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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

射楯兵主(いたてひょうず)神社~兵庫県姫路市【参拝レポート】

2020年9月21日 2020年09月21日

こんにちは!北極神社の新米巫女、橋本ユリです。

 

橋本ユリ
今回は、兵庫県姫路市にあります「射楯兵主(いたてひょうず)神社」についての記事をSBさんに投稿していただきました。


 

・射楯兵主(いたてひょうず)神社神社のご利益、御由緒

・ご祭神の神話

などについてお伝えします!

 

それでは参りましょう!

SBさんの参拝レポート


駐車場の前が正門ですが、今は修繕中。
姫路の総氏神様なので、毎月お参りしている神社です。







みみずくが、神様のお使いとされています。御手水をして・・・。



黒田官兵衛ゆかりの神社でもあります。勝守りは、受験生に人気。


本殿にお参りしました。ご神紋です。


陣太鼓は、姫路城にあったレプリカ。

お米やお塩のおさがりをいただけます。









ここから、摂社末社を周ります。

総社と言われるだけあって、多彩な神様がおられます。






金毘羅さん

鹿島さん

天照大神

戸隠さん

お稲荷さん

八幡さま

粟島さま



長壁さま





天神さま

弁天様

色々な神様方とお目にかかれます。
神様の集う高天原みたいな神社ですね。

ご利益



  • 縁結び

  • 福徳円満

  • 厄払い

  • 自然復興

  • 開運勝利・道開き

  • 商工業発展

  • 国家安寧発展


御祭神


・射楯(いだて)大神
別名は、五十猛命(いそたけるのみこと)。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子どもで、

日本や朝鮮の国土に植樹をされた神様として有名です。

 

播磨の国風土記には、神功皇后が新羅に遠征した時に、

船の先導をしたと書かれており、

勝利や開運の道を開く神としても信仰されています。

 

・兵主大神(ひょうずおおかみ)


別名は、大己貴命(おおなむちのみこと)。

大国主、大黒様。福の神として知られています。

お后神や御子神に恵まれたことから、

縁結びの神様と言われてます。

 

国作りをされた時に、農業、商業、工業とあらゆる産業、

医療やお酒も生み出されました。多くの産業界からも崇敬を受けています。

社歴、由来


創建は奈良時代、聖徳太子の時代より古いとも言われ、

最初は、射楯大神は姫路城の北西、

兵主大神が姫路城のすぐ西に祀られていました。

坂上田村麻呂が兵主大神を姫路城の東にお移ししたときに、

射楯大神を一緒にお祭りして、宮の名前を、射楯兵主神社としました。

姫路市周辺は出雲系である伊和族の拠点で

兵主大神は、もともとは伊和大神であるとか。

 

出雲系の神様なので、大国主と同一視されたのではないか?

という説があります。

 

般若寺という天台系の神宮寺がかつてありました。

江戸時代には、姫路藩主が崇敬していたそうです。

姫路祭と言われる大祭は、11月15日、総社になった記念の日です。

 

普段は中央殿は空殿となっている珍しい社殿ですが、

大祭のときのみ中央殿に神籬(ひもろぎ~神様が宿る場所)をもうけ、

九所御霊神が降臨されます。

 

パワースポット


赤い美しい楼門に、神様のお使いの「みみずく」がいます。

知恵の神とも言われます。

アクセス


〒670-0015 兵庫県姫路市総社本町190

JR線姫路駅北口・・・・・・・・ 徒歩15分 ・タクシーワンメーター
山陽電車線姫路駅・・・・・・・・ 徒歩15分 ・タクシーワンメーター
山陽自動車道姫路東IC・・・・ 播但連絡道路花田を経由して約10分
姫路バイパス姫路南ランプ・ 車で北へ約10分


 

まとめ


橋本ユリ
姫路に古くから祀られていた出雲系の神様です。

摂社末社の数も多く、この神社にお参りするだけで、

沢山の神様とご縁が結ばれますね!


 

 

 

この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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