こんにちは、羽賀ヒカルです。

今回は「神社の社紋の秘密」についてお伝えします。

紋の歴史

家紋はよくご存じだと思います。

現代では、それを象徴するようなシンボルマークとして、紋が会社や商品のロゴマークに使われています。


日本におけるロゴマークの始まりは家紋や神社の御神紋で、歴史的にさかのぼると、平安時代から家紋と同時に始まったようです。

平安時代以降の武家社会において、戦場（いくさば）の旗掲の際に、どの軍なのかということを明確にするため、家紋はより発達していったと言われています。


この神紋や紋章のルーツは古代エジプトもしくは古代中国からで、シンボルマークやロゴマークというものがありました。

これは一つの結論なのですが、紋章というものは単なるマークではなく、そこに神様を降ろす目的や意味合いが込められていると思います。

神社と御神紋

例として、大神神社（おおみわじんじゃ）・天満宮・鶴岡八幡の御神紋とそこに見立てられているものやルーツを解説していきます。

• 大神神社
  御神紋：三本杉
  三つの輪とも書きますが、三輪明神の功徳・エネルギーは、三という数玉で表されると言われており、三の数霊を象徴する三本杉が神紋には描かれています。


• 天満宮
  御神紋：梅の花
  主祭神は天神様である菅原道真公で、道真公がこよなく愛したとされたのが梅の花です。


• 鶴岡八幡宮
  御神紋：鶴
  源氏の神様である鶴岡八幡宮は、名前の通り「鶴」が御神紋になっています。

他にもいくつか紹介します。

• 日吉神社
  御神紋：双葉葵（ふたばあおい）
  徳川家の紋章も三つ葉葵という葵の葉が使われています。
  葵の葉をご神紋として使うようになったのは、京都秦氏（きょうとはたうじ）、もしくは加茂氏がルーツなのではないかと言われております。
  つまり、加茂氏や秦氏は、葵の葉を神様が宿る植物として見立てていたということです。
  葵は、現代の科学においてもまだ解明されておらず、どの虫が花粉を運んで受粉してるのかということも明らかになっていない植物です。
  古来日本人は、この葵を神様のエネルギーが宿る特別な草として見立てていて、日吉神社も二つの葵の葉を御神紋として形取っているのです。


• 金比羅宮
  御神紋：丸に金字
  こんぴらさんは分かりやすく金という漢字が中心に描かれる神紋です。


• 戸隠神社
  御神紋：鎌卍
  この神紋に描かれているのは、卍（まんじ）です。
  戸隠、仏教信仰、戸隠権現と言われることもあります。
  卍のルーツは、実はサンスクリット語の「幸福」という言葉が、このマークになったのではないかと言われています。
  サンスクリットから仏教になってお寺のシンボルマークとして使われるようになったのが卍というわけです。
  ちなみに、この卍のマークを逆にしますと、ナチスドイツの逆卍のマークにもなります。

マークに秘められた目的と効果

様々な意味合いやルーツがある御神紋ですが、実は御神紋としてかなり多く使われる有名なマークがあります。



この勾玉のようなマークのことを巴紋（ともえもん）と言いますが、二つ巴、三つ巴という風にして巴が使われています。

このマークのルーツは諸説あるのですが、これは勾玉や陰陽のマークがルーツではないかという説であったり、雨の雫がポタっと滴り落ちるときの水の形であるという説があります。

現代でも、この巴の形を見て水玉のイメージを持たれる方も多いと思いますが、同じく、古代の人たちも同じ感覚を持っていたということです。

そして、この巴紋は古来から魔除けの意味合いがあるとされており、実際特別なエネルギーがあるマークだと言えるでしょう。


マークというのは、古来から何らかの意味やエネルギーがあると考えられていて、魔法陣のマークもそのひとつです。


この魔法陣を使って、魔術や秘術を行ったり、神様を降ろすような儀式がされていたわけです。

魔法陣は儀式での使われ方をしなくとも見ているだけで、なんだかボーっとしてくるような感じを受けたり不思議な気持ちになってきます。

このような現象から、シンボルマークは洗脳や催眠などにも使われています。

ナチスドイツもそれが分かっていたので、あえて逆卍を使ったのではないかという話があります。


洗脳や催眠効果を発揮するには、特にどのようなマークが印象深く潜在意識に入りやすいか、という研究もあります。

身近な生活の中でも、何気なく目にする商品のロゴマークをパッと見るだけで、サブリミナル的に潜在意識に凄く刷り込まれる効果があったりします。


マークには特別なエネルギーが宿っているので、物に貼ったり、会社のロゴマークとして使うことによって、商品や会社のエネルギーが高まると考えている人たちもいるのです。

さらにマークを使うことで神様に繋がる意味合いや目的があるということです。

現代で目にする紋章

会社の社紋や家紋を見てみると非常に面白いのでいくつか紹介します。

王家が歴史の裏を動かしたり、政治・経済を動かしたりすると言われていますが、その絶大なる権力を持っているのがハプスブルグ家とされており、王家の紋章も意味合いの深いものがあります。

ハプスブルグ家の紋章は鷲ですが、アメリカのＣＩＡでも鷲のマークが使われています。



この点から、「ハプスブルグ家とＣＩＡがつながっている」「ＣＩＡはハプスブルグの下部組織ではないか？」なども言われたりします。


日本においても、特別にエネルギーがあると言われている会社のマークがあります。

それが三角形系のもので徳川家のマークも三つ葉葵です。

三つ巴というのも、特別なエネルギーがあるとされていますが、メルセデスベンツやヤマハのマークも三角形です。



キリスト教では三位一体と言われたり、古事記の神様も造化三神であったりと、三という数字には霊力があるとされています。

三角形が使われているものには、何らかの意味合いや特別なエネルギーなど、何らかのメッセージが隠されているものが多いのです。


紋章を研究している人達が考案しているのが、このような会社のロゴやシンボルマークでもあるのです。

そこに隠された意味合いというのは深く、神社の御神紋も同様に深い意味合いが込められているものです。

神社チャンネルもロゴマークがあり「皆様が幸せになりますように」という想いを込めています。







今回は「神社の神紋の秘密」についてお伝えさせていただきました。

あなたの開運をお祈りしております。
羽賀ヒカルでした。


こちらの神社チャンネルのYouTube動画バージョンも是非ご覧ください↓