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神道専門家の羽賀ヒカル監修のもと、新米巫女の橋本ユリが、
神社に関する知識をわかりやすく解説します。

意識進化のステージを言霊からひも解く【Road to ISE Final vol.12】

2022年12月31日 2022年12月31日

あなたの心に火を灯す、東洋思想および神道研究家の羽賀ヒカルです。

私達ゆにわ塾が1年間の中で最も重要視してきた年末のイベント「伊勢参拝セミナー」は、この2022年でファイナル、締めくくりとなりました。

今まで11回行なってきた伊勢参拝セミナーを、このブログで振り返ってきましたが、今回で最終となります。

前回までの記事はコチラ↓
破られる日本の結界 ROAD to ISE FINAL vol1
封印された歴史!伊勢と天照大神の謎 Road to ISE Final vol.2
『かごめかごめ』と伊勢神宮の秘密とは!?Road to ISE Final vol.3
天照大神の象徴・太陽に隠された功徳とは?【Road to ISE Final vol.4】
ホツマツタヱ・セオリツヒメの教え【Road to ISE Final vol.5】
伊勢 外宮の神様からひも解く霊的覚醒の秘訣【Road to ISE Final vol.6】
究極の開運法「食は運命を左右する」ちこ【Road to ISE Final vol.7】
伊勢神宮と白山ひめ神社の秘密【Road to ISE Final vol.8】
願いをかなえる秘訣は「月」にあり!?【Road to ISE Final vol.9】
奇跡の伊勢1000人参拝の裏側【Road to ISE Final vol.10】
古事記の神話に学ぶ、令和で必須の考え方【Road to ISE Final vol.11】

2021年伊勢参拝テーマ



2021年のセミナーのタイトルは『神さまと私たちの魂のきずなを結ぶ』ということで、初めて舞台演劇にも挑戦しました。

現代の日本人は昔と比べると、「神様・大地・天との繋がり」という繋がり・絆の意識が薄れてきているように思います。

そういった繋がりを結んでいくために神社参拝をしているのですが、この2021年の伊勢参拝の全体のテーマは「真の利他とは?」でした。


神社チャンネルをご覧になっている方は「世のため人のために生きたい」と思っている良い人が多いと思いますが、自分の行動が「利他」になっているかどうかを判断することはなかなか難しいのです。

例えば、誰かのために何かをやってあげたけれども、それが単なる甘やかしであったり、もしくは相手が求めていなかったことがあります。

自分的には利他であったとしても、周りから見た時に相手にとって利他になっていないことがあったり、逆に相手に対してネガティブな影響を与えていても、後になって良かったこともあります。


利他はかなり難しく、私達は自分の行動や言葉が「利他になりますように」という祈りが重要になってきます。

2021年のテーマは「利他性に導かれる」で、伊勢参拝セミナーなので当然、伊勢の神様に導いてもらうということです。


実は伊勢神宮の全ての神社の数が125社あって、この中でも色んな神社を伊勢参拝セミナーの中でテーマとして取り上げてきました。

2022年の場合は、瀧原宮(たきはらぐう)がテーマです。

2021年は伊勢神宮・内宮にある大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)・子安神社(こやすじんじゃ)をメインとしてお伝えしています。

二つの神社に祀られている神様は、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、石長姫命(イワナガヒメノミコト)、そして大山祇神(オオヤマヅミノカミ)です。


この神話に登場するのは、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨神話(てんそんこうりんしんわ)となります。

高天原にいた瓊瓊杵尊が天界から降りてきて出会ったのが大山祇神です。

大山祇神から「私の娘と結婚しませんか?」と聞かれて、瓊瓊杵尊は2人の娘と結婚するのかと思いきや、木花咲耶姫命とは結婚するけれども、石長姫命とは結婚しませんでした。

