岩屋神社【参拝レポート】
こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。
橋本ユリ
今回は、兵庫県明石市にあります「岩屋神社」についての記事をN.Fさんより投稿していただきました。
- 岩屋神社の御祭神、社歴・由緒、ご利益
- 実際に参拝し、ご利益を受けた方のお話
などについてお伝えします。
それでは参りましょう!
ご利益(どんな功徳があるか?)
- 商売繁盛
- 大漁祈願
御祭神(祀られている神様)
主祭神はイザナギノミコト。
そして、イザナミ・オオヒルメ(アマテラス大神)・ツクヨミ・スサノオ・ヒルコ(エビス様)
イザナギとイザナミの最初のお子様でありながら、五体満足でないために流されたヒルコ様。
ちゃんとご家族の中に入っているのが、私でも嬉しく思います。きっとヒルコ様も。
えびす様の功徳があるので、商売繁盛。大漁祈願に。
漁師さんたちの信仰を集めている神社です。
この向こうに6柱の神様がおられます。
社歴、由緒
岩屋さんの神様は、元々対岸にある淡路の岩屋神社から勧請されました。
当地の子に神がかりお告げがあり、浜の名主6人衆が新舟を作り、一族郎党を引き連れて淡路島に渡り、ご祭神を船に移して帰路に就きました。
しかし、明石海峡の流れが速いため、浜に船をつけることができないで、松江海岸の赤石で休憩して、特殊神饌をお供えしました。
ナマチ、ハッタイコのお菓子、アヤマモモや白酒などです。現在も宵宮でお祭りされています。
翌朝,風もおさまり、無事に現在の地で鎮座されました。
播磨の古大社として信仰篤く、明石城主の産土神として例年、藩主自らが参拝したと言われます。
元文2年(1737年)には、藩主の息子が11歳のとき、「鎧始めの儀(よろいはじめのぎ)」を岩屋神社で行い、以後、世継ぎの儀式のときには参拝が続きました。
明治12年に、県社に昇格、式内伊和都ひめ神社に比定されました。
遷座の当時をしのぶ祭が「おしゃたか舟神事」です。
明石市の指定無形民俗文化財に指定されています。
(ご由緒書きより)
アクセス
住所:兵庫県明石市材木町8-10
JR・山陽明石駅から徒歩で15分
実際に参拝した方の様子と感想
岩屋神社は、明石の浜手では大きな神社になります。
明石浜には、海岸沿いに小さなえびす神社がたくさんあるのですが、とりわけ大きなえびす社です。
社殿の裏手に小さな鳥居があり、そこを這うように身を低くして通るという参拝方法があります。
また、祭りの日に、砂の中から五円玉を探すというのがあって、大人も子どもも真剣になります。
入口のニコニコえびす顔の石像を目印にいらしてください。
この神社も海のすぐ近くです。
岩屋蛭子(えびす)とおしゃたか船で有名です。
こちらのお手水は、龍神さんがちっちゃくて可愛いです。
本殿です。地味ですが落ち着いた温かさがあります。
ご神紋は、近くのさなぎ神社と同じ、橘です。
福の神のペアのもうおひとり、大黒様もお社があります。
明石の浜が松林だったころのなごりが、境内のたくさんの松にしのばれます。
こちらはどの神様がおられるんだろう。
古代の船。この船で神様をお迎えに行ったのでしょうか?
社務所の入り口に模型の展示や写真があります。少し見てみましょう。
おしゃたか神事は、宵宮(前日)の早朝、神職・六人衆による禊が明石の松江海岸にて行われます。
精進潔斎後に茅の輪が準備されます。当日、まずは御殿にて祭典が執り行われ、その後、宮司を先頭に六人衆、氏子総代、おしゃたか舟を担いだ明石浦漁協の青年達が厄除けの「茅の輪」をくぐります。
列をなして約500メートル先の浜(御旅所)へと進みます。
浜に着くや青年達は赤鉢巻きに褌姿になり、神籠(榊)を付けた長さ約1,5メートルのおしゃたか舟9隻を勢いよく「おしゃたかー」と唱えながら立ち泳ぎで舟を飛ばし、海上を進みます。
「おしゃたか」は神様が「おじゃったか(おいでになったか)」という方言です。
その日は、夜店でにぎわい、夜遅くまで祭りが続きます。
まとめ
橋本ユリ
商売繁盛を願う方、いつもニコニコ幸せなえびす顔で生きたい方に、おすすめの神社です!
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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