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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
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アメノミナカヌシ様の働きについて

2026年1月30日 2026年01月30日

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。



突然ですが、あなたは「アメノミナカヌシ様のご神名を唱えるといい」という話を聞いたことはありませんか?



YouTubeなどで検索すると、斎藤一人さんが勧めているという情報がたくさん出てきますよね。

でも、「本当に効果があるの?」「どうやって唱えればいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。



先にお答えすると、アメノミナカヌシ様のご神名を唱えることは、本当に効果があります。



ただし、その働きをちゃんと理解して唱えると、効果がまったく違ってくるんです。



今回は、羽賀ヒカルさんから教わったアメノミナカヌシ様の働きについて、詳しくお伝えしていきますね。



アメノミナカヌシ様とはどんな神様なのか



アメノミナカヌシ様は、古事記に登場する一番最初の神様です。



古事記の冒頭には、こう書かれています。



「天地初めて開けし時、高天原になれる神の名は、アメノミナカヌシの神」



わたしも最初は「一番最初に登場するってどういうこと?」とピンときていませんでした。

でも、羽賀さんの解説を聞いて、なるほど!と腑に落ちたんです。




羽賀ヒカル

古事記に登場する神様は、宇宙の働きであり、人体の働きであり、意識の働きでもあるんです。宇宙と人体と意識は、フラクタル(相似形)の構造になっていて、すべてつながっているんですね。




では、宇宙の働きとして一番最初に起きたことは何でしょうか?



それはビッグバンです。



つまり、「天地初めて開けし時」というのは、宇宙が始まった瞬間のことを指しているんですね。



また、「アメノミナカヌシ」という名前を分解すると、「天の中心の主」という意味になります。

これは北極星を指しているという解釈もあるそうです。



どちらが正解かというと、じつはどちらも正解なんですよ。



アメノミナカヌシ様は、始まりを作る神様であり、中心を作る神様だということなんです。



造化三神の秘密——過去・現在・未来の時間の流れ



古事記では、アメノミナカヌシ様の次に「タカミムスビの神」「カミムスビの神」が登場します。

この三柱の神様を合わせて「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼びます。



「ムスビ」という言葉、映画『君の名は。』でも話題になりましたよね。



ムスビには「結ぶ」「生み出す」「創造する」など、さまざまな意味が含まれています。

じつは英語に対応する言葉がないほど、奥深い概念なんです。




羽賀ヒカル

ムスビには二種類あるんです。タカミムスビは「高いところから結んでくる」、つまり未来から現在への時間の流れ。カミムスビは「過去から結んでくる」、つまり過去から現在への時間の流れを表しています。




これを聞いたとき、わたしは「えっ、時間って未来からも流れてくるの?」とおどろきました。



わたしたちは普通、時間は過去から未来へ一方向に流れていると思いますよね。

でも、じつは未来から現在に向かって流れてくる時間もあるというのです。



そして、アメノミナカヌシ様が示しているのは——




  • タカミムスビ = 未来

  • カミムスビ = 過去

  • アメノミナカヌシ = 現在(ただいま)



神道では、これを「中今(なかいま)」と呼びます。



造化三神は、過去・現在・未来という時間の流れそのものを表しているんですね。



アメノミナカヌシ様の意識の働きとは



宇宙の働きとしてはビッグバンと北極星。

では、わたしたちの意識の中でアメノミナカヌシ様はどんな働きをしているのでしょうか?




羽賀ヒカル

意識のアメノミナカヌシとは、「ただいまの悟り」「中今の悟り」なんです。たとえば、バラバラだったものが「わかった!つながった!」という瞬間。これがアメノミナカヌシなんですよ。




なるほど、と思いませんか?



何をしていいかわからない、自分が何に悩んでいるかもわからない、モヤモヤしている……

そんな状態から、ふっと「あ、そうか!」とひらめく瞬間。



それは意識の中でビッグバンが起きているようなものなんです。

バラバラだったものに中心が生まれ、つながりが生まれる。



また、雑念がなく無心になって、いま目の前のことに集中している状態。

これもアメノミナカヌシ様の働きが現れている瞬間です。



逆に、いま目の前に人がいるのに、やるべきことがあるのに、他のことを考えてしまっている……

それは「中今」ではない、アメノミナカヌシ様がいない状態なんですね。



だからこそ、アメノミナカヌシ様のご神名を唱えると——




  • 「ただいま」に生きやすくなる

  • ひらめきが起きやすくなる

  • バラバラだったものがつながりやすくなる

  • 「わかった!」という瞬間が増える



こういった効果が期待できるということなんです。



ご神名の唱え方のコツ



では、どうやって唱えればいいのでしょうか?



羽賀さんがおすすめしている唱え方のポイントは、ゆっくり、一文字一文字を味わうように唱えることです。




羽賀ヒカル

「アメノミナカヌシノカミ」と、腹から声を出すように唱えてみてください。口先だけでボソボソ言うと、心のない言霊になってしまいます。お腹から声を出すことで、よりエネルギーのこもった言霊になるんです。




現代の生活では、なかなかお腹から声を出す機会がないですよね。

お風呂で唱えていたら「うるさいな」と思われるかもしれませんし、公園で唱えていたら変な人だと思われるかもしれません(笑)



でも、だからこそ意識的に腹から声を出すことで、心身が整ってくるそうです。



ちなみに、羽賀さんが一番おすすめしているご神名は、じつはアメノミナカヌシ様ではなくアマテラスオオミカミ様だそうです。




羽賀ヒカル

アマテラスオオミカミは太陽の働きそのもの。神道家の方はみんな「アマテラスオオミカミ」を勧めています。これを「十言の神咒(とことのかじり)」と言って、繰り返し唱えると太陽エネルギーがアップして、元気になり、運気が良くなっていきます。




アントニオ猪木さんの言葉にもあるように、「元気があれば何でもできる」。

この元気エネルギーが一番上がりやすいのがアマテラスオオミカミ様なんですね。



もちろん、アメノミナカヌシ様でもOKです。

古事記に登場するご神名は、どれを唱えても神聖な働きを持っているということなんです。



いかがでしたか?



アメノミナカヌシ様は、宇宙の始まりであるビッグバン、天の中心である北極星、そして意識の「ただいま」「中今」を表す神様です。



ご神名を唱えることで、ひらめきが起きやすくなったり、いまこの瞬間に集中しやすくなったりする効果が期待できます。



大切なのは、その働きを理解して、一文字一文字を味わうように、腹から声を出して唱えること。



ぜひ、日常の中で試してみてくださいね。



羽賀さんも言っていましたが、究極的には古事記をゆっくり音読するだけでもいいそうです。

健康的にも、精神的にも、宇宙的にも良いとのこと。



難しく考えず、まずは「アメノミナカヌシノカミ」と声に出してみることから始めてみませんか?



最後までお読みいただきありがとうございました。



よろしければ、神社チャンネルで動画もご覧ください。↓



この記事をまとめた人

橋本ユリ
橋本ユリ
神社チャンネルのメインキャラクター。北極神社の新米巫女。2017年、神社参拝セミナーで羽賀ヒカルと出会い、日本人の良さと伝統を伝えていきたい!という思いから、この神社チャンネルサイトが始まりました。(という設定です。)

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