その結果、「神様の寿命は岩のように長いものではなくなり、花が咲いて散るように短くなってしまった」という神話です。


ここには非常に深い意味があり、神なる働きで言うと、木花咲耶姫命の働きは「繁栄発展」、石長姫命は「安定と継続」です。

この2つが揃ってこそ、真の繁栄発展と言えて、全てを包み込む大きな山のような繋がりを作っているのが大山祇神であるので、この三柱の神様のテーマでお伝えしています。

この三柱の神様が導く悟りや目覚めは、「世のため、人のため、誰かのため」という真の利他です。


この真の利他への目覚めとしての舞台である演劇を行ない、私は瓊瓊杵尊の役をさせていただきました。

ここから2021年のセミナーや演劇の振り返りを仲間と一緒にやっていきます。

2021年伊勢参拝セミナーの振り返り


伊勢神宮参拝セミナーは今年で11年目を迎えました。

伊勢の功徳は10年周期と言われていて、伊勢神宮の内宮で祀られている神様・天照大御神(アマテラスオオミカミ)の文字数も10文字です。

また、伊勢の天照大御神様は当然、太陽の神様ですが、太陽の活動周期も10年周期と言われています。

私達の人生も10年周期で流れが変わります。

私が師匠・北極老人から教わった運命学の中では、10年間で導かれるテーマがあって、それを生年月日から紐解いていきます。


2011年に伊勢神宮参拝セミナーが始まった時、師匠・北極老人が、「こんなことやあんなことが出来たら良いね!」と言っていたことが2020年に実現しました。


だから、この2021年は未知の領域です。

それはもしかすると日本にとっても、これからの10年は未知の領域かもしれません。

10年先の日本や世界がどうなるのかが、完全な未来予測は誰にも出来ないのです。

そういった時代の流れだと思いますし、それは皆様の人生にとっても同じです。

これから10年先どうなるかなんて誰も分からないからといって嘆くのではなく、これからの未来を作っていくのは私達の心であり、私達の発する空気です。

この空気から現実を変えていくための祈り方や神法を伝授させていただきます。


次の10年である、2030年に向けて何が大事になってくるのかを今日の講義の中でお伝えをしていきますが、これは2020年伊勢神宮参拝セミナーからの続きのテーマでもあります。

2020年のセミナーに参加していただいている方もいらっしゃると思います。

この時は「人類の意識の進化」をテーマとさせていただきました。


「意識が変われば、人生は変わります」

そして、この意識にはステージがあるのです。

そのステージは神社チャンネルなどではチャクラで意識の進化を表したり、ゆにわ塾では意識は上がれば上がるほど「明るく、温かく、軽くなる」ことをお伝えしています。

2020年の伊勢セミナーでは違う角度から意識の進化についてお伝えしていて、それは「言葉を使った意識の進化」です。

実は「あいうえお」は正しい順番ではない?


私達は普段「あいうえお」という語順が当たり前だと思っています。

しかし、実は「あいうえお」以外にも、「あえいおう」や「あおうえい」や「うおあえい」など様々な順番があります。

この考え方からいくと、普段使っている「あいうえお」の順番は正しい順番ではないと考える言霊学の大家の方たちがいます。

様々な「あいうえお」の順番によって、言霊の働きや意味が変わっていきます。


去年、お伝えした「あいうえお」の順番は「うおあえい」でした。

この「うおあえい」の言霊の順番が、そのまま祝詞や祈りの言葉になっています。


これはどういう順番か、解説していきます。

ウ:欲望 オ:知性 ア:感性 エ:利他 イ:創造となります。


「ウ」が意味する「欲望」とはどういった意味があるのでしょうか?

例えば、「飢え(うえ)」という言葉があります。

「飢え」にはお腹減ったことも飢えの意味がありますが、「お金に飢えている」「成功に飢えている」「異性に飢えている」というのは欲望に直結するエネルギーで、「動き出す」「打ち出す」というのも「ウ」のエネルギーです。


何事も物事が始まるのは「ウ」で、宇宙の「ウ」でもあります。

欲望は悪いものではなく「もっと成功したい、もっとモテたい、もっと美味しいものを食べたい、もっと遊びたい、もっと楽しみたい、もっと幸せになりたい」という様々な欲望から全ては始まります。

しかし、欲望だけで物事は上手くいくのかというと、当然そうではありません。

次の「オ」になると、知性の段階にいきます。


「ウ」の欲望を実現するためには「オ」の知性が必要です。

「オ」の付く言葉には何があるのでしょうか?

例えば、「思う」という時、頭の中で繰り広げられるものは「言葉」です。

言葉も「オ」が入っていて、この言霊には「知性・理性・経験値」のエネルギーが込められています。

勉強したり、経験を重ねると、様々なことが必要になっていきます。

「モテたい」という欲望から出発して、「どうしたらモテるようになるのかな?」

「もっとお金持ちになりたい」という欲望から発生して、「どうやったらお金が儲かり、稼げるようになるのかな?」

このように、知性を使って私達は行動していきます。

さて、知性を磨いていくと感性の次元がやってきて、感性を示す言霊が「ア」です。


「ア」はなぜ、感性なのでしょうか?

