こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

突然ですが、あなたは神社参拝後に良くないことが続いたことはありませんか？
もしくは、参拝途中に体調が悪くなったという話を聞いたことはありませんか？

そんなときは「相性が悪かったのかも・・・」と考えてしまいますよね。

でも「自分と神社の属性のせい」と考えるのは大きな間違い。

相性がいい神社の見極め方と、
注意すべき神社の特徴の、
本当のところをお伝えしていきます！

ウソその1．相性の悪い神社に参拝すると運気が落ちる

「自分に合う神社」はありますが、
「相性の悪い神社」はありません！

参拝方法や祈願内容には気を付ける必要がありますが、「相性が悪いから運気を悪くしよう」なんて神様がいたら、こっちから願い下げですよね。笑

仮にそんなことがあったとしても、捨てる神あれば拾う神あり。

がむしゃらに仕事をして課長に怒られても部長が応援してくれるように、
たとえ自分の行動で神罰が下ろうと、助けてくれる神様も必ずいます。

ウソその2．自分の属性は生年月日と血液型からわかる

血液型がわかるようになったのは最近のこと。
神社はそれよりずっと昔から存在します。

血液型がわからず属性が判断できないなら、昔の人はどうしていたというのでしょう。

ウソその3．神社は「地・水・火・風・空」5つの属性に分類される

確かに、地・水・火・風・空に分類される神様もいます。

属性	神様
地	大山積神オオヤマヅミノカミ 埴安神ハニヤスノカミ 国津神くにつかみ
水	瀬織津姫セオリツヒメ 弥都波能売神ミヅハノメノカミ
火	天照大神アマテラスオオカミ 火之迦具土神ひのかぐつちのかみ
風	志那都比古神しなつひこのかみ
空	饒速日命ニギハヤヒノミコト

しかし、巷の情報を見ると、火に分類される天照大神を祀る神社が地属性になっているなど、疑問な点が多くあります。

また、分類は5つにとどまりません。

月読命つくよみのみこと

月の神様

猿田彦命さるたひこのみこと

道案内の神様

宇摩志阿斯訶備比古遅神うましあしかびひこじのかみ

微生物の神様

神様の働きは自然現象に例えることができますが、その全てが「地・水・火・風・空」に分類されるわけではないのです。

相性がいい神社は、参拝して見極める

神社との相性は参拝してみなくてはわかりません。

しかし、自分の運命を変えるきっかけになる、自分に必要な神社は必ず存在します。

自分の足りない部分を補ってくれそうな働きをもつ神様をお祀りしている神社を探してみましょう。

こちらの本では、多くの人にとって必要なはたらきを持つ12柱の神様が紹介されています。


また、日本は「言霊の幸う国」です。

神様の働きはお名前（御神名）の中にも眠っているので、参拝する際には何度も神様のお名前を唱えるのがおすすめ。

また、自分の中に眠る才能や力を目覚めさせるには、参拝するときに、自分の名前を名乗るのが重要です。

注意すべき神社の特徴は3K「暗い」「汚い」「壊れている」

管理の行き届いていない神社は、神様がいなくなっていたり、悪い気がとどまっていたりします。
なんとなく「嫌だな」「怖いな」と思う神社の近くには近寄らないのが吉。

無人の小さな神社などには気を付けましょう。

参拝時に体調が悪くなるのは「試されている」可能性が

神社参拝で起こることは、すべて神様からのメッセージです。
特にスパルタ系の神様（武術系など）だと心身ボロボロにされることも・・・。

「で、そこからどうする？」と問われていると思って、毅然とした態度で向き合いたいものですね。

参拝後にどっと疲れるようなら、
人混みで邪気を浴びてエネルギーが不足しているのかもしれません。

神社は「苦しい時の神頼み」で来られている方も多いところですし、
そういう方は得てして邪気を溜め込んでいることが多いものです。

一番いいのは、早朝参拝。

まだ誰もいないような時間帯は、
とても静謐で神様とより深く向き合い繋がれる感覚を得てもらえますのでおすすめです。

参拝後に良くないことが続くのは本来あるべき形に「リセット」されているのかも

神社へ参拝し、神様と関わることは、人生に変化をもたらすものです。
その変化は、人の基準からすると悪いことに見えることもあります。

でも人間万事塞翁が馬。

後から振り返ると、必要なことだったなと思うときが来るかもしれません。

過去からの自分基準で「いい」「悪い」を判断せずに、新たな流れを受け入れ、その出来事から伝えようとしている神様のメッセージを自分なりに考えてみましょう。