高座結御子神社(たかくらむすびみこ)参拝レポート
橋本ユリ
今回は、愛知県名古屋市にあります「高座結御子神社」についての記事をMさんに投稿していただきました。
- 高座結御子神社のご利益、ご由緒
- 高倉下命の神話
- アクセス方法
などについてお伝えします!!
それでは参りましょう!
ご利益
- 子育て
- 疳の虫封じ
御祭神
高倉下命
ご由緒
Wikipediaから引用:高座結御子神社
創建は不詳。伝承では天武天皇の御世673年〜686年由緒書熱田神宮本宮と同時期という説もあります。
高座結御子神社を含む熱田神宮の境外摂社に関しては、古墳時代の尾張諸勢力の分布との対応を指摘する説がある。
この中で、熱田台地の主勢力(断夫山古墳・白鳥古墳 や熱田神宮)がその他勢力を吸収した結果、各神社が熱田神宮の神統譜に組み込まれるに至ったと推測されている。
特に高座結御子神社および高蔵公園の周辺では、高蔵貝塚・高蔵古墳群などの弥生時代から古墳時代に渡る遺跡(高蔵遺跡)の立地が知られる。この高蔵遺跡は東西約500メートル・南北約700メートルにおよぶ大規模なもので、弥生時代の遺跡としては全国的にも知られるほか、古墳時代としては断夫山古墳・白鳥古墳などの首長墓の造営に直接関与した集団の遺跡とされる。
高倉下命の神話
古事記や日本書紀の神武東征神話に高倉下命は登場します。
神武東征とは、宮崎県日向から東に北上し、日本の中心部、奈良県の橿原神宮に即位して日本を建国するまでを描いた神話です。
神武天皇を率いる軍隊は、宮崎県からどんどん進行をしていき、現在の生駒山のあたりで、その地を収めていた長髄彦の軍と戦いとなりました。(孔舎衝坂の戦い)
そこで、神武天皇率いる軍隊は、初めて敗戦を経験します。
これ以上進めなくなった軍隊は、紀伊半島(和歌山県)を迂回するルートを通らなければいけなくなります。
そして今の熊野に到着した時に、荒ぶる山の神たちが毒気を吐き出します。その毒気によって、神武天皇が率いる軍隊は全員が気を失って倒れてしまいます。
そんな時、当時熊野にいた高倉下命はある夢を見ます。
天照大神と高御産巣日神は建御雷之男神を呼び出し「葦原中津国はひどく荒れているから、もう一度平定してきなさい」といいます。
すると建御雷之男神は、「私が行かなくてもその時この国を治めた時に使っていた布都御魂という剣があります。その剣を渡しましょう。そうすれば、この状況は解決します」といいます。
そして続けて「この剣を高倉下の倉の頂きに穴をあけて渡そう」と言われました。
夢から覚めた高倉下命は外を見ると、倉の頂きに剣が刺さっていました。
剣を預かった高倉下命は、神武天皇のところに持っていきます。
その力によって、神武天皇や軍隊は、意識を取り戻し、葦原中津国を平定します。
また高御産巣日神の遣いである八咫烏の案内によって、迷うことなく奈良県の吉野、宇陀へと進みました。
橋本ユリ
神武天皇の東征に大きな貢献をしていたのですね!!
アクセス
住所:愛知県名古屋市熱田区高蔵町9−9
地下鉄名城線 西高蔵駅 下車、徒歩5分程度
参拝者Mさんの参拝レポート
愛知県名古屋市にある高座結御子神社(たかくらむすびみこ)についての参拝レポートとなります
(高座結御子神社の社殿)
昨日の夜、ふと彌彦神社のHPを見た所、御祭神である天香山命は別名、高倉下命。
高倉下命・・・、最近どこかで聞いたなぁと記憶をたどる・・・。
熱田神宮のHPで紹介されていて、最近参拝もしていました。
第一印象は、高倉下命ってだれ?という感じで、調べてもあまり情報が出てこないなぁと思っていたので、ここで繋がるとは思いませんでした。
また、天香山命の父は、 饒速日命です。
こちらの神様は、一節では天火明命と同一神であると言われています。
天火明命は、愛知県の一ノ宮である真清田神社の祭神であり、尾張氏の始祖と言われています。
また高倉下命も同様に尾張の祖神と言われています。
天香山命は、越後開拓の祖神であるので尾張と越後を繋げるためには、歴史を勉強しないとダメっぽいですね。
(歴史苦手なんですけどね・・・。できる範囲ではやりますが・・・。)
まとめ
橋本ユリ
熱田神宮を参拝した際は、こちらの神社にも参拝されることをおススメします!
この記事をまとめた人
- 神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)
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