例えば、私達は何かひらめく時、「あっ」と感じてひらめきますよね。

「おっ」とはひらめきませんね。

「ア」の付く言葉は「遊び」です。

遊びは知性や考えでやりません。

「これ、楽しいな!」といった遊びやアイディアの「ア」でもあり、感性や直観力を意味する言霊です。

また、アマテラスやアメノミナカヌシの「ア」でもあり、天から降ってくるイメージがあります。


ここまでで、「欲望→知性→感性」の段階まで来ました。

この「ウ→オ→ア」の段階はまだまだ、「個人や私の範疇」であって、「自分が幸せになりたい」「自分がもっと遊びたい」「自分がもっと楽しみたい」といった枠内に収まっていますね。

さて、そこから一歩ステージを上げて「世のため、人のため」という次元に行こうと思うと、次は「エ」の言霊です。


「エ」は笑顔の「エ」でもあります。

「人はなぜ笑うのか?」と考えると、当然楽しいからでもありますが、誰かのために笑う時もあります。

もしくは「恵む」にも「エ」の言霊が含まれていて、当然、恵むのも誰かのためですよね。

「エ」は「利他」の言葉や思いが含まれる言霊なのです。


利他の思いに始まって最終的に至るのが「イ」であって、「イ」とはイザナギノミコト・イザナミノミコトの「イ」、創造意思の「イ」です。

古事記で描かれているのは、イザナギ・イザナミから八百万(やおよろず)の神様が生まれました。

この「イ」の言霊は「意思」という意味で、最終的に「イ」は根源的な意思のエネルギーと言えます。

その根源的な意思のエネルギーが込められた星には、北極星やシリウスなど様々な説があります。

2020年はシリウスをテーマにお伝えさせていただきました。


今回、重要となるのは「エ」の言霊で、「エ」は利他です。

「世のため、人のため」「目の前の人の幸せのため」「誰かのため」ですが、この「誰かのため」というのが実は結構、難しいのです。


もう1回おさらいしていきます。

「おむすび」を例として、「ウ→オ→ア→エ」まで説明します。

『ウ』→ガツガツと「美味しいおむすびを、お腹いっぱい食べれたら良いや!」という次元です。

『オ』→「美味しいおむすびは、塩はこの量で、海苔はこれが美味しくて、やっぱり魚沼産のコシヒカリは違うよな」といった「知性で理解する」段階です。

でも、知性で理解する段階は、まだ極みだとは言えません。

『ア』→「このおむすびには何かエネルギーを感じるな」「ツヤが違うよな」「何か甘みが違いますよね」といった「感性で感じる」段階に至ります。

これは「ただ、お腹を満たせば良い」という段階から、「感性で感じる」段階に進化しているのです。

『エ』→「せっかく、こんな美味しいおむすびを知ったんだから、誰かのために握ろう」という利他の精神に至ります。

これは何事にも当てはまり、仕事でも「これだけ出来るようになったんだから、この知恵を使って誰かのために貢献していきたい、誰かを幸せにしていきたい」という思いに、やがて至ることが「エ」の段階なのです。


今回のセミナー会場は「あやま文化センター」です。

場所は、伊勢から少し離れていて、三重県伊賀市にあります。

「伊賀国」というと、有名な伊賀忍者の里に当たります。

「なぜ、このような場所にしたのか?」と思われた方もいるかもいらっしゃるかもしれません。

「こちらのセミナー会場のホールが非常に良かった」という現実的な理由もあります。

しかし、竹内むっちゃん(竹内睦泰)先生もよく言われていたように、「偶然は神なり」で、「なぜ、この場所になったのか?」というのにも意味があると感じています。

あやま文化センターは元々「あえの国」という場所で、「あえの国」の一宮神社は「敢国神社(あえくにじんじゃ)」です。


この「あえの国」から生まれた人たちは、安倍氏です。

実はここが安倍首相の出身ということではなくて、安倍一族の根源地が「あえの国」と言われています。

なんとなく勘の良い方は気付くと思います。

「『ア』(感性)から『エ』(利他)へ」


つまり、「自己から利他へ」「利己から利他へ」というテーマが含まれていて、「自分中心の人生から、他人中心の人生へ」「世のため、人のための中心の人生」となっていくテーマが含まれています。


