【保存版】神棚お供え物の飾り方・位置・作法・順番(まとめ)
あなたの心に火を灯す、東洋思想及び神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回は、神棚のお供え物についてお伝えいたします。
神棚にお供え物をしてパワーアップ!
神棚を祀る時は、必ずお供物を捧げます。
では、なぜお供物が必要なんでしょうか?
神棚にお供物をすることは、人間が神様に対してエネルギーを捧げることによって、その引き換えに功徳をいただけることなんです。
世界中の宗教を見渡しても、何か捧げものを捧げることによって、その功徳で神様のご加護をいただいています。
家に祀った神棚に良いエネルギーを宿すためには、自分が気持ちを込めて毎日お供物をすることが重要になってきます。
では、神棚の場合のお供物とは一体何でしょうか?
神棚のお供え物には、どんな意味があるの?
それが大きく分けて三つ、「水」「米」「塩」ですね。
では、なぜ「水」「米」「塩」なんでしょうか?
まず、お米に関しては、数ヶ月に渡って、田植えから稲穂として成長するまで、毎日毎日、太陽光線(光のエネルギー)を浴び続けています。
お米は、光のエネルギーの塊なんです。
それはまさに天照大神のご神徳、火のエネルギーの塊なんですね。
そういう気持ちで、「このエネルギーを神様に捧げます」という思いで、お米をお供えすることが重要になってきます。
そして、塩は例えば、神社でお祓いをしてもらう時や、もしくは風水師が結界を張ったりする時に、塩を四隅に置きます。
これは結界を張ったり、祓い清めの働きがあります。
神棚の祓い清めや、人間の心身を祓い清めてくれる働きが「塩」なんですね。
最後は水です。
これももちろん、禊祓い・浄化の働きがあります。
また、火のエネルギーの次は、水のエネルギーが来ます。
つまり、「火」「水」「塩」は三つとも祓い清める働きがあると同時に、エネルギーを宿す働きがあるんですね。
塩も、良い情報を記憶します。
例えば、死海の塩、太平洋の海洋深層水の塩、ヒマラヤ岩塩などがありますが、そのような場所の塩には、その土地の記憶を持っているんです。
塩も当然記憶しますし、水も記憶をします。
お米は、太陽の光のエネルギーの情報を記憶しているということで、まさにエネルギーを宿す物実(ものざね)としては、ピッタリなんです。
だから、基本的に「水」「塩」「米」を毎日捧げることが重要になってきます。
例えば、特別な日には、お酒、野菜、果物などを捧げることもあるんですね。
神棚のお供え物、どう祀れば良い?
配置、並べ方として、基本的には人間が神棚に向かって、左から「水」⇒「米」⇒「塩」と祀るのが一般的です。
例えば、お酒を祀る時は、「水」⇒「酒」⇒「米」⇒「塩」となります。
いずれにしろ、「水」⇒「米」⇒「塩」という順番が基本です。
これは二列にする場合も同じで、「水」⇒「米」⇒「塩」の順番で、お米を奥に置く形になります。
だから、基本的に左から「水」⇒「米」⇒「塩」という順番は覚えておいてください。
また、下げる、交換するタイミングとして、基本は「水」「米」「塩」を毎日交換するのがオススメです。
ただ、どうしても、毎日は厳しいという方は、水だけでも毎日交換することで良いと思います。
塩とお米に関しては、例えば3日に1回や、週に1回と決めて定期的に交換するでもOKです。
ただ、基本は毎日交換した方が良いことは覚えておいてください。
神棚のお供え物が、邪気を宿す?
水に関しては、毎日の交換が絶対に必須です。
1日経つとどうしても古くなってきて、逆に水が邪気(ネガティブなエネルギー)を宿し出します。
だから、水に関しては絶対毎日変えてあげた方が良いのです。
お米と塩に関しては、見た目も劣化するのには時間がかかりますし、邪気を宿し出すにも、水に比べたら時間がかかるんです。
ただ、放っておくとやっぱり邪気が増えてきます。
神棚で一番良くないのは、放置になってしまって、むしろ邪気の巣窟(すくつ)になってくると、そこから家全体に邪気が広がっていきます。
だから絶対、定期的に捧げ物やお供え物はしてあげないといけないのです。
ただ、毎日できない場合もあると思います。
旅行へ行く時などの場合は仕方がありません。
旅行へ行く前や、帰ってきてからお供物をする形で行なってみてください。
神棚掃除のポイントは?
神棚掃除のポイントとして、基本的に目線よりも高いところにあるので、お供物をする時は神棚が見えますよね。
その時、御榊(みさかき)の葉っぱが落ちている時は拾って綺麗にしたり、埃が溜まっていたら拭いたりなど、毎日見てチェックすることが大事です。
例えば、月に1回や、2ヶ月~3ヶ月に1回など、定期的に神棚を1回降ろして、大掃除すると良いと思います。
御榊は、私たちの場合は月に2回の交換を目安としています。
例えば、1日と15日に御榊を交換することなど、実は完全に決まったルールはないのです。
だから、人によっては、月に1回の御榊の交換する方もいらっしゃったりするので、自分のペースで実践していくようにしてください。
参拝は毎日、毎朝するのがお勧めです。
つまり、朝起きたら、神棚の「塩」「水」「米」を交換することを日々意識すると良いと思います。
今回は神棚のお供物のポイントについてお伝えさせていただきました。
羽賀ヒカルでした。
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この記事をまとめた人
- ゆにわ塾歴8年、初期から神社チャンネルのライターをやっています。これからの激動の時代、人は神様と一緒に頑張らなくっちゃ!神様と人をもっと繋いで行きたーい、と願う神社大好きっ子です。
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