神社チャンネル

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

宇治上神社【参拝レポート】

2019年12月1日 2019年11月14日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

橋本ユリ
今回は、京都の宇治にあります「宇治上神社」についての記事をMNさんに投稿していただきました。


  • 宇治上神社のご利益、御由緒

  • ご祭神の神話


などについてお伝えします!

それでは参りましょう!

ご利益



  • 学業成就

  • 受験合格祈願


御祭神



  • 菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)
    *応身天皇の末子で、優秀なので、皇太子に立ちました。
    しかし、儒教の教えにしたがい、兄に皇位を譲り自害しました。
    頭脳優秀な皇子だったので、学問の神様とされています。源氏物語の宇治十帖で、貴公子が取り合う美しい姉妹は八宮の姫君です。
    この八宮のモデルが菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)と言われています。
    光源氏の異母弟という設定でした。

  • 応神天皇
    *菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の父帝
    応神天皇の離宮がこの辺りにあったと伝えられています。

  • 仁徳天皇
    *菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)が皇位を譲った兄。仁政を行った天皇。
    弔いのためにこの神社を立てたと言われています。


社歴、由来


宇治上神社は平等院と共に、世界遺産になっています。平等院の鎮守社として崇敬を受けてきました。

醍醐天皇が宇治に来られた時に、「宇治離宮明神」と名付けられ、それが正式名称になっています。

明治以降、「宇治上神社」と「宇治神社」に分かれました。

参道を右に見える鳥居が「宇治神社」、左に見えるのが「宇治上神社」です。

パワースポット


宇治上神社 本殿、拝殿

両方とも国宝です。特に本殿は日本最古の建築物です。

拝殿は鎌倉時代の木材が、本殿は平安時代の木材が使われています。

宇治上神社の盛り砂

「清めの砂」と呼ばれている円錐形の砂山です。

神様が宿る場所とされていて、一年間おいておきます。

同じ砂を社務所でも購入できます。

アクセス


住所 611-0021  

〒611-0021 京都府宇治市宇治山田59


JR奈良線「宇治駅」下車徒歩20分 京阪電車宇治線「宇治駅」下車徒歩10分)


MNさんの参拝レポート



平安時代の貴族の邸宅の形で、神社建築には珍しいものです。
屋根のそりは、さざ波のような形をした美しいものです。
左右にある、△の山に見えるのが、「清めの砂」です。

中央に応神天皇、左に菟道稚郎子、右に仁徳天皇を祭っています。

まとめ


橋本ユリ
平安期の木材で建てられた最古の神社本殿が見どころ。
源氏物語ゆかりの場所で、心が清められることでしょう。

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

メルマガでも発信しています。

これらの記事も合わせて読むと、開運の秘訣がわかります。

「参拝レポート」カテゴリの記事

神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。