自分が幸せになろうと思ったら、誰かの幸せに貢献することが重要で、自分一人が幸せだということはあり得ません。

「自分だけがとても幸せで、周り全員が不幸」というのは多分、自分も不幸だと思います。

だから、誰かを幸せにしていくことは自分自身が幸せになっていくことにも繋がるのです。


ここは「あえの国」です。

つまり、「『ア』から『エ』に至りましょう」というテーマを含んでいるのです。

この続きはゆにわ塾サイトで!↓


動画でみる、2021年の伊勢セミナー舞台演劇ー新解釈・天孫降臨神話ー


ここからは、ニニギノミコトの新解釈・天孫降臨神話の演劇を振り返ります。


ぜひ、YouTubeの動画バージョンでご覧ください↓


ゆにわの仲間とともに、2021年の伊勢参拝を振り返るー舞台演劇編ー



2021年の伊勢のイベントを振り返っていきたいと思います。

新解釈・天孫降臨という、舞台をさせていただきました。


瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、石長姫命(イワナガヒメノミコト)、そして大山祇神(オオヤマヅミノカミ)という神々を中心とする舞台でした。

その中で、イワナガヒメを演じられた田中舞さん、セミナー初日にニニギノミコトを務められた新田祐士さんをお迎えしてお届けしていきます。

よろしくお願いします。


【羽賀ヒカル】

僕も2日目と3日目に、ニニギノミコトを演じさせていただきました。


そもそも、「なぜイワナガヒメを演じることになったのか?」という流れを教えていただけますか?


【田中舞】

2021年は1年間演劇の流れが来ていて、5月に厳島では二位尼(※注1)の役をさせていただいたり、10月の宇佐神宮参拝では孝謙天皇(※注2)の役をさせていただきました。

※注1:二位尼(にいのあま)
平時子。平清盛の妻。壇ノ浦で平家が滅亡する際、安徳天皇を抱いて入水した。

※注2:孝謙天皇
史上6人目の女性天皇で、奈良時代の第46代および第48代天皇。

2021年の伊勢参拝セミナーでも、長尾社長自ら来られるオーディションがあり、イワナガヒメの役をさせていただくことになりました。


本番の前日まで台本が書き換わっていたので、「なんとか伊勢に間に合わすぞ!」という思いでやっていました。

羽賀さんのセリフが棒読みすぎて、あきれた北極夫人が指導に入って下さって、ビシバシしごかれる羽賀さんがすごく印象的でした。



【羽賀ヒカル】
セリフがかなり多くて、ラスト3日間ほどで演劇が仕上がった流れがありましたね。

新田さん、伊勢参拝の時の思い出はありますか?


【新田祐士】

元々のニニギノミコトの天孫降臨神話は、イワナガヒメも可哀そうだし、ニニギノミコトもちょっと残念な感じで描かれていて、「神様の世界の話なのに、なんでこんな風なんだろう?」と思うような神話ですよね。

実際はどういった話だったのかを、新解釈・天孫降臨として舞台で演じることはある意味、イワナガヒメもニニギノミコトも誤解されているところを修正することや、残念な思いを鎮魂する意味もあって、演じさせていただきました。

ニニギノミコトは天孫降臨の時に思いを持って「稲穂を地上に届ける」ことをされていたのだと感じながら演じていたのです。

実際、参拝する時も、ニニギノミコトにチューニングして演技していた時のことを感じながら、参拝させていただきました。

この続きはゆにわ塾サイトで!↓


ゆにわの仲間とともに、2021年の伊勢参拝を振り返るー舞ー



ゲストは、開運料理人「お食事ゆにわ」のちこ店長です。

よろしくお願いします。

【羽賀ヒカル】

2021年の伊勢神宮参拝セミナーでは「人長舞(にんじょうまい)」を、ちこ店長がされていました。

人長舞はご存知ない方も多いかもしれませんが、その昔、皇室でお抱えの雅楽隊がいて、儀式の中でも最後に行なわれるのが人長舞でした。

一番の年長者である「長(おさ)」が舞うので人長舞と言います。


【ちこ店長】

昔のVTRで貴重な映像を見させていただくと、60~70代くらいの年配の方が舞われていて、若手の方が舞うものではないんですね。

2021年3月頃に、長尾社長から「今年の伊勢は人長舞を舞ったら良いと思う」というお話をいただきました。

「人長舞とは何か?」も分からないまま、「出来るか分からないけど、やったら良いね」と言っていただく背景には「出来る」と思っていただいているし、「みんなで出来たら良いなという思いがあるんだろうな」と思ったので、人長舞をさせていただくことになりました。

