こんにちは！北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

• 葛城一言主（かつらぎひとことぬし）神社の御祭神、ご利益、御由緒


• 神社参拝レポート

などについてお伝えします！

それでは参りましょう！

御祭神（祀られている神様）

一言主大神（ひとことぬしおおかみ）
幼武尊（わかたけのみこと）

この地に降り立った「一言主大神」と合わせ、第２１代雄略天皇である「幼武尊」も共に祀られています。

ご利益（どんな功徳があるか？)

江戸時代頃から「いちごんさん」と呼ばれるようになり、一言で伝えられる願いであればお聴き下さる神様として信仰を集めています。

ただ、いざ神社に行って神様に一言で自分の願いを伝えるといっても、なかなか言葉にしてスラスラ言えないことも多いかと思われます。

それは心の中で叶えたい想いがあったとしても、きちんとその想いを神様に届けるまで形にしていく努力が大事だと言えるのではないでしょうか。

その一方で、日常の中で強く願っている事柄であれば、改めて言葉にしようと思っていなくても自然と表現できるはずです。

だから、それを「無言参り」として、普段から願う想いの強さに叶った方向に導いて下さる神様なのです。

御由緒

神社の境内には次のように記されています。


本社は雄略天皇四年春「吾は悪事（まがごと）も一言、善事（よごと）も一言、言離（ことさか）之神、葛城ひとこと主大神なり」と、この郷（神降・かみたち）に微現（びげん）された神様を御奉斎しています。

延喜五年制定の「延喜式」では名神大社に列し、祈年（としごい）・月次（つきなみ）・新嘗（にいなめ）・祈雨（あまごい）のお祭りには、官幣（かんぺい）に領り、文徳天皇（嘉祥三年）をはじめ歴代天皇、特に後光厳天皇から神格「正一位」が贈られる（延文五年）など、官人や歌人、各階にわたる崇敬の念厚く伝教大師（最澄）も入唐に際し祈願された（延暦二十三年）霊験高き最古の神社であります。

近世では「いちごんさん」と呼ばれ一言の願いであれば何事もお聴き下さる神様として崇め親しまれ広く信仰されており、また全国各地の一言主大神を御祭神とする神社の総本社であります。

アクセス

〒639-2318 奈良県御所市森脇４３２

近鉄御所線・御所駅より御所市コミュニティーバス(西コース内回り循環)「森脇」下車すぐ

Yさん参拝レポート

Yさんが葛城一言主神社を参拝された時のレポートを写真付きで頂きましたのでご紹介いたします。

今日はお休みで習い事の日。時間の合間に神社参拝に行ってみた。


参拝時には本殿を修復するための足場が組まれていました。



参拝してみて本当は何も願い事ないのだと思った。
神様の願いが叶うと良いなと思った。

まとめ

葛城一言主神社は一言の願いをお聴きして下さる神様です。
日常の中で自分の想い・願いをきちんと表現していくことが大事なことです。