないところまで数えると、もしかすると2万社を超えるのではないかというほど、全国にあるんですね。
1万5千社とは物凄い数ですよね。
ただ、これだけの数がありながらも、八幡神社で祀られる神様についても多くの方は知らないんですね。
ところで、天皇の中で「神」と付く名前の方は、神武天皇(初代)、崇神天皇(第10代)、応神天皇(第15代)の三人しかいません。
この三人目の応神天皇は、実は八幡神社に祀られている神様の一人で、御神名は「ホムタワケノミコト」と言います。
御神名を頂いている神様として祀られている天皇なんですね。
では「応神天皇と神功皇后は関係あるのか?」と思う方はいらっしゃるかもしれませんが、大いに関係あります。
この応神天皇のお母さんに当たるのが、今回の神功皇后なんです。
神功皇后も「神」という名前が付いていて、やはり「神」という名前が付くから特別なんですよ。
この神功皇后も実は「オキナガタラシヒメノミコト」という御神名があり、応神天皇のお母さんで、日本という国が作られました。
例えば、初代天皇・神武天皇は九州から出兵して西日本までやってくるという「神武東征」を行ったと言われています。
この時に西日本を統一したのかと言うと、この頃はまだまだ小国が乱立していて、統一国家になったのではないんですね。
そこからさらに日本を統一するという過程で活躍されたのが間違いなく「神」の名前が付く第10代・崇神天皇です。
つまり、日本建国に関わる重要な三人の天皇が「神武天皇(初代)」「崇神天皇(第10代)」「応神天皇(第15代)」になります。
この三人は「神」という名前が付く天皇として描かれていますが、その他に神功皇后も非常に重要な役割を果たしているのです。
神功皇后の三韓征伐
神功皇后が行ったこととして「三韓征伐」が挙げられます。
昔から朝鮮半島は国の内部で分かれて戦っていますし、日本を含む外国に対しても喧嘩を売るところはあるんですね。
その当時の国名は「辰韓(しんかん)」「馬韓(ばかん)」「弁韓(べんかん)」と言いました。
これは神功皇后が出兵する時の写真なんですが、出兵する時に神功皇后が魚を釣って占いをしています。
この時、横にいるのが「武内宿禰(たけのうちすくね)」という天皇の戦略軍師・参謀です。
この時の情景は「審神者(さにわ)」と言って、「魚釣り」という事象から神様のメッセージを判断する役割なんですね。
昔から御神事や儀式をする時に占いをしますが、その占いをする際に「その時の神様からのメッセージが何なのか?」を紐解く方がいて、それを審神者と言います。
ちなみに、この武内宿禰は世襲制になっていて、七十三代まで続いています。
七十三代目・武内宿禰は、私の先生の一人でもある「竹内むっちゃん(竹内睦泰)先生」ですね。
この竹内むっちゃん先生には、私が大学受験した浪人時代からずっとお世話になっていて、一緒に本も出させて頂いている先生なんですね。
神功皇后は朝鮮半島へ出兵しました。
この朝鮮半島に出兵するまでには様々なストーリーがあります。
神功皇后は第14代・仲哀天皇のお妃様・皇后さまに当たりますが、今の福岡県の「香椎宮(かしいぐう)」で神託を受けたんですね。
この神託は、簡単に言うと「この海の向こう側に金銀財宝の国がある。だからそっちに行きなさい。そちらを平定しなさい」と降りたんですね。
これは神功皇后に神託が降りたんですけど、天皇陛下である仲哀天皇は「いや、海の向こうって言われても」「いや、まだ九州すら平定できてないよ」「いや、九州もかなり反乱が起こって困ってんのよ」と思ったのです。
そして、「九州すら平定出来てないのに海の向こうへ行って平定しろと言われても、それは無理だ」としてこの神託を退けたのです。
仲哀天皇が神託を退けた結果は、書物によって記録に違いはありますが、神罰が当たって亡くなった、もしくは九州の熊襲(クマソ)の一族との戦いで弓矢にあたって亡くなったといった伝承が残っています。
では、先ほどの神託をどの神様から受けたのかと言うと、武内宿禰が審神者したところ、住吉大神だと分かりました。
そして、この住吉大神を祀って祈りながら、神功皇后と竹内宿禰は朝鮮半島へ出兵します。
この時、神功皇后のお腹の中に子どもがいて、それが応神天皇でした。
そこから見事に朝鮮半島の辰韓・馬韓・弁韓を平定し、もう日本には逆らわないとして帰ってきたと言われています。
この凄い功績を称えられて、神功皇后はお札になるような人物になりました。
長い日本の歴史の中で、海外出兵して成功してる人は神功皇后のみなんですね。
もちろん、この時に国を守ったという功績はあります。
ただ長い歴史で見た時に、後々中国に「隋」という国ができました。
この国はかなり強大国だったんですが、神功皇后が出兵したことによって、辰韓・馬韓・弁韓が平定され、後に高句麗や新羅という国ができます。
隋が強くなった時に、この高句麗や新羅が日本への防波堤のような役割になったんですね。
なぜ防波堤になったのかと言うと、神功皇后が出兵したことから、三つの国が独立した状態が、ずっと続いていたことが大きかったようです。
つまり、神功皇后の出兵が後々の日本が守られるところに繋がる功績になりました。
住吉大神とは?