本当に素晴らしい先生を紹介していただき、丁寧に教えていただいたので、何とか舞うことができました。


【羽賀ヒカル】
「人長舞」と一言で言っていますが、なかなかオープンに伝わることがない舞です。

普通は見ることが出来ないし、教わることも出来ないもので、ご縁があって知り合った先生から特別に教えていただきました。

実際に、練習して難しかったことはありますか?


【ちこ店長】
私は10代の時にダンスをやっていました。

ダンスは洋楽的で上下にカウントします。

でも、「舞は上下運動じゃなくて、左右の横運動なんですよ」と先生に言われて、全然違ったんですよ。

太極拳まではいかないですが、すごく呼吸が深くないと横移動が出来ないんですが、やっていたら気持ち良いんです。

ダンスは激しいので、消耗もあって息が上がる感じのイメージがあるけど、舞は呼吸をとても深くしていって、体の動きを合わせていくので、私にすごく合っていたし、日本人らしいなと思いました。

雅楽の演奏が主体じゃなくて、どのように歌われるかでかなり間合いが変わっちゃうので、その歌の雅楽隊とも息を合わせていかないといけないのです。

雅楽隊がしんどくなってきて急に速く歌うこともありました。

舞う時の体の動きが全部ついてくるものなので、「ちょっと早いから」と言って、間合いをカウントしながら本当に何回も何回も練習したのです。

セミナーの最後の締めが人長舞で、最初の雅楽隊の笛から始まって舞台袖から登場した時に、皆さんの視線や思いやエネルギーがすごかったし、それが3日程とも全部違っていました。


そこに空気のスゴイ総決算みたいな感じで出来上がっているんで、あの中で舞うのは不思議な感じでした。

「これは地上なのか?天上なのか?」という程違うし、練習にはない空気で「みなさんと一緒に作っているんだな」とすごく思いました。


【羽賀ヒカル】
僕もセミナーが終わって、客席から毎回見ていたんです。

なんとも言葉にしようがないんですが、「バチーーン」「ドゥオオオオン」という、音でしか表現できないようなスゴイ空気感でした。


【ちこ店長】
全然、私は私じゃないというか、私は手足を使っていただいていて「その時のメッセージがあの体の動きの中にあります」という感じだったんです。

見た人が体の舞の動きと音と歌を聞いて、めちゃくちゃ感じてるのかなと思っています。

私が「このように見せたい」「このようにありたい」というのがもう全くないので、皆さんがあの舞を見ながら、暗号・メッセージを受けているみたいな感じがします。



【羽賀ヒカル】
あれはスゴかったです。

雅楽隊の一人ひとりの思いや、そこに向けての準備があるのも全部知っているし、一人でも狂うと全然違うものになるから目立ってしまうので、練習をひたすら重ねていって本番でピタッと揃っているという空気感は今でも忘れないですよね。


【ちこ店長】
雅楽隊のメンバーは、他部署のメンバーが色々と寄せ集まってやっていて、普段いつも一緒にいる訳じゃないから、最初は遠慮したり、間違っていても何かあまり言いにくかったりして、ちょっとモヤッとした空気があるんですけど、そういう時は絶対に上手くいかないんですよ。

誰かがゴミを貯めたり、ストレスを感じたりして抱えている時は良い空気が降りる訳ないじゃないですか?

やっぱり、それはお互いに言い合ってぶつかったりしながら、出来上がっていったなと感じますね。

そして、舞をさせていただいた尊さも感じております。



この続きはゆにわ塾サイトで!↓


伊勢参拝セミナー2021をお届けしてきました。

皆様の開運をお祈りしています、羽賀ヒカルでした。


・神社チャンネルのこちらのYouTubeバージョンもご覧ください。↓


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この記事をまとめた人

おと。
おと。
ゆにわ塾歴11年です。ゆにわと出会い、こころの整え方など学び、ずいぶん生きるのが楽になったし、たくさん仲間もできました。みなさんに「ゆにわ」の魅力をご紹介できるように、仲間とともに活動させていただいています。

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