次に住吉大神についてお話します。
住吉大神は、実は「表筒男命(ウワツツノオノミコト)」「中筒男命(ナカツツノオノミコト)」「底筒男命(ソコツツノオノミコト)」という三柱の神様なんですね。
この三柱の神様「ウワツツ」「ナカツツ」「ソコツツ」の「ツツ」とは、実は昔の日本の大和言葉で「星」のことだという話があります。
だから、星を神様と見立てて祈っていたという、なんとも素敵な話ですね。
ちなみに、仲哀天皇と神功皇后の子供が応神天皇と言われていますが、竹内むっちゃん先生は「武内宿禰と神功皇后の子供が応神天皇だ」とおっしゃっていて、本当のところは分かりません。
ただ、そういった伝承もあるということです。
住吉大社は星を神様として祀っているとのことですが、これは何の星かと言うと、竹内むっちゃん先生から「住吉大神はオリオンの三つ星である」と聞きました。
ちょうど今の季節は南の方角を向きますと、オリオン三星が美しく夜空に輝いています。
去年、「ベテルギウス」という曲が少し流行りましたが、ベテルギウスもオリオン七つ星のうちの一つです。
今も昔も変わりなく、オリオンは夜空に輝いています
日本人は、その星を神様として見立ててきました。
そして、オリオンは航海の神様とも言われていて、航海をする時の目印にしていたり、守護を受けていたんですね。
また、神功皇后も応神天皇も、八幡大神様の一角として祀られております。
国難の時代に必要な神様
冒頭でもお伝えした、今の日本はコロナ禍、中国・朝鮮半島の危機など様々な危機に直面しています。
そんな国難とも言える時代こそ、八幡大神もしくは住吉大神の守護・加護が必要だと思っています。
国難と言っても「私の人生に別に関係ない」といった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当に個人の意識変革は重要です。
そして、このオリオン三つ星も、住吉大神も、人間の意識を変革します。
また、大阪の住吉大社は、大阪人にとって商売繁盛の神様とも言われていますね。
住吉は、まさに「人生進みよし」「物事の進みを良くしてくれる」のです。
橋本ユリ
なんとなく、ずっと平和が続いていく気がしていましたが、今は国難とも言える時期なんですね。
八幡様が国を守る神様ってことも、神功皇后が朝鮮を平定したことも、知らなかった…。
八幡様が国を守る神様ってことも、神功皇后が朝鮮を平定したことも、知らなかった…。
羽賀ヒカル
こんな時代だからこそ神様の応援を受け、多くの人と共に良き方向に現実を切り開いていきましょう!
今回は日本人が知らない、神功皇后の凄い話ということでお伝えさせて頂きました。
あなたの開運をお祈りしています、羽賀ヒカルでした。
・神社チャンネルのこちらのYouTubeバージョンもご覧ください。↓
この記事をまとめた人
- 2人の娘を持つ父親。ゆにわ塾歴3年。ゆにわと出会って、娘との関係が激変しました。神社chの記事を読んでくださる方々が、羽賀さんやゆにわのみなさんの温かみを感じられるような素敵なサイトにしていけたらと思っています。
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